2021年11月13日（土）に、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を行った上で、今年度の新歓巡検（第2弾）を実施しました。第2弾は、新歓巡検大阪班の3年生が企画しました。
大阪班では、天王寺、四天王寺、天王寺七坂、上本町、大阪城、天満橋の順に大阪市内を北上する形で巡検を行いました。｢大阪の地形と歴史｣というテーマのもと、上町台地の地形や各地点の歴史等を学ぶことで大阪に対する理解を深めました。
まずはてんしばにて天王寺周辺の概要について説明した後、実際に歩くことによって天王寺における現代に至るまでの再開発について学びました。
四天王寺においては、寺社、夕日、交通路の3つの観点から寺社が果たした役割について学びました。天王寺七坂では、紙の地図を見ながら指定されたポイントの標高を調べたり、湧水帯跡を見つけたり、坂名を記入したりするアクティビティが企画されました。これにより天王寺西側の地形について、実際に体験しながら理解を深めることができました。
上本町では、近鉄百貨店やハイハイタウンなどの商業施設を中心に街の成り立ちについて考え、大阪城では、大阪城とその周辺地域における発展の歴史についての説明がありました。最後に、天満橋周辺の水上交通における役割と水都大阪の再整備について学び、巡検は終了しました。
新型コロナ感染症の流行により、今年度の新歓巡検は変則的な形での開催となりましたが、神戸コース、大阪コースともに学年を越えた交流ができ、大変有意義な新歓巡検となりました。
