年度目次
- 第85回 (2019年冬)
- 第84回 (2019年夏)
- 第83回 (2018年冬)
- 第82回 (2018年夏)
- 第81回 (2017年冬)
- 第80回 (2017年夏)
- 第79回 (2016年冬)
- 第78回 (2016年夏)
- 第77回 (2015年冬)
- 第76回 (2015年夏)
- 第75回 (2014年冬)
- 第74回 (2014年夏)
- 第73回 (2013年冬)
- 第72回 (2013年夏)
- 第71回 (2012年冬)
- 第70回 (2012年夏)
- 第69回 (2011年冬)
- 第68回 (2011年夏)
- 第67回 (2010年冬)
- 第66回 (2010年夏)
- 第65回 (2009年冬)
- 第64回 (2009年夏)
- 第63回 (2008年冬)
- 第62回 (2008年夏)
- 第61回 (2007年冬)
- 第60回 (2007年夏)
- 第59回 (2006年冬)
- 第58回 (2006年夏)
- 第57回 (2005年冬)
- 第56回 (2005年夏)
- 第55回 (2004年冬)
- 第54回 (2004年夏)
- 第53回 (2003年冬)
- 第52回 (2003年夏)
- 第51回 (2002年冬)
- 第50回 (2002年夏)
- 第49回 (2001年冬)
- 第48回 (2001年夏)
- 第47回 (2000年冬)
- 第46回 (2000年夏)
- 第45回 (1999年冬)
- 第44回 (1999年夏)
- 高麗大学・鄭光先生講演会 (1999年)
- 第43回 (1998年冬)
- 第42回 (1998年夏)
第85回 (2019年12月7日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- Clare GRADY(大阪市立大学博士課程後期)
- Dictionario Hispánico-Sinicumの入声字に関する分析
- 李 茗鋭(大阪市立大学博士課程後期)
- 王家衞電影中的日本元素-從川端康成、太宰治和横光利一看日本文學對王家衛的影響-
講演
- 岩本 真理(大阪市立大学教授)
- 『南山考講記』前史をたどる-関西大学図書館長澤文庫藏『唐韻三字話』をめぐって-
第84回 (2019年7月6日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 陳 琪栄(大阪市立大学博士課程後期)
- 『東宮西宮』から『似水柔情』へ-映画芸術と文学芸術の二重奏-
- 徐 叔琳(大阪市立大学博士課程後期)
- 似ている物語と二項対立-琦君恋愛小説の重複描写について-
- 大野 陽介(大阪市立大学非常勤講師)
- 豫劇「朝陽溝」の劇作術-大躍進期の現代物にみる家族関係の変容-
- 上尾さと子(奈良女子大学博士課程後期)
- 中国残留孤児の女性-「童養媳」との関わりから
講演
- 呉 孟晋(京都国立博物館主任研究員)
- コレクションをひもとく-最近の中国絵画史研究について-
第83回 (2018年12月8日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 趙 晟(大阪市立大学博士課程後期)
- 第七回中国映画史年会(南京)の開催状況について
- 城山 拓也(立命館大学嘱託講師)
- 南京滞在期における葉浅予-「小陳留京外史」と「王先生到農村去」-
講演
- 山本 範子(北星学園大学准教授)
- 中華圏SFの発展と近況報告
第82回 (2018年7月7日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 褚 玉玲(大阪市立大学博士課程後期)
- 評注副詞“到底”の誤答分析と指導方法試案-日本人学習者を例として-
- 趙 晟(大阪市立大学博士課程後期)
- 『山東民国日報』から見る済南映画
講演
- 山崎 雅人(大阪市立大学高等教育研究院教授)
- 中国語と周辺諸言語における視覚動詞の試行相文法化の展開
- 谷 曙光(中国人民大学教授)
- 美色、芸術与情志寄托-写給中国第一名伶梅蘭芳的詩-
