IS日常化プログラム2012

インターナショナルスクール(IS)では、このたび、本研究科教員、若手研究者、大学院生の研究活動のさらなる活発化と国際発信力のより一層の向上を支援するため、「IS日常化プログラム」を開始することになりました。このプログラムは、日々の研究・教育活動のなかで日常的に外国人研究者と議論する環境を創出する(IS日常化)とともに、英語に限定されない多様な外国語を用いた研究活動をも支援すること(IS多言語化)に眼目を置いています。平成24年度の募集を開始しますので、積極的なご応募をお待ちしております。

UrbanScope第4号投稿募集のお知らせ

UbanScopeは自由にアクセス・ダウンロードできるオープンアクセスジャーナルであり、本研究科を中心とする優れた日本研究の翻訳媒体、都市研究を中心とする若手研究者の登竜門、そしてインターナショナルスクールの理念を現実化する公表媒体として、国際発信を念頭においた戦略的雑誌です。
http://urbanscope.lit.osaka-cu.ac.jp/index.html

2010年6月の刊行から2年間で、世界30カ国以上から2000件近くのアクセスがあり、掲載論文のダウンロード(クリック)数も年間300件を超えるものが大半です。いわゆるトップジャーナル(国際商業学術誌)に比べれば、アクセスの8割強は国内に留まり、ダウンロード数も限られていますが、編集委員会では国際的に読者(さらに投稿者)を広げるべく努力しております。なにとぞご高覧いただき、関係方面への投稿と購読のご推薦をお願いします。
現在、若手研究者を中心に第4号の投稿を募集しております。上記ジャーナルサイトに英文の投稿規定がありますが、和文のものは都市文化研究センターホームページおよび以下からダウンロードできます。ぜひ積極的なご投稿をご検討・お薦めください。
https://www.lit.osaka-cu.ac.jp/user/yamataka/Notes_for_contributors_J.doc

投稿締め切りは2012年9月末日ですが、投稿(題目と200ワード程度の要旨)の早期エントリーを7月末日まで受け付けています。
エントリーのお申し込みや投稿に関するお問い合わせは編集委員会(ucrc_office★lit.osaka-cu.ac.jp)までお願いします。
(★は@に変えて下さい)

今後とも皆様の温かいご支援と積極的なご投稿をお待ちしております。
ご質問などは山崎孝史先生(yamataka★lit.osaka- cu.ac.jp)までお知らせください。
(★は@に変えて下さい)

市大生が歩いたイスラエルとパレスチナ ―エルサレム・スタディツアー報告会―

文化資源は、観光産業の育成や経済活性化に役立つとして最近注目されています。しかし、世界のなかには、文化や景観が、紛争によって破壊されたり政治的な理由で意図的に隠されてしまっている地域もあります。文学研究科では、こうした文化資源をめぐる世界の動きを理解するため、今年3月にエルサレム・スタディツアーを実施しました。報告会では、市大の院生4人とゲスト・スピーカーが、イスラエルとパレスチナを実際に歩き、紛争地での文化資源や観光化について考えたことを語ります。

日時:2012年5月25日(金)16:00 ~ 19:00
場所:大阪市立大学・全学共通教育棟815 教室

報告者:
・全ウンフィ(アジア都市文化学D2)
「なぜ分離壁にはグラフィティが描かれるのか―スプレーで叫ぶヴォイス」
・高崎章裕(地理学D3)
「都市を再生するということ―観光都市エルサレムにおける文化資源の修復と再生」
・寒川万里菜(地理学M2)
「エルサレムのウチとソト」
・丸市将平(地理学M2)
「パレスチナ住民が語る古都ヤーファの観光化」

ゲスト・スピーカー:
関村オリエ(群馬県立女子大学・講師)
「造られた観光のまち-エルサレム近郊集落エン・カレム」

司会:
今野泰三(地理学D3・ツアーコーディネーター)

閉会の挨拶:
山崎孝史(地理学・教授)

主催:文学研究科 都市文化研究センター(UCRC)「文学研究科・研究茶話会」
共催:都市研究プラザ・第2ユニット
ツアー支援:インターナショナルスクール若手研究者等海外派遣プログラム
報告会開催支援:文学部教育促進支援機構

詳細は添付ファイル(PDF形式)をご覧ください。

問い合わせ:ucrc_office◎lit.osaka-cu.ac.jp(メールをお送り頂く際には◎を@に変えて下さい。)

頭脳循環を加速する若手研究戦略的海外派遣プログラム「東アジア都市の歴史的形成と文化創造力」

頭脳循環を加速する若手研究戦略的海外派遣プログラム「東アジア都市の歴史的形成と文化創造力」のWebサイトが開設されました。
詳しくは下記をご参照ください。

https://www.lit.osaka-cu.ac.jp/zuno/index.html

イリノイ大学・CEAPSとの共同シンポジウム

Urban East Asia: Comparative Perspectives
University of Illinois at Urbana-Champaign
International Studies Building Conference Room 101
March 9th, 2012 – Time: 9 a.m. – 3 p.m.

