プロジェクト実践

こども熱帯音楽祭#05

※受講生の募集は受付終了しました
連携先
NPO法人cobon タチョナプロジェクト
実施期間
2016年7月〜9月 [全8回]
アーティスト
梅田哲也(美術家/音楽家)
講師
小島剛(NPO法人cobon タチョナプロジェクトプログラムディレクター)

学校やアートセンター、地域において、子どもたちがアートに触れ体感する芸術体験プログラムを提供する「タチョナ」の手法を学ぶ。「こども熱帯音楽祭」が目的とするのは、アーティストと子どもたちが共に創意工夫して音楽を創ることを通して、将来に出会う様々な課題を創造的に解決していく力を育んでゆくことである。子どもたちの創造性を引き出すために教員や保護者との連携を図り、より柔軟で想像的なマネージメント力を養っていく。都市と村落という2つの空間が現場となる。


「こども熱帯音楽祭 in 十津川」開催!


こども熱帯音楽祭in十津川

今回で5回目となる「こども熱帯音楽祭」が8月27日(土)奈良県十津川村にて開催されます。 今年度は、大阪市内のいくつかの小・中・高等学校にアーティスト・梅田哲也が出向き、ワークショップを実施し集まった子どもたちと、パフォーマンスユニット・コドモクラシーを結成。音楽ユニット・テニスコーツとともに合宿をして作品をつくっていきます。 合宿および発表の舞台となるのは、十津川村武蔵地区の廃校となった小学校。木造の校舎をバックに校庭で音楽祭を開催します。 どなたでもご覧いただけますので、みなさまお誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください!
>>フライヤーのダウンロードはこちら

/ / / / / 開催概要 / / / / /

日時|2016年8月27日(土)17:00 – 19:00
料金|無料
出演|コドモクラシー、テニスコーツ、梅田哲也、ほか
出店&ミニライブ|台湾料理ごとう feat. MC MANGO、ほか
司会|akamar22!
会場|奈良県十津川村旧武蔵小学校校庭(現:十津川村教育資料館)
   〒637-1332奈良県吉野郡十津川村武蔵530 [MAP]

/ / / / / アクセス / / / / /

車でお越しの方

(大阪市内から約3時間)(五條市から約1時間半)
南阪奈道路葛城ICなどを降りて、五條市から十津川村役場まで国道168号線を利用します。
十津川村役場から武蔵地区までは車で約15分。ゲストハウス「大森の郷」の看板を目印にお越しください。山あいの道ですので雨量通行規制など道路交通情報をご確認ください。

電車・バスでお越しの方

〈十津川村役場まで〉
奈良交通バス(八木新宮線)で「十津川村役場」までお越しください。
「JR五條」駅から約2時間半
「近鉄八木」駅から約4時間
※ご出発前にバスの運行状況をご確認ください。(バスは3便/日です。)
http://www.narakotsu.co.jp/rosen/yagi-shingu/index.html

〈十津川村役場から武蔵地区まで〉
十津川村役場から十津川村教育資料館(武蔵地区)へは徒歩40分かかります。またはタクシーなどを利用ください。
三光タクシー(株) 0746-64-0231

※ 十津川村役場から乗り合いバスの運行も予定しております。ご利用になられる方は、こちらのサイトをご確認のうえ、お申し込みください。
http://touchonart.net/etc/nettai_access.html



/ / / / / 宿泊について / / / / /

公共交通機関では当日帰ることができないので、車での来場または武蔵地区の宿泊施設の利用をお勧めします。
十津川村観光協会または十津川村観光協会のページから宿泊施設に直接お問い合わせください。
(十津川村観光協会 tel 0746-63-0200 /
URL http://totsukawa.info/)

※こちらで手配した湯泉地温泉の宿(大部屋)に宿泊することも可能です。人数に限りがありますが、ご希望される方は、こちらのサイトをご確認のうえ、お申し込みください。
http://touchonart.net/etc/nettai_access.html



