プロジェクト実践

プロジェクト実践C

『HANAアートフェスティバル』

アーティスト
sonihouseほか
講師
岡部太郎
連絡先
たんぽぽの家 アートセンターHANA
実施時期
2014年6月〜2014年12月にかけて【全10回】

日本で初めての障がいのある人のアートセンター「たんぽぽの家アートセンターHANA」。ここから多様な表現が数多く生まれ、国内外で作品発表するとともに、アートが障がいのある人の「しごと」になる試みを続けている。本プログラムでは、アーティストとHANAメンバー、そして地域の人たちをつなぐ創造活動をつくり、アートを媒介としてネットワークを広げていくことで、10年目を迎えるHANNの課題の一つ、「地域における役割」を考える。

sonihousesonihouse

sonihouse|そにはうす
奈良を拠点に鶴林万平(サウンドエンジニア)と長谷川アンナ(グラフィックデザイン)が主宰する音とそれにまつわる場とデザインについて考え実践する工房。自然な音の再現を目指し開発した12面体スピーカーをはじめとするオリジナルスピーカーの設計・製作、それぞれの空間と目的に合う最適な音響機器の提案、また音のワークショップなどを各地で企画・開催している。スピーカーを媒介に演奏家と空間、そして聴き手を有機的に結び付けそこに豊かな音楽的循環を生むことをコンセプトに活動を続けている。

岡部太郎

岡部太郎|おかべたろう
一般財団法人たんぽぽの家事務局長。
1979年、群馬県前橋市生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒
高校時代より地元の市民芸術団体にて商店街や行政を巻き込んだアートプロジェクトにボランティアとして参加。現在はたんぽぽの家アートセンターHANAを拠点に、あたらしいアートの可能性を探る「エイブル・アート・ムーブメント」の推進をしている。障害のある人とコミュニティをつなげるアートプロジェクトや、展覧会、舞台、ワークショップ、シンポジウムなどの企画運営を担当。

たんぽぽの家 アートセンターHANA
すべての人がアートを通じて自由に自分を表現したり、互いの感性を交感することができるコミュニティ・アートセンター。障害のある人たちが個性をいかしながらビジュアルアーツやパフォーミングアーツに取り組むスタジオ、今を生きる人たちの表現を紹介するギャラリー、コミュニケーションの場としてのカフェ&ショップ、アートの可能性について探求するインフォメーションセンターやミーティングルームがある。
http://popo.or.jp/hana/