詳細は添付ファイル(PDF形式)をご覧ください。

「住みごたえのある町」をつくる~映像で見るハンブルクのまちづくり~

日時:2012年3月4日(日)13:30~15:30
場所:大阪市立住まい情報センター 5階研修室
(地下鉄谷町線・堺筋線「天神橋筋六丁目」駅下車3号出口よりすぐ)
講師:大場茂明(大阪市立大学大学院文学研究科教授)他
申込締切:2012年2月20日(月)
主催:大阪市立大学大学院文学研究科
共催:大阪市立住まい情報センター

お問い合わせ:大阪市立大学大学院文学研究科 大場茂明
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
oba★lit.osaka-cu.ac.jp
(★は@に変えて下さい)

都市文化研究第14号

表紙 vol14
目次
論 文
談話に見られる「統合」概念の問題性 中條健志 2-11
イタリア・ミラノにおける社会センターという自律空間の創造 ― 社会的包摂と自律性の間で ― 北川眞也 12-25
コミュニティ・アートによる社会的包摂の実践 ― タイ・ナンロンコミュニティを事例として ― 信藤博之 26-41
近世四天王寺における寺院社会構造 山崎竜洋 42-54
研究ノート
地域資源の「発見」を通じた地域再生の取り組み ― 大阪市阿倍野地区を事例として ― 川口夏希 55-69
社会的アイデンティティの多様性と調和性が精神的健康に与える影響 ― 大都市部大学生の場合 ― 田端拓哉・向井有理子・宮崎弦太・池上知子 70-79
研究展望
日本の宋代史研究の現状と課題 ― 2011年秋中国上海滞在の体験を手がかりとして ― 平田茂樹 80-85
シンポジウム
国際円座 訳語問題から近世社会を掘り下げる 塚田孝,ティモシー・エイモス,ジョン・ポーター 86-90
国際円座「訳語問題から近世社会を掘り下げる」 日本近世史と翻訳 ティモシー・エイモス 91-100
国際円座「訳語問題から近世社会を掘り下げる」近世大坂の非人史における訳語問題 ジョン・ポーター 101-105
翻訳
韓国の買地券 李宇泰(稲田奈津子訳) 106-119
橋をかける司教 ― 中世ピレネーの聖性と権力 ― ジェフリィ・A・バウマン(村上司樹訳) 120-131
海外レポート
イタリアでの説教史料の調査とセミナーへの参加 木村容子 132-134
イタリア・ルッカ国立文書館での史料調査 中谷惣 135-137
ニュース 138-162
投稿規定(2011年度改訂版) 163
編集後記 164
執筆者・翻訳者一覧(掲載順) 165

大阪市立大学都市文化研究センター(UCRC)ドクター研究員2012年度募集について

2012年度の募集を開始しました。
UCRCドクター研究員に採用を希望される方は、「募集要項」を参照の上、様式(1)「研究活動計画書」、様式(2)「履歴書・業績目録」を所定の期日までに提出下さい。

大阪市立大学大学院文学研究科が、日本学術振興会の「組織的な若手研究者等海外派遣プログラム」に採択されました。同プログラムの詳細は、「インターナショナルスクール若手研究者等海外派遣プログラム」(http://educa.lit.osaka-cu.ac.jp/~rov/index.html)で御確認ください。
大阪市立大学大学院文学研究科に所属しない方(文学研究科大学院学生以外の方など)で、本プログラムでの海外派遣を希望される方は、UCRCドクター研究員になっていただく必要があります。

問合先  E-mail ucrc_office◎lit.osaka-cu.ac.jp(メールをお送り頂く際には◎を@に変えて下さい。)

2012年3月1日

ドクター研究員募集要項  (Word形式)  (PDF形式)
様式(1) 研究活動計画書  (Word形式)  (PDF形式)
様式(2) 履歴書・業績目録 (Word形式)  (PDF形式)

「文学研究科・研究カフェ+院生フォーラム」合同研究会開催のお知らせ

都市文化研究センター(UCRC)では、定例研究会「文学研究科・研究カフェ」を開催していますが、この度「院生研究フォーラム」と共催して、「エルサレムスタディツアー」に向けての勉強会を兼ねた「合同研究会」を開催することになりました。

どなたでも参加できますので、たくさんのご参加をお待ちしております。

日時 : 2/23(木) 16:30~19:00
場所 : 大阪市立大学 文学部棟 2階201号 情報編集室

◆飛奈 裕美(学術振興会特別研究員PD)
「パレスチナ/イスラエル紛争の中の聖都エルサレム
――土地支配をめぐるポリティクスを中心に」
◆宮西 郁実(表現文化M2)
「戦争文学に見る笑い描写――他者不在の問題から」
司会:松井 広志(社会学D2・UCRC研究員)・丸市 将平(地理学M1)

詳細は添付ファイル(PDF形式)をご覧ください。

文学研究科・研究カフェに関するお問い合わせ:
松井 広志 hirodongmel★gmail.com
(★は@に変えて下さい)

比較都市文化史研究会

日時:2012年2月4日(土)午後2時~5時

場所:大阪市立大学経済研究所棟2F524演習室

報告者1:万 晋(明治大学と北京師範大学 交換留学博士生)
題目:上下の疎通と情報の伝達―唐長安城門の「政治空間」の意義
報告者2:榎並岳史(新潟大学)
題目:孝宗朝における太上皇帝高宗に関する試論

詳しくは添付ファイル(PDF形式)をご覧ください。

問合せ先:平田茂樹 hirata◎lit.osaka-cu.ac.jp
(◎を@マークに置き換えてから送信してください)

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