Report

プロジェクト実践B|こども熱帯音楽祭2014開催!

プロジェクト実践のプログラムとして、7月よりワークショップをかさねてきた「こども熱帯音楽祭」の発表会が今月末にいよいよ開催されます。みなさまお誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください!


「こども熱帯音楽祭2014」
関西を代表する打楽器奏者2名が各小学校に出向いて、夏休み期間中にワークショップを実施。アーティストがこどもたちの個性を引き出し、アイデアを共有しながら作り上げた音楽は限りなく創造的で刺激的。その創意工夫の成果をコンサートとして発表します。

日時:2014年8月31日(日)15:00〜16:30

会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]B1F
アクセス:大阪市営地下鉄千日前線・中央線「阿波座駅」下車、8番出口から西へ約150m
マップ:http://www.enokojima-art.jp/access/

出演:大阪市立本田小学校の子どもたち(有志)+横沢道治
   大阪市立明治小学校の子どもたち(有志)+PIKA☆

料金:無料

定員:50名
*事前の予約は基本的に不要ですが、パフォーマンス内容や演出の都合で座席の数が少なく立ち見になることもあります。あらかじめ座って観覧を希望される方は予約をおすすめします。

予約・問い合わせ先:
NPO cobon タチョナプロジェクト(担当:コジマ)
〒550-0006 大阪市西区江之子島2-1-34 江之子島文化芸術創造センター内2F
TEL:070-5650-5744 FAX:06-6441-8140
MAIL: touchonart@gmail.com

主催:大阪市立大学
共催:NPO法人cobonタチョナプロジェクト、大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)
助成:平成26年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」
協力:大阪市立本田小学校、大阪市立明治小学校


こども熱帯音楽祭とは?:
このプロジェクトは、2006年のジャワ島での震災で被害を受けたインドネシアの伝統音楽「ガムラン」の復興支援を目的に、日本在住のアジアの音楽・舞踊・文化関係者による「ガムランエイド」の活動がきっかけとなっています。震災直後からの継続的な支援活動がインドネシアとの「恊働」へと変化していくなかで、2008年に現地パートナーのジョハン・サリム氏(インドネシア芸術大学教授)の提案により「こども創造音楽祭 / Creative Music Festival for children」としてジョグジャカルタでスタート。被災の大きかったエリアの小学校を対象に、音楽を学ぶ学生たちがワークショップを実施し、年に一度の音楽祭を開催しています。このワークショップでは、インドネシアの伝統芸能や音楽を見直すと同時に、楽器がない環境でも身の回りの素材で音楽を創作することを通じて、子どもたちが豊かな未来を切り開いてゆくための創造力を育むことを目的としています。
一方、日本では「子ども創造音楽祭」の共催者として関わっていた大阪市立大学都市研究プラザが主体となり、2012年に「こども熱帯音楽祭」として3名の音楽家と1名の舞踊家がそれぞれ大阪市内の小学校などでワークショップを行い、合同で発表するコンサートを開催。翌2013年には「KOBEデザインの日記念イベント」として神戸市内小学校4年生の有志22名と1名の音楽家が非楽器の日用品を使っての音楽に挑戦し、神戸市内のギャラリーで発表を行いました。第3回目を迎える今回は即興音楽をベースに活動する2名の音楽家を講師に迎え、2つの小学校を対象として夏休み期間中にワークショップを実施し、その成果を発表することになります。