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菅原真弓教授の著書が刊行されました。

top_sugawaraこのたび菅原真弓教授(アジア都市文化学専攻、2019年度より文化構想学科文化資源コース所属)の著書『月岡芳年伝 幕末明治のはざまに』が刊行されました。

「最後の浮世絵師」とも称される月岡芳年(つきおか・よしとし、1839-1892)は、幕末から明治期という未曾有の大転換期に、絵師としてどのように向き合ったのか。本書は、残された資料や作品の精緻な博捜に基づき、客観的かつ立体的に芳年の生涯と画業を描き出します。

滅びゆく浮世絵の歴史の掉尾に位置し、今なお鮮烈な印象を与え続ける月岡芳年(1839-1892)。三十歳で明治維新に立ち会った絵師は、激動の時代を直視し、変転する「浮世」をリアルに描ききった—。 報道、伝記・回顧録などの資料を博捜し、作品主題と構図に緻密な分析を加えることで、血肉を備えた一人の浮世絵師の人物像を浮かび上がらせる。芳年論の《決定版》。

詳細は出版社HPをご覧ください