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公認心理師について

大阪市立大学では、「公認心理師法」に基づく公認心理師になるために必要な科目を開講している。本学で公認心理師試験の受験資格を得るためには、以下の条件をすべて満たす必要がある。

(1)文学部心理学コースまたは生活科学部人間福祉学科の学生で、公認心理師資格取得希望者から選抜された者。選抜は2年次前期の成績に基づいて行われ、両学部合わせて20名が選抜される。

(2)所定の単位(別表1)を学部卒業時までに修得した者。別表1の「公認心理師法施行規則に定める科目」欄にある科目をすべて履修する必要がある。該当する「本学開講科目」が複数ある場合には、いずれか1科目を履修すればよいが、心理学実験演習Ⅰ・Ⅱと心理演習Ⅰ・Ⅱは、ⅠとⅡの両方の単位を修得する必要がある。

(3)学部卒業後、対応したカリキュラムを開設する大学院に進学し修了するか、もしくは公認心理師法に定められた実務経験を経た者。


編入生が文学部で公認心理師のプログラムを履修する場合、以下のことが必要になる。

(1)出身校が公認心理師プログラムを提供しており、それに関連する科目の単位を、一定数以上修得していること。

(2)入学した年の前期に、文学部心理学コースの2回生と一緒に選抜を受けること。


別表1
公認心理師法施行規則に
定める科目
本学開講科目 開講
学部
履修
年次
備考
公認心理師の職責公認心理師の職責3~4
心理学概論心理学概論Ⅰ2~4Ⅰ・Ⅱのどちらかを修得
心理学概論Ⅱ2~4
心理学・認知科学と人間(心理学概論)1~4
心理学への招待(心理学概論)1~4
臨床心理学概論臨床心理学概論1~4
心理学研究法心理学研究法Ⅰ2~4Ⅰ・Ⅱのどちらかを修得
心理学研究法Ⅱ2~4
心理学統計法心理学統計法2~4
心理学統計法2~4
人間行動学データ解析法Ⅲ(心理学統計法)3~4
心理学実験心理学実験演習Ⅰ(心理学実験)2~4Ⅰ・Ⅱの両方を修得
心理学実験演習Ⅱ(心理学実験)2~4
心理学実験3~4
知覚・認知心理学知覚・認知心理学特論2~4認知の仕組み(知覚・認知心理学)と原則隔年開講
認知の仕組み(知覚・認知心理学)1~4知覚・認知心理学特論と原則隔年開講
学習・言語心理学学習・言語心理学特論2~4行動と学習の心理(学習・言語心理学)と原則隔年開講
行動と学習の心理1~4学習・言語心理学特論と原則隔年開講
感情・人格心理学感情・人格心理学特論2~4
感情・人格心理学2~4
性格心理学入門(感情・人格心理学)1~4隔年開講
神経・生理心理学神経・生理心理学特論2~4心と脳(神経・生理心理学)と原則隔年開講
心と脳(神経・生理心理学)1~4神経・生理心理学特論と原則隔年開講
社会・集団・家族心理学社会・集団・家族心理学特論2~4文化と社会の心理(社会・集団・家族心理学)と原則隔年開講
文化と社会の心理(社会・集団・家族心理学)1~4社会・集団・家族心理学特論と原則隔年開講
発達心理学発達心理学特論2~4隔年開講
発達心理学Ⅰ1~4Ⅰ・Ⅱのどちらかを修得
発達心理学Ⅱ1~4
教育と発達の心理学(発達心理学)1~4
障害者・障害児心理学障害者・障害児心理学2~4
心理的アセスメント心理的アセスメント特論2~4
心理的アセスメント2~4
心理学的支援法心理学的支援法Ⅰ1~4Ⅰ~Ⅲのいずれかを履修
心理学的支援法Ⅱ2~4
心理学的支援法Ⅲ3~4
健康・医療心理学健康・医療心理学3~4
福祉心理学福祉心理学3~4
発達臨床心理学(福祉心理学)2~4
教育・学校心理学教育・学校心理学2~4
司法・犯罪心理学司法・犯罪心理学3~4
産業・組織心理学産業・組織心理学3~4
人体の構造と機能及び疾病医学知識(人体の構造と機能及び疾病)2~4
精神疾患とその治療福祉システム学Ⅱ(精神疾患とその治療)2~4
関係行政論関係行政論4
心理演習心理演習Ⅰ3~4Ⅰ・Ⅱの両方を修得
心理演習Ⅱ3~4
心理実習心理実習4
開講学部の「文」は文学部開講科目、「生」は生活科学部開講科目、「共」は全学共通教育科目を示す。

開講学部・学年ごとの履修科目一覧


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