森合音(もりあいね)
四国こどもとおとなの医療センターホスピタルアートディレクター・写真家、NPOアーツプロジェクト副代表理事。2009年、独立行政法人国立病院機構香川小児病院での壁画制作をきっかけにアートディレクター(非常勤職員)として同病院勤務。四国こどもとおとなの医療センター建設時、メインアートディレクターとしてアートプロジェクトに関わる。
井上由季子(いのうえゆきこ)
グラフィック工芸・モーネ工房主宰。京都・二条城近くに、モーネ工房とギャラリー、想いをカタチにして心に届くもの作りを学ぶ寺子屋学校を、Seiken工作所と共に発信。人と人の関わりを大切にして、アートやデザインを生活の中に生かす工夫や、ひと手間を惜しまないもの作りから生まれるコミュニケーションデザインを届ける。著書に『老いのくらしを変えるたのしい切り紙』(筑摩書房)、『住み直す』(文芸春秋)、『文房具で包む』(アノニマ・スタジオ)などがある。
大阪市立大学医学部附属病院
大阪市内唯一の医学部附属病院。地域医療における中核的かつ高度な総合医療機関として、がん診療連携や救急医療、周産期医療など市民のニーズに応える拠点病院の役割を担っている。市民が安心して療養に励めるよう、職員達が日々、技術・知識の研鑽、新たな研究開発に勤しんでおり、「スマイル・サービス・サイエンス―職員が笑顔で働く病院が、日本一、患者さんを元気にする!―」を合言葉に、市民ボランティアや芸術家と協力してボランティア活動やアートプロジェクトなど様々な改善活動に取り組み、在阪企業とタッグを組んで「ものづくり医療コンソーシアム」を立ち上げ、大阪の元気をモノづくりに生かしている。