Studies in Urban Culture, vol. XII

表紙 vol12
目次
論 文
フランスのメディアにおける「若者」の語り ―「暴動」をめぐる「排除」の言説― 中條健志 2-11
隋開皇年間における官僚の長安・洛陽居住 ― 北人・南人墓誌記載の埋葬地分析から ― 室山留美子 12-23
戦間期における地方紙の軍縮論 ― ワシントン会議前後の『京都日出新聞』の報道を事例に― 中嶋晋平 24-34
逆転のイメージ ― ジャワ舞踊劇ラングンドゥリヤンにおけるクロス・ジェンダード・パフォーマンス― 岡戸香里 35-49
伝統批判による伝統の成立 ― ジャワ舞踊スラカルタ様式の場合 ― 冨岡三智 50-64
紀昀の見た烏魯木齊 ― 清朝による辺境開発の一側面 ― 山口博子 65-76
研究ノート
友人関係の単一‐多重送信性と都市的環境への適応 ― 都市部大学生を対象として― 宮崎弦太・田端拓哉・池上知子 77-84
異文化への態度における都鄙差 向井有理子・渡部美穂子・金児曉嗣 85-97
大阪市における若者の就業構造の変容と生活様式 ―「大阪市若者の仕事とくらし調査」から― 内田龍史・菅野正之 98-112
特別寄稿
北宋知識人階層の社会生活における家妓の役割に関する考察:その可能性と限界 ベヴァリー ・ ボスラー(監訳 平田茂樹,翻訳 納谷朝陽) 113-124
日本における「ファッション誌」生成の歴史化 ―『装苑』から『アンアン』まで/『ル・シャルマン』から『若い女性』まで ― 井上雅人 125-138
玉清昭応宮の建造とその炎上 ― 宋真宗から仁宗(劉太后)時代の政治文化の変化によせて ― 久保田和男 139-152
研究展望
東アジア・メディア史研究の可能性 ― 日韓の相互理解と東アジアの和解にむけて ― 小林聡明 153-158
シンポジウム
戦国期畿内研究の再構成と『細川両家記』 古野貢・村井良介・藤本誉博・天野忠幸・小谷利明・西島太郎・藤本史子繪 159-178
比較都市史研究の新たなこころみ ― 河原温著『都市の創造力』を読む ― 仁木宏・中谷惣・山崎覚士・山口智哉・高谷知佳 179-198
翻訳
巫仁恕著 都市からみる中国の現代性 ―『従城市看中国的現代性』導論 ― 王標 199-208
書評
David Owen著 Nietzsche’s 》Genealogy of Morality《 岡村俊史 209-210
海外レポート
アメリカの日本史研究にふれて ― 日本近世史研究交流会参加記 ― 齊藤紘子・三田智子 211-214
ニュース 215-239
執筆要項 240
編集後記 241
執筆者一覧 242

 

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