研究成果を持って外国に飛び出そう!

文学研究科は大学院生の国際学会等への参加と発表を支援します。

国際学会等発表・参加支援プログラム 平成21年度 第2回募集について

文学研究科では、大学院教育改革支援プログラム「国際発信力育成インターナショナルスクール」の一環として、本学文学研究科大学院生および都市文化研究センター研究員を対象とする「国際学会等発表・参加プログラム」を実施しております。このたび、助成対象となる学術会議の範囲を拡大し、第2回の募集を以下の要領でいたします。

今回の募集締め切りは 平成22年1月25日(月) です。

■ 国際学会等発表・参加支援プログラム関係書類

○国際学会等発表・参加支援プログラム(平成21年度)(第3次募集)
研究成果を持って外国に飛び出そう!募集要項→ こちら(PDF)

以下の番号は上記要綱添付の「別紙 国際学会等発表・参加支援プログラム提出書類一覧」に対応しています。

(1)国際学会等発表・参加支援プログラム応募申請書(所定用紙)(ワード)
(2)同上別紙・計画書(ワード)
(6)債権者登録申請書(PDF)
(7)請求書(ワード)
(9)学生の旅費に関する調書(PDF)
(12)国際学会発表・参加成果報告書(ワード)

平成19(2007)年度 大学院生国際学会発表・参加支援事業の実績

【発表支援】

大学院生学年 D3
国際学会名 The 6th International Academic Forum in Bangkok
Reflection on Modernization from the Historical Urban Landscape Perspective
開催地 タイ
発表タイトル Historical Transition of Urban Space in Daehakro and its Cultural Implication
使用言語 英語
大学院生学年 D1
国際学会名 The 6th Academic Forum in Yogyakarta
Urban Culture and Ethnicity
開催地 インドネシア
発表タイトル Multicultural debates over Maghrebians in France
使用言語 英語
大学院生学年 D3
国際学会名 The 6th Academic Forum in Yogyakarta
Urban Culture and Ethnicity
開催地 インドネシア
発表タイトル Ethnic Relations in the Multiethnic Community :A Case Study of Yao City, Osaka
使用言語 英語
大学院生学年 D3
国際学会名 Workshop”Issues of Sustainability and Creativity of Urban Planning:Case Studies from Germany and Japan”
開催地 ドイツ
発表タイトル An Aspect of Osakan Modernist Culture – Focus on the activities of Kawai Dance
使用言語 英語
大学院生学年 D2
国際学会名 Society of Ethnomusicology, Midwest Chapter Conference 2008
開催地 アメリカ
発表タイトル Choreography of Javanese Court Dance on Srimpi and Bedhaya of the Surakarta Style
使用言語 英語

【参加支援】

大学院生学年 D1
国際学会名 21. Kongress der Deutschen Gesellschaft für Erziehungswissenschaft “Kulturen der Bildung”
開催地 ドイツ
大学院生学年 M1
国際学会名 The 6th Academic Forum in Yogyakarta ” Urban Culture and Ethnicity”
開催地 インドネシア

平成19(2007)年度の取組全体はこちらのページ

「国際発信のための英語プレゼンテーション」第二部セミナー(兼FD研究会)

目的:国際発信力、特に英語でのプレゼンテーション能力育成の必要性を認識する

日時:2008年3月19日(水)午前10時30分から12時まで(但し30分ほど延長の可 能性あり)

場所:学情センター1階文化交流室

対象:文学研究科教員・院生、UCRC/G-COE関係者ほか

定員:特になし

講師:平井通宏氏(神奈川大学理学部特任教授 兼ILC顧問)

日立製作所汎用コンピュータ事業部に勤務し、大型コンピュータ処理装置のマイ クロプログラム設計、コンピュータ処理装置の輸出、情報処理用語国際・国内企 画原案作成、英文ライティング指導などの業務に従事。その後、日立製作所外国 語研修所所長を務め、現在は、神奈川大学理学部特任教授、およびILC国際語学 センター顧問として、外国語教育に広く関る。東京大学工学部卒。米国ペンシル ヴァニア大学で工学修士号取得。
著書:『ビジネスパーソンのための英語超効率勉強法』(日本実業出版社 2002 年)、『英会話超克服テキスト 実践!テクニカルミーティング』(オーム社 2004年)、『英語プレゼンテーション超克服テキスト』(オーム社 2007年)

問合せ先:文学研究科教員 山崎孝史(

 

インターナショナルスクール集中科目2007 国際都市社会論Ⅰ

インターナショナル・スクール  集中講義「国際都市社会論Ⅰ 比較都市論の試み」

2007年9月26日(水)~9月28日(金) 全学共通教育棟8号館816号室 当日のようすはこちら

公式サイトはこちら。英語版[English version]はこちら[Click here]

