『統治二論』後編第9章〜第19章 課題

1. 次の事柄について記されているテキストの該当箇所にしるしをつけ、問いに答えて説明せよ。
(1) 人々が自然状態から政治的共同体を作り統治の下に入るのはなぜか
(2) 自然状態において欠けている3つのもの
(3) 人々が自然状態においてもっている2つの権力
(4) 政治的共同体の統治は何によって行われるべきか
(5) 統治の3つの形態と、それはどうやって決まるか
(6) 政治的共同体の最高権力とは何か
(7) 立法権力に課せられる4つの制限
(8) 執行権力とは何か
(9) 連合権力とは何か
(10) 執行権力と連合権力はどのように置かれるべきか
(11) 国民がもつ権力とはどのようなものか、それはなぜか
(12) 立法権力と執行権力・連合権力はどちらが優位か
(13) 執行権力が立法権力の招集を妨げたとき、人民はどのような権利をもつか
(14) 執行権力が立法権力を招集したり解散したりする権限をもつことは、執行権力が立法権力に優越することを意味するか
(15) 大権 prerogative とは何か(2か所)
(16) 人民が実定法によって大権を制限することは、大権の侵害なのか
(17) 親の権力、政治権力、専制権力とは何であり、どのように異なるか
(18) 征服によって新たに政治的共同体を樹立する(被征服者を支配する権原を手に入れる)ためには何が必要か
(19) 合法的な戦争による征服者が獲得する3つの権力
(20) 何によって人は自らを他人との戦争状態に置くか
(21) 暴力によって強いられた約束は拘束力をもつか
(22) すべての人間がもって生まれてくる2つの権利
(23) 自然法や約束は、君主や神を拘束するか
(24) 簒奪 usurpation とは何か
(25) 簒奪者やその後継者が統治の権原をもつ(統治が正当とされる)ためには何が必要か
(26) 暴政 tyranny とは何か、それはいつ始まるか
(27) 人民が実力をもって抵抗できるのはどのような場合か
(28) 社会の解体と統治の解体はどのように異なるか(統治が解体して社会が解体しないというのはどのような場合か)
(29) 統治が内部から解体される第一の場合とは何か
(30) 立法部が改変される4つの場合
(31) 統治が解体された場合、人民は何をしてよいか
(32) 統治が内部から解体される第二の場合とは何か
(33) 人民が信託に背いた立法部を廃し新しい立法部を樹立することが、叛逆を頻繁に引き起こすわけではないといえる3つの理由
(34) 統治が内部から解体された場合、叛逆者は誰か
(35) 戦争状態を引き起こした者に対して各人はどんな権利をもつか
(36) 君主(執行権力)と人民の一部との間で、法の規定がない重大な事柄について紛争が生じた場合、適切な裁決者は誰か
(37) 個人が社会(共同体)に与えた権力と、社会が立法権に信託した権力の違い。立法権の信託が損なわれた場合に、人民は[社会として]何ができるか


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