第81回 (2017年12月9日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 温 岩(運城学院外語系助教)
- 川谷庄平と中国映画
- 馮 艶(本学非常勤講師)
- 白居易の邸宅飲茶
- 渡部 洋(大谷大学准教授)
- 『北京官話全編』の活用について
講演
- 菅原 慶乃(関西大学教授)
- 身体の規律化、あるいは映画観客の誕生:近代上海における映画鑑賞
第80回 (2017年7月8日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 謝 川子(大阪市立大学博士課程後期)
- 中国大陸クィア映画の原形-映画『木蘭従軍』(1939)の再解釈について-
- 邱 昱翔(大阪市立大学博士課程後期)
- 太平洋戦争期の布袋戯
- 張 新民(大阪市立大学教授)
- 映画誌『華北映画』について
講演
- 川口喜治(山口県立大学教授)
- 典故漫談
第79回 (2016年12月3日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 長谷川 愼(大谷大学非常勤講師)
- 王昭君と馬上の琵琶
- 福田 知可志(本学非常勤講師)
- 宋代の放生説話に関する一考察-『夷堅甲志』「松江鯉」をめぐって-
- 浦山 あゆみ(大谷大学教授)
- 明末清初の学者陳藎謨の試み-『元音統韻』を中心に-
講演
- 岩佐 昌暲(九州大学名誉教授)
- 市大中国学の伝統をさぐる
第78回 (2016年7月9日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 田 婧(大阪市立大学博士課程後期)
- 建安七子の作品にみえる押韻と上古音
- 城山 拓也(立命館大学言語教育センター講師)
- 「芸術家」としての漫画家-1930年代中頃の葉浅予と『時代漫画』-
- 森 宏子(流通科学大学准教授)
- 中国語のポライトネス
第77回 (2015年12月5日(土)於天王寺あべのメディックス)
発表題目と発表者
研究発表
- 池平 紀子(本学非常勤講師)
- 天台智顗の呼吸法
シンポジウム「二〇世紀上海演劇シンポジウム-「海派京劇」から見た伝統演劇の現代化-」
- 松浦 恆雄(本学教授)
- 問題提起:伝統演劇の現代化を見直す
- 森平 崇文(神戸学院大学准教授)
- 藤野真子著『上海の京劇』から見た伝統演劇の現代化
- 大野 陽介(本学非常勤講師))
- 森平崇文著『社会主義的改造下の上海演劇』から見た伝統演劇の現代化
- 三須 祐介(立命館大学准教授)
- 上海都市文化史から見た「海派京劇」
- 田村 容子(福井大学准教授)
- 麒派の現代性とは何か
- 藤野 眞子(関西学院大学教授)
- コメント
- 総合討論(司会:松浦 恆雄)
第76回 (2015年7月4日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 史 彤春(本学非常勤講師)
- 副詞“都”的語義、語用分析
- 白井 順(四川大学古籍研究所副研究員)
- 日本と巴蜀文献
- 王 静(大阪観光大学講師)
- 新中国における茶葉生産と国家建設
- 藤野 真子(関西学院大学教授)
- 民国期上海の伝統劇における“老生”の諸相-京劇から越劇へ-
第75回 (2014年12月6日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 大野 陽介(本学非常勤講師)
- 建国初期の農村劇団とその舞台演出について
- 田渕 欣也(本学非常勤講師)
- 楊家将物語における龍退治について
- 安田 真穂(関西外国語大学准教授)
- 金篋玉策-運命を記した名簿について-
- 緒方 賢一(関西学院大学非常勤講師)
- 明代蘇州の庭園について
講演
- 荒川 清秀(愛知大学教授)
- 街の中国語から見えてくるもの
第74回 (2014年7月5日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 田 婧(本学博士課程後期)
