A4判二段組 全115頁 2018年3月発行 |
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表紙 | ||
目次 | ||
巻頭言 | 佐賀朝 | 1 |
論文 | ||
植民地期インドにおける都市参政権のはじまりとイギリス議会改革(1832年) | 長尾明日香 | 3 |
13世紀後半のナポリ王国における封建領主層の台頭 ――カピタナータ地域の紛争に着目して―― |
中谷良 | 18 |
グループワークにおける書く行為の協働的生成 ――フランス語初級クラスの相互行為分析から―― |
大山大樹 | 31 |
オディロン・ルドンの作品における有色人種の表象 ――《出現》(1883)を中心に―― |
山上紀子 | 42 |
研究ノート | ||
「朝鮮」はいかにして「私たちの問題」となったか ――1970年代後半以後の宇治市における日本人支援者の形成―― |
全 ウンフィ | 54 |
異性愛者は同性愛者をどのようにみているか ――社会的アイデンティティ理論と帰属理論の観点から―― |
鈴木文子, 池上知子 | 68 |
研究展望 | ||
12世紀コンスタンティノープルの女性による慈善行為 ――アンナ・コムネナを手がかりに―― |
佐伯(片倉)綾那 | 81 |
死と死別の社会学 | 進藤雄三 | 88 |
特集 | ||
釜山大学校韓国民族文化研究所・UCRCの共同研究プロジェクトを終えて | 佐賀朝 | 96 |
海外レポート | ||
ジョグジャカルタでの研究報告と視察――マンガ文化とその受容―― | 石川優 | 100 |
学会レポート | ||
故米田治泰氏コレクションについて | 上柿智生 | 103 |
ニュース | 105 | |
投稿規定 | 113 | |
編集後記 | 114 | |
執筆者一覧 | 115 |
Year: 2018
都市文化研究第20号
文学研究科プロジェクト「伝統芸能の近代化とメディア環境」第5回研究会
開催日時 | 2018年3月19日(月)16:30~18:30 |
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会場 | 大阪市立大学文学部棟1階会議室(L122) |
主催 | 大阪市立大学大学院文学研究科 |
以下の通り、研究科プロジェクト「伝統芸能の近代化とメディア環境」の第5回研究会を開催します。
ご関心のある方のご参加をお待ちしております。
■報告
森節男「淡路座の『明治日清戦争記』について」
坂本美加「昭和の文楽興行について」
■連絡先
久堀裕朗(大阪市立大学/国語国文学)
kubori[at]lit.osaka-cu.ac.jp([at]を@にかえて送信してください)
頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム「周縁的社会集団と近代」第4回国内(学内)個別セミナー
開催日時 | 2018年3月3日(土)13:00〜15:00頃 |
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会場 | 文学部会議室(文学部棟1F L122) |
主催 | 大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター/頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム「周縁的社会集団と近代―日本と欧米におけるアジア史研究の架橋」 |
共催 | 遊廓社会研究会 |
今回の個別セミナーでは、3月半ばにイェール大学で開催される海外個別セミナー(第1回)の報告予定者である岐阜大学の人見佐知子さん(頭脳循環プログラムの担当研究者)にご報告をいただきます。
人見さんのご報告では、1868年の兵庫(神戸)開港後に、外務局が外国人との交渉関係史料を綴った神戸開港文書から、神戸の外国人妾「つる」の一件を取り上げます。明治初年の福原遊廓と外国人、遊女つるをめぐる様々な人々の動きを1つの史料から復元し、移行期の性売買と身売り、それに関わる人々とその相互関係の変容について論 じていただきます。
今回は、科研・遊廓社会研究会とも共催です。近世〜近代移行期の社会史や遊廓研究に関心のある皆さまのふるってのご参加をお待ちしています。
チラシはこちら(PDF)
- 内容
報告:人見佐知子氏(岐阜大・担当研究者)
「明治初年の神戸における外国人妾—「つる一件」から—」
- 連絡・問い合わせ先
頭脳循環プログラム「周縁的社会集団と近代」事務局
佐賀 朝(UCRC所長・文学研究科教授)
E-mail:CYI03126[at]nifty.ne.jp([at]を@に変えて送信してください)
都市文化研究フォーラム「〈草の根〉の文化実践―メディアと表現」
開催日時 | 2018年3月18日(日)14:00-17:00(開場13:30) |
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会場 | 大阪市立大学高原記念館学友ホール (〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138) *JR阪和線「杉本町駅」下車徒歩約5分 *地下鉄御堂筋線「あびこ駅」下車徒歩約20分 |
