学校やアートセンター、地域において、子どもたちがアートに触れ体感する芸術体験プログラムを提供する「タチョナ」の手法を学ぶ。「こども熱帯音楽祭」が目的とするのは、アーティストと子どもたちが共に創意工夫して音楽を創ることを通して、将来に出会う様々な課題を創造的に解決していく力を育んでゆくことである。子どもたちの創造性を引き出すために教員や保護者との連携を図り、より柔軟で想像的なマネージメント力を養っていく。都市と村落という2つの空間が現場となる。
今回で5回目となる「こども熱帯音楽祭」が8月27日(土)奈良県十津川村にて開催されます。
今年度は、大阪市内のいくつかの小・中・高等学校にアーティスト・梅田哲也が出向き、ワークショップを実施し集まった子どもたちと、パフォーマンスユニット・コドモクラシーを結成。音楽ユニット・テニスコーツとともに合宿をして作品をつくっていきます。
合宿および発表の舞台となるのは、十津川村武蔵地区の廃校となった小学校。木造の校舎をバックに校庭で音楽祭を開催します。
どなたでもご覧いただけますので、みなさまお誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください!
>>フライヤーのダウンロードはこちら
/ / / / / 開催概要 / / / / /
日時|2016年8月27日(土)17:00 – 19:00/ / / / / アクセス / / / / /
車でお越しの方
(大阪市内から約3時間)(五條市から約1時間半)電車・バスでお越しの方
〈十津川村役場まで〉/ / / / / 宿泊について / / / / /
公共交通機関では当日帰ることができないので、車での来場または武蔵地区の宿泊施設の利用をお勧めします。梅田哲也(うめだてつや)
日用品や廃材といった身近なものや自然現象など、とりまく状況全般を素材とした体験型のインスタレーションやパフォーマンス作品を発表。国内外の美術館における展覧会のほか、都市空間や自然のなかでのサイトスペシフィックな作品も多く手掛ける。またTheater Spektakel(チューリヒ)、FUSEBOX(オースティン)、NOORDERZON(フローニンゲン)などのパフォーミングアーツのフェスティバルにも多数出演。2014年には、フィリピン山岳地帯の子どもたちとのワークショップからパフォーマンスを創作するなど、現地の住人を巻き込んだコラボレーション作品も多い。
近年の個展は「O才」Breaker Project(大阪・2014年)、「SCIENCE DE LA SUPERSTITION」Instants Chavires(モントルイユ・2015年)、「See, Look at Observed what Watching is」Portland Institute for Contemporary Art (ポートランド・2016)、「Almost over Always around」Ota Fine Arts(シンガポール・2016年)
http://www.siranami.com/
小島剛(こじまたかし)
即興音楽やコンピュータ音楽の音楽家として国内外で活動の傍ら、2000年ごろからアートディレクターとして大阪を中心にアートイベントやライブを企画。その後「NPO子ども盆栽」(現:NPO cobon)で小学生向けキャリア教育プログラムの コーディネートに関わるようになり、2011年に大阪市の小学校現代芸術体験プログラム「青少年芸術体験事業」のプログラムディレクターとして、”タチョナ〜 touch On Art〜プロジェクト“を立ち上げる。現在も自身が音楽家として活動しながら、京阪神を中心に小中学校の授業として子どもたちのアートプログラムのコーディネートを行う他、アート・センターなどでアーティストによる子ども向けの実験的なプログラムなどを企画している。