- 曹丕、曹植の詩文における押韻状況について
- 白井 順
- 前間恭作と中国学
- 垣内 智之(本学非常勤講師)
- 陳致虚の煉丹理論
講演
- 内田 慶市(関西大学教授)
- 文化交渉学と言語接触研究
第73回 (2013年12月14日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 大野 陽介(本学非常勤講師)
- 建国初期における農村劇団の演出をめぐる諸問題
- 宮崎 順子(関西大学非常勤講師)
- 中国の民衆知〈術〉の思想-神々のいる風水-
講演
- 張 新民(本学教授)
- 映画『混江龍李俊』の成立とその意義について
第72回 (2013年7月6日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 馮 艶(本学非常勤講師)
- 白居易の茶詩について
- 王 標(本学非常勤講師)
- 漢文に対する清国外交官たちの評価
講演
- 三浦 國雄(四川大学教授)
- 文人趣味と養生-高濂『遵生八牋』を読む-
第71回 (2012年12月8日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 城山 拓也(本学非常勤講師)
- 葉浅予の漫画について
- 史 彤春(本学非常勤講師)
- “毕竟”与“到底”的多角度比较分析及教学建议
- 安田 真穂(関西外国語大学准教授)
- 冥界の河
講演
- 尾崎 文昭(東洋文庫研究員・東京大学名誉教授)
- 中国近現代文学史の構造
第70回 (2012年7月7日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 大野 陽介(本学非常勤講師)
- 建国後の伝統劇改革と農村劇団について-1949年から1976年までを中心に-
- 福田 知可志(本学非常勤講師)
- 「張夫人」の物語について
- 張 新民(本学准教授)
- 日本占領下の華北における日本映画について
講演
- 西村 正男(関西学院大学教授)
- 混淆・越境・オリエンタリズム-「玫瑰玫瑰我爱你」(Rose, Rose, I Love You)の原曲とカヴァー・ヴァージョンをめぐって-
第69回 (2011年12月10日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 趙 冬暉(本学博士課程後期)
- 納蘭性德研究叙説
- 王 宜瑗(同志社大学嘱託講師)
- 中国詩史における曹植の位置づけ
- 山本 範子(北星学園大学准教授)
- 異類裁判説話をめぐって
講演
- 花登 正宏(東北大学教授)
- 我が国における『洪武正韻彙編』の受容
第68回 (2011年7月2日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 王 傑(本学博士課程後期)
- 耿李論争以降の李卓吾―儒教の宗教化をめぐって―
- 大野 陽介(本学非常勤講師)
- 建国初期の伝統劇コンクールについて―政治と娯楽のはざまで―
- 馮 艷(本学非常勤講師)
- 北宋期の茶詩について -梅・欧・蘇を中心に-
講演
- 大東 和重(関西学院大学准教授)
- 日本近代文学と中国人留学生 研究の現在
第67回 (2010年12月11日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 田渕 欣也(本学博士課程後期)
- 楊家将における「私下三関」のモチーフについて
- 史 彤春(本学非常勤講師)
- 副詞“就”の意味及び語用的機能の考察
- 王 標(本学非常勤講師)
- 頼山陽の漢文についての試論
講演
- 古川 末喜(佐賀大学教授)
- 漢詩の新訓読「現代書き下し文」のこころみ -杜甫の「生活詩」を「現代書き下し文」で読んでみる-
第66回 (2010年7月3日(土)於天王寺あべのメディックス)
発表題目と発表者
研究発表
- 廣島 直子(本学博士課程後期)
- 宗璞作品にみる新中国における知識人の主体性の確立
- 南 真理(本学博士課程後期)
- テレビドラマとインターネット -スパイドラマ『潜伏』を中心に-
