プロジェクト実践

プロジェクト実践A

『病院を元気にするアートプロジェクト』

アーティスト
森口ゆたか
講師
森 合音
連絡先
大阪市立大学医学部附属病院
実施時期
2014年9月〜2015年3月にかけて【全6回】

ホスピタルアートとは病院という場に充満する様々な想いをアートという名のフラットな「広場」において語り合い、問題点やニーズを洗い出し、そこに創造性や新たな角度からの視点を持ち込むことで新しい「解」を導きだす取り組みのこと。常にその「解」には別の「解」が存在すると同時に「問い」も含まれている。本プログラムでは、現場の声に耳を澄まし、対話から生まれる新しい病院のかたちを、アーティスト、職員、そして受講生の皆さんと一緒に探ってゆく。

レポート

作成中
森口ゆたか

森口ゆたか|もりぐちゆたか
美術家、NPO法人アーツプロジェクト理事長、京都造形芸術大学客員教授。
美術家として各地で作品を発表する一方で1998年にイギリスで出会ったホスピタルアートの活動を日本に紹介し、国内初のホスピタルアート専門のNPO法人を立ち上げ、メンバーと共にこれまでに数十カ所の病院を手がける。また大学でも「芸術と社会」の観点からホスピタルアートの授業に取り組む。

森合音

森合音|もりあいね
四国こどもとおとなの医療センターホスピタルアートディレクター・写真家、NPOアーツプロジェクト所属。2009年、独立行政法人国立病院機構香川小児病院での壁画制作をきっかけにアートディレクター(非常勤職員)として同病院勤務。四国こどもとおとなの医療センター建設時、メインアートディレクターとしてアートプロジェクトに関わる。

大阪市立大学医学部附属病院
大阪市内唯一の医学部附属病院。地域医療における中核的かつ高度な総合医療機関として、がん診療連携や救急医療、周産期医療など市民のニーズに応える拠点病院の役割を担っている。市民が安心して療養に励めるよう、職員達が日々、技術・知識の研鑽、新たな研究開発に勤しんでおり、「スマイル・サービス・サイエンス―職員が笑顔で働く病院が、日本一、患者さんを元気にする!―」を合言葉に、市民ボランティアや芸術家と協力してボランティア活動やアートプロジェクトなど様々な改善活動に取り組み、在阪企業とタッグを組んで「ものづくり医療コンソーシアム」を立ち上げ、大阪の元気をモノづくりに生かしている。