文学部・文学研究科では、平成31年4月6日(土)・4月7日(日)の日程で「新入生歓迎キャンプ2019」を実施しました。この催しは、新入生の皆さんに新入生同士や上回生、教員の方々との交流を通じて大学での学びや市大文学部の魅力を知ってもらうことを目的として開催する文学部の公式行事です。新入生の皆さんが、他の新入生だけでなく上回生や先生との人間関係を構築し、大学での学びを知るとともに、これからの4年間を考えることなどを通じて、大学生活を前向きな気持ちでスタートできるように、今年も多彩な企画が用意されました。このキャンプのプログラムは、文学部・文学研究科の公式団体である「教育促進支援機構」の学生が、教員との意見交換を踏まえて企画・運営したもので、学生自身が主体的に学びのプロセスに参画できるように設計されています。今回のキャンプには、新入生109名、学生運営スタッフ43名、教員6名が参加しました。
1日目は、まず午前中に大学内でレクリエーションと学び企画を行いました。新入生が16の班に分かれ、自己紹介を兼ねたゲームをしてから、班対抗の学内クイズレクリエーションを行った後、学習面企画に入りました。学習面企画では、マインドマップを活用して新入生に今現在何に興味があるのかを考えてもらいました。新入生それぞれ考えていること、面白いと思う内容も多種多様で、班内での交流を通じて新たな視点も得られたのではないかと思います。昼食後、参加者は、4台のバスに分乗し、研修施設「国立淡路青少年交流の家」に向かいました。到着後、教員が2つのグループに分かれてラウンドテーブルを行い、参加者から出た質問に答えながら自身の研究や学生時代の話をしました。先生方に踏み込んだお話を聞く機会は新入生にとってはもちろん、上回生の学生スタッフにとっても貴重なものなので、とても有意義な時間となりました。
その後は、施設でのレクリエーションを行った後に夕食をとり、夕食後のフリートークでは参加者、上回生、教員が入り交じり、ざっくばらんな語らいに花を咲かせました。
2日目の朝は学習面企画とレクリエーションを行いました。学習面企画では、先輩の実体験を聞くことで自らの興味について考えることの大切さを知る体験談プレゼン、参加者自身がこれまでの自分の興味を振り返ることを通じて、現在の自分の興味やこれからとるべき行動を具体的に考えるワークショップの2つの企画を行いました。学習面企画の後は、班対抗の借り「人」競争を行いました。班内で協力しながらお題に合った参加者を探し、とても盛り上がりました。レクリエーションの後には、全体で記念撮影を行い、バスに乗って施設を後にしました。
教員、参加者、新入生全員が、体調不良や怪我無く無事に大学に帰着し、閉会式を終えて解散しました。
先生方、文学部事務の皆様、保健管理センターの皆様、学生スタッフなど多くの方々の支えとご助言もあり、新入生にとって実りのある新歓キャンプを実施することができました。
(文責 教育促進支援機構・新歓キャンプ企画学生リーダー)