L-Net利用手引き

2014年4月25日 

大阪市立大学では、学術情報総合センター(通称「学情センター」または「学情」)を中心として、全学にLANと呼ばれるコンピュータのネットワーク(OCUNET「オキュネット」と呼ばれます)が整備され、研究・教育を支援する体制がとられています。文学部では1996年からLANが稼働し(文学部LANは L-NETとも呼ばれています)、全学をはじめインターネットにも接続しています。
この手引きは、新たに文学部ならびに大学院文学研究科に進学された学生・院生の皆さんを対象としてしています。学内ネットワークを利用する際には必ず目を通しておいてください。

1. 文学部LANの諸設備

原則、学生は学術情報センターの情報処理教育システムを利用いただく形となりますが、文学部内の各専攻教室にも、複数のコンピュータが配置されています。これらのコンピュータもそのほとんどがLANに接続されており、ネットワーク端末機として使用することができます。

2. トラブルへの対処法

文学部内のコンピュータを利用中にトラブルが発生し、自分では対処できないような場合には、電源を切らないで、次の委員あるいは係に知らせてください。

・トラブル全般

 →各教室の担当教員

・大学全体のネットワークに関する問い合わせ

 →ネットワーク管理室(内線3318)


・その他、ネットワーク、アカウント発行等に関する問い合わせ

 →mailman@lit.osaka-cu.ac.jp宛にメールしてください。

3. 学外からのLANへの接続

学内のコンピュータからだけではなく皆さんの自宅のコンピュータからも、VPN接続により、OCUNETや文学部LANに接続することができます。学外からの接続方法については市大のホームページにあるOCUNETホームページの項を見てください。

4. LANを利用するさいに気をつけなければならないこと

上に紹介したように、文学部内の個々のコンピュータはインターネットを介して世界中のコンピュータとつながっています。残念ながらコンピュータ利用者のなかには、悪意をもってネットワークを利用する人々もいます。(文学部LANに限らず)ネットワークにつながっているコンピュータを利用するさいには、とくに次の点に気をつけてください。

(1) コンピュータ・ウィルス

コンピュータ・ウィルスについては、ニュースなどで皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれません。(もちろん病気のウィルスではありません。あたかも病気を引き起こすウィルスのように、コンピュータからコンピュータへと感染し、感染したコンピュータの働きを壊してしまうことからウィルスと呼ばれています。)世界中とつながっているということは、世界中からウィルスがやってくる可能性があるということを意味しています。また自分が感染すると今度は自分から他の人に感染させてしまうということにもなりかねません。

 ウィルスの多くは、メールのやりとりをとおして感染します。とくに以下のようなメールやそれらに添付ファイルが付いているようなときには気をつけてください。

・知らない差出人からのメール

・題名が漠然とした、あるいは意味をなさないメール(英語の場合が多い。たとえば「important news」「How are you」など)

 大阪市大の場合、OCUNETの出入り口にあたる一番おおもとのところで、ウィルスのチェックをおこなっています。しかしこれらの対策も100パーセントの安全を保証するものではありませんので、上述のような注意が必要です。

 さらに付け加えるならば、自分がメールを送るときには、逆に上のようなメールにしないことが肝要です。自分が出すメールには、相手にたいして差出人が誰であるかをはっきりさせる、具体的で明確な題名を付けるなどのことをしておかないと、相手はウィルス感染を警戒して読まずに消去してしまう、ということも十分に考えられるからです。

 ウィルスは、ウィルスに感染したUSBメモリ等を使うことによっても感染します。データ保存用に自分の用意したUSBメモリ等を使う場合には、ウィルスに感染していないことがあきらかなメディアのみをもちいてください。友人と貸し借りしたものや入手先をはっきり覚えていないようなものは危険です。

 なお、コンピュータ・ウィルスやその対策については、市大のホームページにあるOCUNETホームページの項(学内限定)を参考にしてください。

(2) プライバシー

 ウィルスと並んでネットワークを利用するさいに細心の注意が必要なこととして、自分自身のプライバシー保護の問題があります。あなたがインターネットを介して他のコンピュータに流す情報は、その途中で誰かに「読まれる」危険性がつねにあると考えておいてください。たとえばインターネットを介して商品を購入するとします。通常そのようなときにはクレジット・カードで決済されます。当然、相手のコンピュータに自分のカードの情報(カード番号など)を送らなければなりません。その情報がもし悪意をもった他人に読まれていたとしたら・・・。このような危険を防ぐためには、商品購入などのさいには相手の信頼性に十分注意する、むやみに自分に関する情報(カード番号だけではなく、生年月日、電話番号、メール・アドレスなども)を流さない、など、自分自身でプライバシー保護の意識をもつことが必要です。(もちろんネットワーク上で他人のプライバシーを守ることが重要なのはいうまでもありません。)

     以上

 

 

 

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