国語国文学会



大阪市立大学国語国文学会が1954年に設立されています。年に1度開催される総会では、講演と研究発表が行われます。


総会記録


2020年度 新型コロナウイルス感染症の影響に伴い中止


2019年度 7月27日(土) 学術情報総合センター1階文化交流室
〇研究発表
・堀辰雄における折口信夫―「(花の話・詩経)」ノートを中心に― 劉 娟
○講演
・生涯学習講座における実践―源氏物語を読む― 朝日眞美子
・井上播磨掾から清水理太夫(竹本義太夫)へ 阪口弘之


2018年度 7月28日(土) 学術情報総合センター1階文化交流室
○研究発表
・片山廣子の短歌に詠まれた『魔』―第一歌集『翡翠』までの作品を中心に― 永井 泉
〇講演
・教えるとは共に楽しむこと―中高6年間の国語教育― 足立匡敏
・奈良時代の語学・文学における問題点について 毛利正守


2017年度 7月29日(土) 学術情報総合センター1階文化交流室
○研究発表
・古浄瑠璃『太閤記』の典拠と編集方法 森節男
○講演
・国語教育の現在とこれから―次期学習指導要領を見据えて― 渡邉寛吾
・かなふみのからくり―伊勢物語「狩の使」の段をめぐって―  西耕生


2016年度 7月30日(土)学術情報総合センター1階文化交流室
〇研究発表
・『今昔物語集』における仏教者と女人―出典受容から見る編者の思考構造― 蘿 小珊
〇講演
・三条左大臣殿前栽歌合の序と日記をめぐって 山本真由子
・理想の教師・現実の教師(学校は大いなる素人集団) 神原 実


2015年度 7月25日(土) 学術情報総合センター1階文化交流室
〇研究発表
・デ格とその類似表現について―「によって」を中心に― 劉 迎
〇実践報告
・面白くなければ授業じゃない、楽しくなければ勉強じゃない―映像を喚起する国語の授業― 山下太郎
○講演
・「和漢混合文」ということ 乾 善彦


2014年度 7月5日(土) 法学部棟十一階大会議室
○研究発表
・連体修飾節における動詞の「テイル形」・「タ形」・「ル形」について 李 婧
・文学という生き方―高校「国語」がめざすもの―  清脇 元志
○講演
・菅原道真と向き合う― 開いてみよう『菅家文草』― 三木雅博


2013年度 7月6日(土) 法学部棟十一階大会議室
○研究発表
・『昔男春日野小町』における「春日野小町」―その典拠と作劇法― 原田麻衣
・原因・理由を表す「テ」形節の使用制約―「タタメ(ニ)」節・「ノデ」節と比較して 由 揚
○講演
・平安和文の会話文の「文体」をめぐって 西田隆政


2012年度 7月10日(日) 学術情報総合センター1階文化交流室
○研究発表
『太平記』の怨霊記事と政道批判―巻三十四「吉野御廟神霊事」を中心に― 大坪亮介
『懐風藻』大津皇子伝をめぐって 岡田高志
○講演
国定忠治講談の諸相 奥野久美子 


2011年度 7月10日(日) 法学部棟十一階大会議室
○総  会(議題)・事業報告・決算報告・事業計画・予算案
○研究発表
・日本語の仮定条件「なら」と「としたら」 尹 明花
・「今鏡」における「源氏物語」引用 小笠原愛子
○講演
・漱石「明暗」期漢詩の表層と深層 田中邦夫


2010年度 7月10日(土) 学術情報総合センター1階文化交流室
○研究発表
・延慶本『平家物語』の叙述態度―末尾記事と平治の頼朝助命をめぐって― 井本 海
・『太平記』北野通夜物語の構想― 法師の言葉を端緒として― 大坪亮介
○講演
・『口伝和歌釈抄』の性格 寺島修一


2009年度 7月11日(土) 学術情報総合センター1階文化交流室
○研究発表
・淀川の底の深き鮎の子の―歌謡の生態― 田中寛子
・下二段活用動詞「タマフ」の表記「食」について 根来麻子
○講演
・人の知らない悪行は存在しないのと同じ―源氏物語の人々の倫理― 増田繁夫