Report


平成27年度 社会包摂型アートマネジメント・プロフェッショナル育成事業2
「アートの活用形?」ゼミ/プロジェクト実践について


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プロジェクト実践
病院、小学校、高齢化コミュニティ、貧困地域といった現場で、プロフェッショナルのアートマネジャーの豊富な経験から蓄積された知恵・知識・技術を、実際のプロジェクトを通して学びます。
※日程、実施場所など詳細はお申し込みいただいた方にメールにてお知らせいたします。
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(A)「医療安全のためのアート&デザインプロジェクト」
※定員に達したため受付終了しました
2015年9月〜2016年2月<全7回>
連携先:大阪市立大学医学部附属病院
アーティスト:井上由季子(グラフィック工芸家)
講師:森合音(四国こどもとおとなの医療センターホスピタルアートディレクター/NPOアーツプロジェクト/アートディレクター)

―― ホスピタルアートとは病院という場に充満する様々な想いをアートという名のフラットな「広場」において語り合い、問題点やニーズを洗い出し、そこに創造性や新たな角度からの視点を持ち込むことで新しい「解」を導きだす取り組みのこと。今回は医療安全に的を絞り、現場の職員とグラフィック工芸家・井上由季子氏との対話を通じて楽しみながらクリエイティブな業務改善に取り組む。

(B)「こども熱帯音楽祭#04」2015年7月〜9月<全8回>
※6/25受付締切としていますがこちらのプロジェクト実践については若干受入可能です。是非お申込みください。
連携先:NPO cobon タチョナプロジェクト
アーティスト:梅田哲也(美術家/音楽家)、PIKA☆(音楽家)
講師:小島剛(NPO cobon: タチョナプロジェクトプログラムディレクター)

―― 「タチョナ」は、学校やアートセンター、地域において、子どもたちがアートに 触れ体感する芸術体験プログラムを提供している。「こども熱帯音楽祭」が目的 とするのは、アーティストと子どもたちが共に創意工夫して音楽を創っていくこ とを通して、様々な課題を創造的に解決していく力を育んでゆくこと。本プログラムでは、子どもたちの創造性を引き出すために教員や保護者との連携図り、より柔軟で想像的なマネージメント力を養っていく。

(C)「地域に根ざした創造活動拠点の実験2」2015年8月〜2016年2月<全10回>
※6/25受付締切としていますがこちらのプロジェクト実践については若干受入可能です。是非お申込みください。
連携先:ブレーカープロジェクト
アーティスト:きむらとしろうじんじん(美術家)ほか
講師:松尾真由子(ブレーカープロジェクト事務局長)
―― ブレーカープロジェクトは、独自の表現手段を開拓するアーティストと共に地域の人々との関わりをつくりながら、日常のなかに創造の現場を生み出しているアートプロジェクト。空きスペースを活用した創造活動拠点は、アーティストと地域住民が出会い共創する場。本プログラムでは、2015年3月末に閉校となった元小学校を活用し、地域に開かれた作業場をつくっていくプロセスを通して、アートと地域をつないでいく手法を学び、有効な関係性のあり方を考える。

(D)「釜ヶ崎オ!ペラ2」2015年10月〜2016年2月<全10回>
※6/25受付締切としていますがこちらのプロジェクト実践については若干受入可能です。是非お申込みください。
連携先:NPOこえとことばとこころの部屋(ココルーム)
アーティスト:パッ・ニョト(音楽家/インドネシア)、野村誠(音楽家)ほか
講師:上田假奈代(NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)代表)

―― 寄せ場(日雇い労働市場)・釜ヶ崎も変化し、高齢者が多く暮らしている。このまちで活動するココルームはカフェや釜ヶ崎芸術大学などによって、さまざまな人々とのであいをつむぎ、表現と学び合いの場をつくっている。本プログラムでは、インドネシアから音楽家を招聘し、ガムランをベースにした「釜ヶ崎オ!ペラ2」を創作。人生のひきうけ方を他者と関わりながらみいだしていくなかで、アートマネジメントの果たせる役割を考え、その多様性に気づき、手法を学ぶ。


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プロジェクト実践の受講を希望される方へ

【対象】
アートの領域のみならず、教育、福祉、医療、まちづくり等の現場で、アートを活用した取り組みをされている方、行政や企業の文化担当の方などを主な対象者とします。学生の場合、大学院生以上とします。

【プロジェクト実践|受講条件】
講座(3コマ以上)、ゼミ(1コース以上)を受講してください。
・プロジェクト実践では、プロジェクトを1つ選択し、全回とも通して出席していただくこと
 を基本条件とします(複数選択も可)。
【プロジェクト実践|定 員】各プロジェクト4〜5名程度
【プロジェクト実践|受講料】無料(講座・ゼミ受講必須)

【プロジェクト実践|申し込み方法】
氏名、年齢、職業、連絡先(電話番号/PCメールアドレス)、希望される講座、ゼミのコース、実践プログラムを明記のうえ、それぞれの受講の動機と抱負(400〜800字)と共に、6月25日[木]までに問い合わせ先にメールでお申し込みください。
※定員オーバーした場合は希望に添えない場合もあります。
※こちらからの返信メールが迷惑フォルダに入ってしまうことが稀にあるようです。申し込みいただいてから5日以内に返信がない場合は、迷惑フォルダを確認いただくか、再度メールかお電話にてご確認ください。


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インターン制度
プロジェクト実践では連携先である、NPO cobon タチョナプロジェクト、ブレーカープロジェクト、ココルームにおいてインターンを受け入れます。プロジェクト実践のワークショップ以外にも事務局の仕事に従事することで経験値を高めるプログラムです。

【参加条件】
・2014年度のプロジェクト実践に参加された方、もしくは現場経験1年以上の方が対象となります。希望される方は、講座(3コマ以上)、ゼミ(1コース以上)を受講してください。
【お申し込み方法】
氏名、年齢、職業、連絡先(電話番号/PCメールアドレス)、活動実績、希望されるインターン先を明記のうえ、6月25日[木]までに問い合わせ先にメールでお申し込みください。
※定員オーバーした場合は希望に添えない場合もあります。

問い合わせ先
大阪市立大学文学部内 AMP事業事務局
E-mail artsmanagement@lit.osaka-cu.ac.jp

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