インターナショナルスクール集中科目2007のようす

2007年9月26日から28日の三日間、本年度のインターナショナルスクール「国際都市社会論Ⅰ」が開講されました。お迎えした3名の先生方をはじめ、大学院生、学部生、本学教員も多数参加し、英語による最先端の研究発表と活発な討論が展開されました。


当日のプログラムの詳細はこちらもご参照ください。

初日は、廖炳惠先生(台湾清華大学)のご講演に引き続き、城山拓也、中條健志、奥野みち子の3氏による発表がありました。それぞれの発表者にたいして、廖先生から、論文作成にさいしての「三つのF(Frame, Find, Field)」の重要性について、貴重なご助言がありました。

二日目は、ディビッド・ウィリス先生(相愛大学)のご講演を受けて、高智富美、本岡拓哉、熊谷美香の3氏が、主として社会科学の領域から、エスニシティーやジェンダーなどをめぐる「共生」の問題について発表しました。ウィリス先生が示された現代日本における文化的多様性の議論は、各発表者の研究の深化に非常に有益なものになると思われます。

最終日は、ダニエル・ボッツマン先生(ノースカロライナ大学)のご講演と、久角健二、斉藤紘子、貝原哲生の3氏による発表がありました。ボッツマン先生からそれぞれの発表者によせられた講評は、対象とする地域や時代の差を超えて、今後歴史研究を深めるための大きな一助となるでしょう。

最後に、3日間のインターナショナルスクールの期間、すばらしい同時通訳で講演者の先生方、各発表者および参加者の相互理解を助けて頂いた、神戸女学院大学の皆さんに心よりの御礼を申し上げます。

(ご講演および研究発表については下記アドレスに発表原稿を掲載しておりますので、こちらをご参照下さい。

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