主催 | 大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター |
ポピュラー文化では、つくり手と受け手の流動的な関係性がしばしば見られます。ポピュラー文化の受け手がつくり手となり、その表現が社会に影響を与え、そして新たな表現が生まれる――こうした循環的な文化環境において、さまざまな人々による〈草の根〉から生み出される文化は、重要性を増しています。
このフォーラムでは、「ガレージキット」や「盆踊り」などの事象に着目しながら、領域横断的な視点から現代の〈草の根〉の文化の創造性について考えます。
*参加無料・申込不要(定員70名)
*チラシはこちら(PDF)
■プログラム
- 報告:松井 広志(愛知淑徳大学)
「「つくる」メディアと(反)情報消費社会―1980年代のキャラクターモデルとガレージキット」 - 報告:柴台 弘毅(大阪市立大学/関西大学)
「ポピュラー音楽と地域文化―岐阜県美濃加茂市における「ダンシング・ヒーロー」盆踊りを事例に」 - コメント:増田 聡(大阪市立大学)
- 司会:石川 優(大阪市立大学)
■都市文化研究フォーラムについて
本フォーラムは、都市と文化をめぐる諸問題の領域横断的な探究と若手研究者間のネットワークの構築を目的として、大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センターが主催する学術集会です。
■お問い合わせ
大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター事務局
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
E-mail:ucrc_office[at]lit.osaka-cu.ac.jp([at]を@に変えて送信してください)
TEL:06-6605-3114
英語論文ライティングセミナー実践編
セミナー概要:まず、学術論文の構成(IMRaD : Introduction, Method, Result, and Discussion)を確認します。その
後、各セクションがどのようなディスコースで展開されるか、どのような表現・文体が使われるか(好まれるか)について、
実際にモデル文を分析しながら学んでいきます。
講師:保田幸子(神戸大学国際コミュニケーションセンター准教授)
ハワイ大学大学院・第二言語研究科にて博士号取得。専門は、第二言語ライティング、ジャンル分析、アカデミックリテラ
シー育成のための教授法開発。早稲田大学助手、東京農業大学助教、九州大学准教授を経て、2017年10月より現職。様々
な教育機関で幅広い学習者層にアカデミック・ライティングを指導した経験を持つ。
▷事前に予約する必要はありません。
▷資料は、当日配布します。
▷大阪市立大学に在籍するポスドク研究員や大学院生の他、教員も対象としておりますので、奮ってご参加ください。
文学研究科プロジェクト 「明治維新以来の日本と諸外国の関係」第5回研究会
開催日時 | 2018年2月10日(土) 14時~18時 |
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会場 | 大阪市立大学文学部棟2階情報編集室カフェスペース |
主催 | 大阪市立大学大学院文学研究科 |
以下の要領で、研究科プロジェクト「明治維新以来の日本と諸外国の関係」の第5回研究会を開催しますので、ふるってご参加ください。
■報告①
小澤一郎(大阪経済法科大学研究員)
「ガージャール朝期イランにおける軍制改革と対外関係」
■報告②
中村綾乃(大阪大学准教授)
「終戦と上海在留ドイツ人社会――二つの中国と二つのドイツの成立を背景として――」
※小澤先生は、近代イラン軍事史に広い視野から取り組んでいる新進気鋭の研究者です。中村先生は第二次世界大戦の東アジアにおけるドイツ人社会を広く研究され、御著書に『東京のハーケンクロイツ――東アジアに生きたドイツ人の軌跡』(白水社、2010年)があります。
ポスターはこちら
■連絡先
北村昌史(大阪市立大学)
kitamasa[at]lit.osaka-cu.ac.jp
※メール送信の際は、[at]を@に変えてください。
公開報告会・演奏会「伝統芸能の近代化とメディア環境」(文学研究科プロジェクト)
開催日時 | 2018年3月24日(土)13:00~17:00(12:30開場) |
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会場 | 大阪市立大学学術情報総合センター10階大会議室 |
主催 | 大阪市立大学大学院文学研究科・都市文化研究センター (協力:公益財団法人淡路人形協会(淡路人形座)) |
今年度、大阪市立大学大学院文学研究科ではプロジェクト研究の一つとして「伝統芸能の近代化とメディア環境」というテーマに取り組んで参りました。今回の催しでは、このプロジェクト研究の成果を広く一般の方々に公開すべく、研究メンバーが個々の課題とその成果についてわかりやすく報告します。
