国際シンポジウム準備セミナー(2021年度第3回、通算第7回)を開催いたします。
今回は、本学の彭浩氏(国際学術シンポジウム実行委員)に、文学研究科叢書第 12 巻『周縁的社会集団と近代』にご寄稿いただく研究論文の構想をご報告いただきます。
近世では、中国商船が継続的に長崎に渡航して貿易を行っていました。貿易の当事者により作成された文書のほか、日清両政府側の公文書やオランダ東インド会社の商務日記といった、第三者の視点で記された記録など、多岐にわたる史料が残されています。本報告はこれらの史料を、ヒトやモノの移動のプロセスに沿って紹介し、さらに史料の現存状況に関する日中間の比較も試みます。事業に関係する皆さまのふるってのご参加をお待ちしております。
チラシはこちら(PDF)
- 日 時 8月5日(木) 15:00-17:00
- 内 容 彭浩氏(大阪市立大学)
「近世日清貿易の関係史料―日中比較を兼ねて―」(仮) - 形 態 Zoomでの開催
※Zoomでの開催となりますので、レジュメ・ZoomのIDをお送りする都合上、ご参加の場合は、下記事務局の佐賀・佐藤まで、事前にお知らせください。
連絡・問い合わせ先
大阪市立大学国際学術シンポジウム事務局
佐賀 朝(大阪市立大学) E-mail:CYI03126@nifty.ne.jp
佐藤敦子(研究補佐) E-mail:satotakabatake@yahoo.co.jp
※戦略的研究経費、基盤研究(A)20H00030「近世巨大都市・三都の複合的社会構造とその世界史的位置―〈史料と社会〉の視点から―」(代表・塚田孝)の研究活動の一環でもあります。