ハンブルク訪問の概要
2009年 11月にハンブルクに出向き、九条(大阪市西区)との比較研究の対象地区として予定しているザンクト・パウリを訪問した。現地見学には、共同研究メンバーであるsteg(ハンブルク都市開発・都市更新公社)の代表であるハンス・ヨアヒム・レスナー氏、不動産開発部門責任者のクルト・ラインケン氏が同行し、ザンクト・パウリなどで行われている様々なまちづくりの取組みについて詳細な説明を受けた。
ハンブルク市の都心
ハンブルク港(左)と、旅客用桟橋Landungsbrücken(右)
エルベ川底トンネル
自動車用エレベーター(左)とトンネル(全長426 m) (右)
歓楽街として名高いレーパーバーンは、無名時代のビートルズが演奏活動を行ったことでも知られる。
ビートルズ広場のモニュメント(左)と、ビートルズゆかりのライブハウス「インドラ」(右)
修復の進む「アルトバウ」(1949年以前に建築された建造物)
市内に整備されている貸自転車置き場。ここで貸出し・返却が可能
アトリエと起業センターに転用された旧食肉加工場
19世紀ハンブルク特有の労働者集合住宅「テラスハウス」
旧市街のゲンゲ地区
再開発に反対するアーティストにより占拠されている
現在も利用されている運河沿いの倉庫街
倉庫街に隣接するウォーターフロントに、新市街「ハーフェンシティ」が建設中である
正面奥は建設中の「エルベ・シンフォニー」(コンサートホール)
都心部に戻ると、街は既にクリスマスの賑わいであった