文学部を知りたい人のための市大授業
―ひらけゆく世界 みえてくる人


□ 平成22年秋の文学部市大授業は、11月3日(水・祝)に実施します。申込期間は、平成22年9月27日(月)から10月29日(金)午後5時までです。
□ 過去の文学部市大授業のようすはこちらをご覧ください。

大阪市立大学大学院文学研究科・文学部は、大学における授業の雰囲気や学内の様子を、高校生をはじめ大阪市立大学に関心を持つ人々にひろく体験してもらうために、2011年春の「文学部を知りたい人のための市大授業」を開催します。文学部の教員が自らの専門分野に関する講義を高校生向けに行います。

日時 2010年11月3日(水・祝)
第1時限 午後2時00分〜午後3時10分:講義
第2時限 午後3時20分〜午後4時30分:文学部生とのフリートーク
会場 大阪市立大学杉本キャンパス1号館
アクセスマップ
(JR杉本町駅または
    地下鉄御堂筋線あびこ駅から徒歩→徒歩用マップ(PDF)
キャンパスマップ(1番の校舎)
対象 高校生、予備校生等
定員 各授業につき100名
費用 無料
講義内容 こちらをご覧ください。
申込方法 (1)個人で申し込まれる方は、こちらをご利用ください→申込用ページ
(2)葉書でも申込できます:
〒558-8585大阪市住吉区杉本3丁目3−138文学部市大授業係宛
(受講希望者住所氏名、所属(高校名など)、学年、受講を希望する講義名を明記してください。)
(3)高校等から一括で申し込まれる方は、こちらをご利用ください
申込用ページ
申込受付期間 平成22年9月27日(月)から10月29日(金)午後5時まで

市大授業チラシ(PDF)はこちら です(両面1,350KB)

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2010年秋 市大授業プログラム

第1時限 午後2時〜午後3時10分

土屋 貴志 准教授  「サッカーで倫理学する」

倫理学(道徳哲学)とは、「〜することはよい/わるい」「〜すべきだ/すべきでない」「〜してはいけない/してもよい」などということ(倫理、道徳、規則、法、条例、指針、掟、慣習、金言など。まとめて「規範」と呼びます)が、どうしてそういえるのか、その理由や根拠について考える学問です。スポーツのルールはそういう規範の1つであり、そのルールを司るのが審判です。ですが、たとえばサッカーは相手のゴールにボールを入れた回数の多いチームが勝つという単純なスポーツなのに、そもそもなぜルールや審判が必要なのでしょうか。審判は間違った判定を下すこともありますが、それでも審判に文句を言ってはいけないのはなぜでしょうか。

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川野 英二 准教授  「社会の実験室としての大阪」

20世紀の初め、都市人口は世界人口の約10分の1に過ぎませんでしたが、現在ではその約半分を占めるほど急激な都市化が進んでいます。このグローバルな規模で進む都市化のなかで、様々な社会問題が現れています。  人文・社会科学は自然科学とちがって実験することが難しいといわれます。しかし、シカゴ学派の社会学者R・パークは、都市は人間の本性や社会を研究する場所、つまり「社会的実験室」としてふさわしいと言いました。都市大阪に位置する大阪市立大学もまた、「都市」を対象とする研究が盛んです。この講義では、大阪を「実験室」としてどのようなことが行われているのか、その一部をご紹介します。

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白田 由樹 講師  「文学の舞台パリ―「花の都」の由来をさぐる―」

かつて世界中から多くの芸術家を呼び寄せ、詩や小説の舞台にもなったパリは、ファッション雑誌や映画作品にも頻繁に取り上げられ、今なお、私たちの憧憬をかきたてています。こうした華やかなイメージは、どのように生成し、また普及していったのでしょうか?この授業では、パリの歴史や、文学(とくに小説や詩)が大衆に広く読まれるようになっていく十九世紀の時代背景とともに、いくつかの文学作品に描かれたこの時代のパリの姿を追いながら、この都市がもつ神話的イメージの源をさぐってみたいと思います。

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第2時限 午後3時20分〜午後4時30分

文学部学生とのフリートーク!!

大阪市立大学が大好きで、文学部での学生生活を思いっきり楽しんでいる学生さんがたくさんいます。勉強、卒論、就職などについて、毎年入学直後に開催される新入生歓迎キャンプをはじめ、先輩が後輩を応援する企画がいっぱいあります。講義を聞いた後は、先輩と楽しく語り、大学生になった未来の自分を想像してみませんか。

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