教員スタッフ紹介
野末紀之 Noriyuki NOZUE
職名：教授
専門分野：英文学、表象文化論
現在の研究課題：ウォルター・ペイターを中心とする19世紀末の英文学および文化思想、身体・ジェンダー・（ホモ）セクシュアリティからみた帝国主義と文学、都市の感受性
担当科目：表現文化学研究II（院）、表現文化学研究演習II（院）、文化理論基礎演習a（学部）、比較表現論演習（学部）、表現文化講読（学部）、英語（全学共通）
主要な研究業績（抜粋）：
1. 『ペイター『ルネサンス』の美学―日本ペイター協会創立五十周年記念論文集―』（共著）、論創社、2012年
2. 「共感、論理、自制―後期ペイターにおける男性性の再規定―」『英文学研究 支部統合号』 ２（北海道英語英文学会 54）、日本英文学会、2009年
3. 「蛇から逃げる―A Mere Accident 試論―」『表現文化』第4号、大阪市立大学文学研究科表現文化学教室、2009年
4. 「混迷への誘惑―「文体論」における言葉のパフォーマンス―」『ペイター論集』第4号、日本ペイター協会、2007年
5. 「語りえないものを語る―"The Eyes"におけるホモセクシュアリティ―」『表現文化』第2号、大阪市立大学文学研究科表現文化学教室、2007年
翻訳：
ショーン・ブレディ『近代イギリスにおける第一次世界大戦以前の男性性と男性同性愛の問題』『ジェンダー史学』第4号、ジェンダー史学、2008年
所属学会：日本英文学会、日本ペイター協会、日本ワイルド協会、日本ヴィクトリア朝文化研究学会
研究プロジェクト：
１．19世紀イギリスにおける男性性の構築と脱構築のポリティクス（2006-08年度科学研究費補助金）
２．後期ヴィクトリア朝イギリスにおけるマスキュリニティと友愛の政治学（2009-12年度科学研究費補助金）
