言語応用コースの特色

 「言語応用コース」では、言語を使っ た情報伝達の様々な側面を、一般性・現代性という見地に立って包括的に研究します。したがって、そうした見地に基づいた授業によって、ことばに関するいろ んな面を学ぶことができ、将来大学院をめざしている人、英語の教師をめざしている人にも有用な知識を身につけることができます。設備面ではWindows の機械が20台ある情報処理実験室があり、授業をうけながらコンピュータ関係の知識を得ることができます。コンピュータの知識をもっていることは、教師に なるにも、企業への就職を考える学生にも必須といえるでしょう。授業はおもに日本語と英語を対象とするものになります。
 具体的には、「世界の言語についての諸相の考察」「ことばのしくみについて統語的、語用論的な考察」はもちろん、「言語獲得に関する新しい知識を身につ ける」「手話・バイリンガリズム・言語障害者の現状などの研究」、さらには「インターネットの検索やエクセルやワードなどの操作の基本を習得しながらこと ばについて学ぶ」「インターネット上の情報やデータベースを用いて、言語の比較検討をする」といった授業を行っています。
 3回生に対しては、卒論演習の準備としての授業を設けています。4回生に対しては、毎月研究会を開いて、卒業論文の中間発表をしてもらい、少しでもいい論文が書けるように指導しています。