- 馮 艷(本学非常勤講師)
- 北宋期の茶詩について -梅・欧・蘇を中心に-
講演
- 張 新民(本学准教授)
- 大阪・上海学術交流と研究資料収集について
第65回 (2009年12月5日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 城山 拓也(本学博士課程後期)
- 張資平と読者
- 秋岡 英行(本学非常勤講師)
- 『唱道真言』における内丹の儒教的理解
講演
- 梅 家玲(台湾大学台湾文学研究所所長)
- 従少年中国到少年台湾 -二十世紀中文小説的国族論述與青春想像-
- 川合 康三(京都大学教授)
- 豔賦攷
第64回 (2009年7月4日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 王 宜瑗(同志社大学講師)
- 永明以降の声律論の展開 -北朝を中心に-
- 王 傑(本学非常勤講師)
- 耿李論争から見た李卓吾思想の真相
- 地蔵堂 貞二(滋賀県立大学教授)
- 『金瓶梅』に見える呉語について
講演
- 佐藤 晴彦(神戸市外国語大学教授)
- 『水滸伝』と『金瓶梅』
第63回 (2008年12月13日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 南 真理(本学博士課程後期)
- 中国テレビドラマに見る歴史観の変化-『走向共和』を例にして-
- 福田 知可志(本学非常勤講師)
- 七夕の怪異譚-『夷堅甲志』「孫九鼎」をめぐって-
- 王 標(本学非常勤講師)
- 雷峰塔はいつ、なぜ倒壊したか-文化的景観の系譜学的アプローチ-
講演
- 竹浪 遠(黒川古文化研究所研究員)
- 失われた唐代山水画を求めて-作品・画論・題画詩を手がかりに-
第62回 (2008年7月5日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 田渕 欣也(本学博士課程後期)
- 楊家将物語の戯曲化-元曲「謝金吾」を中心に-
- 梁 淑珉(本学博士課程後期)
- 開化期の韓国語における時間表現
- 馮 艶(本学非常勤講師)
- 茶詩にみえる茶経の投影-「水」と「薪」を中心に-
- 安田 真穂(関西外国語大学准教授)
- 嫉妬の文学-志怪にみえるその諸相-
講演
- 植田 均(奈良産業大学教授)
- 醒世因縁伝方言語彙研究-語彙整理の一方法-
第61回 (2007年12月8日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 山口 博子(本学博士課程後期)
- 『耳食録』について
- 三鬼 丈知(和歌山大学非常勤講師)
- 金代医学思想の一側面-劉完素と張元素-
- 山本 範子(北星学園大学講師)
- 裁判と魔物-包公説話の魅力-
講演
- 川尻 文彦(帝塚山学院大学准教授)
- 清末の『自由』
第60回 (2007年7月7日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 城山 拓也(本学博士課程後期)
- 穆時英にみるリアリティの探究
- 方 紅(本学博士課程後期)
- “僥倖”類語気副詞の機能と表現
- 徐 棣(本学後期博士課程)
- 中国系アメリカ人作家スイ・シン・ファの作品について
講演
- 福島 正(大阪教育大学教授)
- 資治通鑑散話
第59回 (2006年12月9日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 梁 淑珉(本学後期博士課程)
- 「時候」の歴史的意味変遷について
- 北野 元美(本学後期博士課程)
- 蘇舜欽詩の個性について
- 豊田 周子(本学後期博士課程)
- 頼和の作品に描かれた「迷信」
- 王 標(本学非常勤講師)
- 文化的実践としての読書 -李慈銘『越縵堂日記』を中心として-
講演
- 中原 健二(仏教大学教授)
- 元明における詞楽の伝承
第58回 (2006年7月8日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 南 真理(本学後期博士課程)
