大阪公立大学国際学術シンポジウム2021 フォローアップ・セミナー2022(第3回)

フォローアップ・セミナー第3回は、2月末刊行予定の文学研究科叢書第12巻『周縁的社会集団と近代』に掲載予定のダニエル・ボツマン氏(イェール大学歴史学部)の論稿「19世紀日本における牛、人間、そして「進歩」」をテキストとして取り上げて、議論します。日本近世地域社会史の視点から、三田智子氏(就実大学)に、近世~近代日本とアジアの比較史の視点からティモシー・エイモス氏(シンガポール国立大学)に、それぞれ論評していただきます。執筆者ご本人のボツマンさんも交えて議論したいと思います。

ボツマン論文は、近世身分制の下での牛をめぐる秩序(屠殺禁止とかわた身分の斃牛馬処理など)の変容と解体、幕末の欧米列強との出会いがそこにどのようなインパクトを持ったかを、世界史的視野から論じ、「近代化」の意味を問うものです。

皆さまのふるってのご参加をお待ちしています。

チラシはこちら(PDF

  • 日時 12月9日(金) 15:00~18:00
  • テキスト
    • ダニエル・ボツマン(イェール大学)
      「19世紀日本における牛、人間、そして「進歩」」
  • 評者
    • 三田智子氏(就実大学)
      ティモシー・エイモス氏(シンガポール国立大学)
  • 形態 Zoomでの開催

参加希望の方は、下記事務局へメールもしくはhttps://forms.gle/sprywpvxeneMZQiF6(Googleフォーム)からお申し込みください(会議ID・レジュメを送付)。お申し込みの際には、氏名・アドレス、セミナー名、ご所属(差し支えない範囲で)を明記してください。
参加登録者には、zoom会議IDとレジュメ等(転載等厳禁)を送付します。

連絡・問い合わせ先

大阪公立大学国際学術シンポジウム事務局
〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138 大阪公立大学大学院文学研究科 佐賀朝研究室気付
E-mail:internationalsymposium2021@gmail.com

※基盤研究(A)20H00030「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置―〈史料と社会〉の視点から―」(代表・塚田孝)の研究活動の一環でもあります。