こども熱帯音楽祭とは

「こども熱帯音楽祭」の源は2006年のジャワ島中部大地震に遡ります。小学校の校舎が押しつぶされ、教材や楽器もぺしゃんこ。それでも音楽をしたい子供たちは、身の回りの素材(ペットボトルや竹など)を持ち寄って合奏を始めました。子供たちは臨機応変に災害に対応し、創造性を育んでいったのです。2009年にはそれが「こども創造音楽祭」という形になり、いまや30近い小学校が参加する、年に1度の音楽イベントになりました。そして、2011年に東日本で大きな震災が起こりました。さらに大災害が全国で起こる可能性が指摘されています。そんななか、インドネシアの「こども創造音楽祭」のコンセプトを導入し、2012年、大阪にて「こども熱帯音楽祭」始まりました。2012 年には4名のアーティストが大阪市内の小学校などでワークショップを行い、創作した4作品を合同で発表するコンサートを開催し、2013 年に神戸、2014年と2015年は大阪、と毎年継続して実施しています。
今年は 梅田哲也が夏休み期間中の大阪市内の小・中・高校生たちとのワークショップを行うだけでなく、自然の豊かな十津川村で合宿し、音楽祭を開催することになりました。遊びのなかから生まれてくる動きや偶然の思いつきなど、様々なアイデアを交換しつつ、音や体をつかったパフォーマンス作品をつくっていきます。そのなかから子供たちに、未来を生き抜くための創造的な精神を育んでもらいたいと思っています。


お問い合せ
NPOcobonタチョナプロジェクト(担当:コジマ)
〒550-0006
大阪市西区江之子島2-1-34江之子島文化芸術創造センター内2F
Tel:070-5650-5744
http://touchonart.net/

主催|大阪市立大学
共催|NPO法人cobon タチョナプロジェクト
助成|平成28年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」
協力|十津川村、むさし地域活性化協議会、大阪市立大空小学校、大阪市 立堀江小学校、大阪市立大正中央中学校、大阪教育大学附属平野中 学校、大阪教育大学附属高等学校平野校舎、大阪府立高津高校
後援|大阪府、大阪市


プロフィール
梅田哲也

梅田哲也(うめだてつや)
日用品や廃材といった身近なものや自然現象など、とりまく状況全般を素材とした体験型のインスタレーションやパフォーマンス作品を発表。国内外の美術館における展覧会のほか、都市空間や自然のなかでのサイトスペシフィックな作品も多く手掛ける。またTheater Spektakel(チューリヒ)、FUSEBOX(オースティン)、NOORDERZON(フローニンゲン)などのパフォーミングアーツのフェスティバルにも多数出演。2014年には、フィリピン山岳地帯の子どもたちとのワークショップからパフォーマンスを創作するなど、現地の住人を巻き込んだコラボレーション作品も多い。
近年の個展は「O才」Breaker Project(大阪・2014年)、「SCIENCE DE LA SUPERSTITION」Instants Chavires(モントルイユ・2015年)、「See, Look at Observed what Watching is」Portland Institute for Contemporary Art (ポートランド・2016)、「Almost over Always around」Ota Fine Arts(シンガポール・2016年)
http://www.siranami.com/

小島剛

小島剛(こじまたかし)
即興音楽やコンピュータ音楽の音楽家として国内外で活動の傍ら、2000年ごろからアートディレクターとして大阪を中心にアートイベントやライブを企画。その後「NPO子ども盆栽」(現:NPO cobon)で小学生向けキャリア教育プログラムの コーディネートに関わるようになり、2011年に大阪市の小学校現代芸術体験プログラム「青少年芸術体験事業」のプログラムディレクターとして、”タチョナ〜 touch On Art〜プロジェクト“を立ち上げる。現在も自身が音楽家として活動しながら、京阪神を中心に小中学校の授業として子どもたちのアートプログラムのコーディネートを行う他、アート・センターなどでアーティストによる子ども向けの実験的なプログラムなどを企画している。

NPO法人cobon タチョナプロジェクト

“タチョナ〜touch on art〜”は2011年にNPO cobonによる大阪市の小学校現代芸 術体験授業の企画・コーディネートプロジェクトとしてスタート。以降、様々なジャンルのアーティストが関わり、これまでに京阪神の40校、4000名以上の子どもたちにプログラムを提供している。子どもたちがアートを体験することで、豊かな感性や表現力・創造力・コミュニケーション能力の育成を図るとともに、表現の多様性から自他の理解を深めることで、自己肯定感を向上させ、将来的な社 会的自立を促すことを目標としている。また2013年以降、大阪府立江之子島文化芸術創造センターでの実験的な子ども 向けアートプログラムをスタートしたほか、地域のアーティストやデザイナ−と共に、地域文化の発信やまちづくりに子どものアイデアを活かすワークショップ などを行なっている。

病院、小学校、高齢化コミュニティ、貧困地域、過疎地といった現場で、プロフェッショナルなアートマネジャーの指導のもと、実際のプロジェクト運営に参加して知識・技術・知恵を学びます。
日程、実施場所など詳細はお申し込みいただいた方にメールにてお知らせいたします。