◆ 趣旨 ◆

インターナショナル・スクールは、「都市文化研究センター」に附属する教育組織として、平成15年度に設置されました。活動の目的は、センターに関わりの深い世界各地の著名な研究者を招聘して、都市文化研究センター研究員や院生・学生を対象に世界レベルで国際的な研究教育を推進することにあります。今回は3名の研究者を招聘し、文学研究科の若手研究者も含めて、人文社会科学のさまざまな角度から「都市文化学」の構築へ向けた挑戦を試みたいと思います。授業形式は、午前に外国人招聘講師による英語の講義が「神戸女学院大学現代GP」のご協力による同時通訳付きで行われ、午後も若手研究者が英語で研究発表を行います。狙いが国際的なアカデミック・コミュニケーション能力の向上にあることは言うまでもありません。みなさんの積極的な参加を期待しています!

【9月26日 (水)】
9:30-10:00 基調講演 谷富夫(大阪市立大学文学研究科長)
神戸女学院の紹介 添田晴雄(大阪市立大学文学研究科)
10:00-12:00
講義
廖炳惠先生(台湾清華大学)
中国近現代文学におけるメタファーとしての天候
13:00-16:00
研究発表
城山拓也(中国語中国文学)
「中国のモダニズム作家、穆時英の文学について」
中條健志(フランス文学)
「フランスの「マグレブ人」と多文化主義」
奥野みち子(英語英米文学)
「トニ・モリスン『パラダイス』とエウリピデス-ギリシア悲劇から見た超自然現象と女のトラウマ」
【9月27日(木)】
10:00-12:00 講義 ディビッド・ウィリス先生(相愛大学)
「日本における文化フロンティア―移民、教育、クレオール化―」
13:00-16:00
研究発表
高智富美(社会学)
「マルチエスニック・コミュニティにおける民族関係 ―大阪府八尾市を事例として」
本岡拓哉(地理学)
「戦後神戸市における不法占拠地区撤去の社会空間的過程」
熊谷美香(地理学)
「東京・京阪神大都市圏における国籍・ジェンダーによる居住分化」
【9月28日(金)】
10:00-12:00
講義
ダニエル・ボッツマン先生(ノースカロライナ大学)
「人身売買からの解放? 19世紀日本における―マリア・ルス号事件と解放の問題」
13:00-16:00
研究発表
久角健二(日本史)
「近世柳井の市と地域社会」
斉藤紘子(日本史)
「近世畿内の村と領主支配 ―和泉国伯太藩下泉郷を事例に」
貝原哲生(西洋史)
「6~7世紀アレクサンドリアにおける騒乱の再考察―総主教の役割を中心に」

*若手研究者の発表時間:1人 30分程度。

午前(9:30-12:00):外国人講師による講義(使用言語は英語)
神戸女学院大学現代GPスタッフによる同時通訳

午後(13:00~16:00):UCRC研究員等による研究報告と討論の使用言語は英語、一部通訳

 

インターナショナルスクール集中科目2007のようす

2007年9月26日から28日の三日間、本年度のインターナショナルスクール「国際都市社会論Ⅰ」が開講されました。お迎えした3名の先生方をはじめ、大学院生、学部生、本学教員も多数参加し、英語による最先端の研究発表と活発な討論が展開されました。


当日のプログラムの詳細はこちらもご参照ください。

初日は、廖炳惠先生(台湾清華大学)のご講演に引き続き、城山拓也、中條健志、奥野みち子の3氏による発表がありました。それぞれの発表者にたいして、廖先生から、論文作成にさいしての「三つのF(Frame, Find, Field)」の重要性について、貴重なご助言がありました。

二日目は、ディビッド・ウィリス先生(相愛大学)のご講演を受けて、高智富美、本岡拓哉、熊谷美香の3氏が、主として社会科学の領域から、エスニシティーやジェンダーなどをめぐる「共生」の問題について発表しました。ウィリス先生が示された現代日本における文化的多様性の議論は、各発表者の研究の深化に非常に有益なものになると思われます。

最終日は、ダニエル・ボッツマン先生(ノースカロライナ大学)のご講演と、久角健二、斉藤紘子、貝原哲生の3氏による発表がありました。ボッツマン先生からそれぞれの発表者によせられた講評は、対象とする地域や時代の差を超えて、今後歴史研究を深めるための大きな一助となるでしょう。

最後に、3日間のインターナショナルスクールの期間、すばらしい同時通訳で講演者の先生方、各発表者および参加者の相互理解を助けて頂いた、神戸女学院大学の皆さんに心よりの御礼を申し上げます。

(ご講演および研究発表については下記アドレスに発表原稿を掲載しておりますので、こちらをご参照下さい。

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