- 国家と大衆のせめぎあいの場としての中国テレビドラマ
- 馮 艶(本学後期博士課程)
- 茶詩にみる唐代茶文化の一側面
- 史 彤春(本学非常勤講師)
- 副詞「可」の構文について
- 三輪 雅人(関西外国語大学助教授)
- 嘉納治五郎と宏文学院
講演
- 丸尾 常喜(日本中国学会理事長)
- 魯迅と目連戯
第57回 (2005年12月10日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 石川 昌幸(本学後期博士課程)
- 蘇州時代の袁宏道の試み
- 大野 陽介(本学後期博士課程)
- 『奇襲白虎団』の改編からみる“母親”像
- 鈴木 康予(本学非常勤講師・COE研究員)
- 張天翼の短編小説-『包氏父子』を中心として-
講演
- 大内田 三郎(本学名誉教授)
- 『水滸伝』研究の現状と課題
- 齋藤 龍一(大阪市立美術館学芸員)
- 中国南北朝~隋時代の山西様式造像について-天龍山石窟の如来像を中心に-
第56回 (2005年7月9日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 劉 雪飛(本学交換留学生)
- 芥川龍之介の『上海遊記』について
- 山口 博子(本学後期博士課程)
- 『螢窗異草』について
- 白井 順(本学非常勤講師)
- 朱子学の普及と伝播-『朱子訓蒙絶句』は如何に読まれたか-
ミニシンポジウム「中国古典音楽と文学」
基調報告
- 齋藤 茂(本学教授)
- 文献研究の問題点と可能性
講演
- 中 純子(天理大学助教授)
- 李白と盛唐音楽
コメンテータ
- 長谷川 慎(大谷大学助手)
司会
- 松浦 恒雄(本学教授)
第55回 (2004年12月11日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 井戸 有紀(本学非常勤講師)
- 上海の釘子戸―留学で見た上海の現状と王安憶小説の中の都市上海-
- 宮崎 順子(本学非常勤講師)
- 郭璞仮託『葬書』の成立
- 長谷川 慎(大谷大学助手)
- 楽府琴歌の縁辺
講演
- 中生 勝美(本学助教授/アジア都市文化学教室)
- 山東農村の民間文書:農民にとっての公文書
第54回 (2004年7月10日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 桜木 陽子(本学非常勤講師)
- 『天宝遺事諸宮調』の楊貴妃の形象について
- 秋岡 英行(本学非常勤講師)
- 内丹劇初探-蘭茂『性天風月通玄記』-
- 川口 喜治(山口県立大学助教授)
- 盛唐辺塞詩の中における高適の辺塞詩の特徴-時事報道性を視点に-
講演
- 岩本 真理(本学助教授)
- 唐話学の継承と終焉-『南山考講記』『南山俗語考』『漢語跬歩』『支那南部会話』-
第53回 (2003年12月13日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 三鬼 丈知(本学大学院後期博士課程)
- 心腎相交-内丹から医学へ-
- 福田 知可志(本学大学院後期博士課程)
- 『夷堅志甲志』における夢の諸相
- 山本 範子(本学非常勤講師)
- 『張四姐大鬧東京』をめぐって
講演
- 張 猛(北京大学助教授)
- 『左伝』動詞的語義語法問題-以動詞「為」為中心的研究
- 福家 道信(近畿大学教授)
- 『辺城』のヒロインのイメージ
第52回 (2003年7月5日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 北野 元美(本学大学院後期博士課程)
- 柳宗元の植物詩
- 豊田 周子(本学大学院後期博士課程)
- 日本語作品に見る台湾人作家王昶雄の文学観 -小説「淡水河の漣」「奔流」「鏡」を中心に-
- 史彤春(本学大学院後期博士課程)
- 語気副詞「倒」字語用分析
- 謝 安琪(本学大学院後期博士課程)
- 拾骨儀礼に現れた家族制度 -台湾南部農村の事例から-
講演
- 岩佐 昌暲(九州大学教授)
- 中国現代文学の創作モデル -「暗黒と光明」をめぐって-
