2021年12月18日(土)に、堺市の環濠都市遺跡をテーマとするエクスカーションを実施しました(参加者8名)。今回は「地理学野外調査実習Ⅰ」を受講する2年生4名が企画しました。
まずは堺駅に集合し、改札の上に掲示されている「南蛮屏風」を見た後、環濠に沿って歩きながら、環濠都市が作られるまでの歴史や地理について学びました。ザビエル公園では、中世の海岸線を確認することができました。
その後、寺院が集積している地域や土居川公園などを散策し、環濠都市内の土地利用や地理的特徴を中心に議論しました。
さかい利晶の杜(博物館)では、古地図を見ながら学習を深めたほか、ボランティアのスタッフとのコミュニケーションを通して、環濠都市遺跡の保存に対する地元住民の思いを知ることもできました。
そして、環濠都市の外部の景観を観察しながら大仙古墳まで移動し、最後に教員とTA(ティーチングアシスタント)からフィードバックを行いました。
今回のエクスカーションは2年生のチームワークが発揮され、非常に充実した1日となりました。