併せて、淡路人形座から演者を招き、現在は上演が途絶えた浄瑠璃作品『大江山酒呑童子』保昌屋敷の段を素浄瑠璃演奏でお聴きいただきます。本研究の一環として淡路人形座の協力を得て取り組んできた復曲です。
皆様のご参加をお待ちしております。
■プログラム
- 報告:文楽と淡路人形芝居の近代 久堀裕朗(文学研究科教授)
- 演目解説:『大江山酒呑童子(酒呑童子話)』 久堀裕朗
- 実演:素浄瑠璃『大江山酒呑童子』保昌屋敷の段 竹本友庄・鶴澤友吉(淡路人形座)
(休憩)
- 報告:雑誌『歌舞伎新報』に掲載されるビジュアルイメージ 菅原真弓(文学研究科教授)
- 報告:新越劇 劇団と観客の交渉史 松浦恆雄(文学研究科教授)
- 報告:文楽とモダニティ:〈無知な観客〉の歴史にむけて 海老根剛(文学研究科准教授)
参加無料、定員100名(先着順)(なお定員に達した場合は、本ページにて告知します。)
■参加ご希望の方は下記の要領でお申し込みください。
- 申込方法:電子メール・往復葉書によるお申し込み(1通につき1名)を受け付けます。
住所・氏名(フリガナ)・電話番号を明記して下記宛にお申し込みください。折り返し「参加証」をお送りします。 - 申込締切:2018年3月16日(金)(必着)
- 申込先:
558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター「公開報告会・演奏会」係
(往復葉書の場合、返信用葉書の宛名を必ずご記入ください。)
joruri[at]lit.osaka-cu.ac.jp(メールをお送りいただく際には、[at]を@に変えてください。また、必ず本アドレスからの返信を受け取ることができるアドレスよりお申し込みください。)
*なおご記入いただきました個人情報は他の目的には利用いたしません。
*学内の皆様は申込みなしの当日参加も受け付けます。但し定員に達した場合は、申し込まれた方を優先し、入場を制限する場合がございますので、あらかじめご了承ください
詳しくはチラシ(こちら)をご覧ください。
■お問い合わせ
大阪市立大学大学院文学研究科 都市文化研究センター事務局
- 06-6605-3114(火・木・金曜日10時~17時 ※臨時に閉室することがあります。)
- joruri[at]lit.osaka-cu.ac.jp(本催し申込み・問い合わせ専用アドレス。メールをお送りいただく際には、[at]を@に変えてください。)
大阪市立大学都市文化研究センター(UCRC)研究員2018年度の募集について
2018年度の研究員募集を開始しました。
UCRC研究員への採用を希望される方は、「募集要項」を参照の上、
様式(1)「研究活動計画書」、
様式(2)「履歴書」、
様式(3)「UCRC研究員応募者研究業績評価表」を【2018年2月28日(水)16時】までに提出してください。
なお、ご応募の際には、以下の点にご注意ください。
(1)若手研究者の研究支援を目的とするUCRC研究員制度の趣旨に基づき、採用段階で国内外の研究機関の常勤職に就くものは、応募資格を有しません。
(2)「UCRC研究員募集要項」を熟読のうえ、応募してください。
お問い合わせ:ucrc_office[at]lit.osaka-cu.ac.jp(メールをお送りいただく際には、[at]を@に変えてください)
2018年1月19日
様式のダウンロード
文学研究科プロジェクト「伝統芸能の近代化とメディア環境」第4回研究会
開催日時 | 2018年2月1日(木)16:30~18:00 |
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会場 | 大阪市立大学文学部棟1階会議室(L122) |
主催 | 大阪市立大学大学院文学研究科 |
以下の通り、研究科プロジェクト「伝統芸能の近代化とメディア環境」の第4回研究会を開催します。
ご関心のある方のご参加をお待ちしております。
■報告
海老根剛(大阪市立大学/表現文化学)
「文楽とモダニティ 〈無知な観客〉の歴史のための予備的考察」
■連絡先
久堀裕朗(大阪市立大学/国語国文学)
kubori[at]lit.osaka-cu.ac.jp([at]を@にかえて送信してください)
文学研究科プロジェクト 「明治維新以来の日本と諸外国の関係」第4回研究会
開催日時 | 2018年1月26日(金) 15時~18時 |
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会場 | 大阪市立大学文学部棟2階情報編集室カフェスペース |
主催 | 大阪市立大学大学院文学研究科 |
以下の要領で、研究科プロジェクト「明治維新以来の日本と諸外国の関係」の第4回研究会を開催しますので、ふるってご参加ください。
■報告
麓慎一(新潟大学教育学部教授)
「東アジアにおける開港都市と海産物流通――函館・長崎・上海・ウラジオストックを中心に――」
麓先生は、幕末から明治期にかけての、日本からみて「北方」の世界と、日本との関係を広く研究しており、ご著書に『近代日本とアイヌ社会』山川日本史リブレット、2002 年、『開国と条約締結』(日本歴史叢書)吉川弘文館、2014 年があります。
ポスターはこちら
■連絡先
北村昌史(大阪市立大学)
kitamasa[at]lit.osaka-cu.ac.jp
※メール送信の際は、[at]を@に変えてください。