第51回 (2002年12月14日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 王 標(本学大学院後期博士課程)
- コミュニケーションの場 隨園を訪ねて来た人々-袁枚の交友ネットワークに関する一考察-」
- 鈴木 康予(本学非常勤講師)
- 張天翼について-「金鴨帝国」を中心に-
- 森 宏子(流通科学大学講師)
- 時間副詞「剛」の表現機能
講演
- 大内田 三郎(本学名誉教授)
- 近世語研究と旧白話小説-「水滸伝」を中心に-」
- 范 伯群(蘇州大学教授)
- 関於鴛鴦蝴蝶派的重新評価問題-以徐枕亞、包天笑、周痩鵑的文学活動為中心-」
第50回 (2002年7月6日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 井戸 有紀(本学大学院後期博士課程)
- 王安憶文学における『叔叔的故事』の位置
- 韓 艶玲(本学大学院後期博士課程)
- 類書と詩-『初学記』の「事対」を中心に-
- 田口晴近(本学大学院後期博士課程)
- 阮元の経学思想-『性命古訓』について-
講演
- 清原 文代(大阪女子大学講師)
- 中国語教育の現場から
シンポジウム「抗戦時期の映画と演劇」
パネラー
- 張 新民 (本学専任講師)
- 瀬 戸宏 (摂南大学助教授)
司会
- 松浦 恒雄(本学助教授)
第49回 (2001年12月15日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 久田 麻実子(本学非常勤講師)
- 墓誌銘の歴史に於ける庾信の位置
講演
- 周 裕鍇(四川大学)
- 從“尚意”到“尚味”-試論宋代詩歌闡釈学重心的演変-
第48回 (2001年7月7日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 福田 知可志(本学大学院後期博士課程)
- 『侠婦人』の物語について
- 王 標(本学大学院後期博士課程)
- 『四庫全書』における華夷観
講演
- 大岩本 幸次(本学専任講師)
- 金代の字書・韻書について
第47回 (2000年12月16日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 范 紫江(本学大学院後期博士課程)
- 『海上花列伝』の構成から見る執筆意図
講演
- 張 伯偉(南京大学教授 京都大学客員教授)
- 从《酒徳頌》看魏晋人的新酒徳観
第46回 (2000年7月1日(土)於大阪市立大学医療研修センター あべのメディックス7階研究室C)
発表題目と発表者
研究発表
- 井出 克子(本学大学院後期博士課程)
- 中国語の五感表現について-共感覚に基づく比喩を中心に-」
講演
- 竹内 誠(京都外国語大学助教授)
- 清末実事小説「春阿氏」について
第45回 (1999年12月18日(土)於大阪市立大学医療研修センター あべのメディックス7階研究室C)
発表題目と発表者
研究発表
- 白井 順(本学大学院後期博士課程在学中)
- 復卦の思想-李翺から程伊川へ-」
講演
- 王 占華(北九州大学助教授)
- 換喩認知模式等と中国語の文法研究
第44回 (1999年7月3日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 畑 忍(本学大学院後期博士課程)
- 浄明道革新の士 劉玉の呪術教法批判
- 張 新民(大阪外国語大学非常勤講師)
- 三十年代の軟性電影理論について
鄭光先生(高麗大学)講演会 「元代漢語の〈旧本老乞大〉」
(1999年6月6日(土) 於大阪市立大学商学部会議室)
内容報告
去る6月6日(日)午後二時より、大阪市立大学商学部会議室に於いて、鄭光先生(高麗大学)の講演会が行われました。当日は予想を超える聴講者にお集まりいただき、用意していた席が足りずにパイプ椅子を運び込んだりレジュメを追加コピーしたりと、少々慌ただしくはなりましたが、始終和やかな雰囲気の中、盛会に終わりましたことを大変嬉しく思います。
講演会では、三浦先生の司会のもと、今回新たに発見された〈老乞大〉(以下〈旧本老乞大〉)の紹介がなされましたが、この〈旧本老乞大〉は、現在確認されているどの〈老乞大〉よりも古いものであり、高麗末に作られ朝鮮初期に刊行された原本に近いものということで、発表が進むにつれて、今回の発見が中国語学研究にとって大変貴重なものであったことを実感させられるものでした。
そもそも、元との接触が盛んになってきたことを背景として作成された、中国語学習者のための中国語会話教材である〈旧本老乞大〉は、〈朴通事〉とともに朝鮮時代の司訳院に於ける漢語教育でもっとも重要であった教科書の一つです。会話教材という性質もあって、その時代により適した中国語・文章内容に書き改める必要性があるため、〈老乞大〉には時代と共に修訂本が出版されており、何度かの修訂を経ながらも長い間使用され続けてきた〈老乞大〉のそれぞれの版本を比較することで、中国語の変遷を見ることができるのです。さらに重要なことは、今回発見された〈旧本老乞大〉とこれまで確認されていた〈老乞大〉と併せると、高麗後期に司訳院が設置されて以来の、元・明・清代の北京語資料が出揃ったということです。
このような貴重な資料をテーマとした今回の発表では、〈老乞大〉の編纂・刊行の歴史に始まり、〈旧本老乞大〉と崔世珍の手によって翻訳された中宗十二(1517)年頃に刊行されたと考えられる〈翻訳老乞大〉との間にみられる漢語の差異についての詳細な比較結果が発表されましたが、実際に対応させて比べてみると、改めて変化の大きさに驚かされました。さらに、〈旧本老乞大〉は元代の北京語を、〈翻訳老乞大〉は明代の北京語を反映していることから、特に前者に見られる元代の北京語と思われる語彙を取り上げて、比較検証されました。また、〈老乞大〉は本来蒙古語で編集され、それが元代の中国語に翻訳されたのではないか、という疑問が見いだせるとの見解が出されるなど、さらなる研究課題が提出された発表でもありました。
そして鄭光先生による一時間半程の発表の後、10分程の休憩を挟んで、約一時間に渉って活発な質疑応答が繰り広げられました。質疑応答では、三浦先生に代わって金文京先生(京都大学人文学研究所)が司会兼通訳をなされましたが、質問者に対して金先生が答えてしまうという場面も見られるなど、緊張感の中にも時に笑いの出る雰囲気の中で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
今回、このような講演を聴講させていただき、大変貴重な時間を過ごさせていただきましたが、さらに、朝鮮語・中国語だけでなく日本語文献が多数用いられていることに加え、流暢な日本語での御講演をなされた鄭光先生の博学に圧倒され、自らの研究意欲に強い刺激を受けた一日でもありました。また、今回の講演は、他の研究者に対して「今後、さらに他の重要文献も発見されるのではないか」という期待を与えて下さった講演会であったと思います。
最後に、講演会の後で杉本町の「天香」(中華料理店)で懇親会が行われ、こちらにも聴講者の半数近くの方が御参加下さり、講演会とはまた違った雰囲気の中、それぞれの研究についての意見交換や研究を離れた交流を深められたのではないでしょうか。
第43回 (1998年12月12日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 浅田 雅美(本学大学院後期博士課程)
- 主述補語文について
- 櫻木 陽子(本学大学院後期博士課程)
- 二つの『竇娥冤』の世界-古名家本と元曲選本の違い-
- 池平 紀子(本学大学院後期博士課程)
- 偽経典『占察善悪業報経』に見られる懺法について
講演
- 佐藤 晴彦(神戸市外国語大学教授)
- 「脈望館鈔校本古今雑劇」について
第42回 (1998年6月27日(土)於大阪市立大学文化交流センター)
発表題目と発表者
研究発表
- 鈴木 康予(本学大学院後期博士課程)
- 張天翼の初期作品について-『鬼土日記』を中心に-
講演
- 山崎 雅人(本学助教授)
- 周縁と中心
- 羅 時進(蘇州大学教授 花園大学客員教授)
- 唐代寒食詩歌的二重意趣闡釈-兼対所謂杜牧「清明」詩的弁偽-