インターナショナルスクール論文校閲・翻訳の補助2011

インターナショナルスクールでは、文学研究科院生等が自分の書いた外国語論文等の校閲を業者に依頼する場合(場合によっては翻訳も含む)、その費用を補助をします。 詳細は下記をご覧ください。

このたび文学研究科インターナショナルスクール(IS)では、本研究科所属の大学院生、都市文化研究センター研究員の外国語論文の執筆および公表を支援するために、以下のとおり論文の校閲・翻訳を補助することといたしましたのでお知らせいたします。

■ 1.目的

外国語で論文を執筆し研究成果を国際的に発信することは、現在、研究者にとって重要な要件となりつつある。しかしながら若手研究者、特に大学院生にとって、外国語論文の執筆は大きな困難を伴う。IS各事業との緊密な連携のもと、若手研究者の外国語での論文執筆・発表を推進するために、論文校閲および翻訳への助成を行い、IS各事業を推進するとともに、国際的な発信能力のある人材の育成を促進する。

■ 2.支給要件

以下のような条件で外国語の校閲・翻訳を行うものに対して補助金を支給する。

1)補助対象となる執筆行為

  • 国内外の学術雑誌、書籍等への外国語論文の投稿
  • 各事業機関の報告書等への外国語での寄稿
  • 国際会議等のための外国語による発表用原稿の作成
  • その他IS運営委員会が認めたもの (日本語論文の外国語要旨の作成は対象としない)

2)補助上限は年間(会計年度内)一人当たり、校閲48,000円(税込)、翻訳35,000円(税込)とする。

  • 補助上限内であれば複数回申請できる(但し、校閲プログラム全体の予算残高によって助成できないことがある。)
  • 助成対象となる校閲・翻訳料金は業者の設定するスタンダード料金とする。(ハイスピード、エマージェンシー、プレミアムなどの特別料金が設定されたサービスには助成できないので注意すること。)
  • 校閲・翻訳の料金が助成上限額を超過する場合、業者に助成上限額分の伝票と超過額分の伝票を分けて作成してもらうこと。この場合にのみ、上限額までの助成が可能。
  • 個人に翻訳を依頼する場合は英語への翻訳単価は800字3,500円、その他の外国語への翻訳は400字4,500円、外国語から外国語への翻訳は300語6,000円とする。
  • 個人に校閲を依頼する場合は言語を問わず600語4,500円とする。
  • 校閲と翻訳を併用した場合の一人当たりの補助上限は、48,000円(税込)とする。

3)支給対象者

  • 文学研究科大学院生(休学者を除く)とする。
  • 都市文化研究センター研究員
  • その他各事業機関が認めたもの

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■ 3.申し込み方法

以下の手続きを取ること。

1)校閲・翻訳前に以下の資料をIS事業事務局に提出する。メールによる提出は不可、郵送は可。

  • 校閲・翻訳を依頼する予定の論文(コピー可)
  • 校閲・翻訳業者の出した「見積書」
  • 校閲・翻訳業者の資料。校閲・翻訳会社のホームページの案内、翻訳・校閲代金(スタンダード)を記したページを含めること。
  • 個人に依頼する場合は校閲・翻訳担当者の「履歴書」(様式を問わない)
  • 論文校閲・翻訳補助申請書 (http://educa.lit.osaka-cu.ac.jp/~ggp/nakami/2011/writing_shorui.html

2)校閲・翻訳業者は大阪市立大学に債権者登録しているものとする。そうでない場合は登録を依頼する。その手続きについては以下を参照のこと。https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/bid_information/bid

3)校閲・翻訳後に以下の資料をIS事務局に提出する。

(1)業者依頼の場合

  • 校閲・翻訳済み論文(コピー可)
  • 申請書に記した金額と同じ金額の「見積書」、「納品書」、「請求書」。申請時の金額と実際の校閲・翻訳料金が大幅に異なる場合、助成できないことがあるので注意すること。
  • 請求額が補助上限額(校閲48,000円/翻訳35.000円)を超える場合は「請求書」の分割を依頼し補助上限金額以下の「請求書」を提出すること。

(2)個人依頼(国内支払)の場合

(3)個人依頼(国外送金)の場合

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■ 4.募集時期

随時(校閲・翻訳が完了と「請求書」等の提出が2月20日までに行えるものであること。提出が遅れた場合、あるいは補助用予算の残額が十分でない場合は支払うことはできない)

■ 5.選考・決定

選考・決定 選考・決定はIS運営委員会で行う。

■ 6.備考

  • 校閲・翻訳(業)者との取引については各自の責任の下に行うものとする。
  • 本規定の内容は執行の状況に応じてIS運営委員会の議を経て変更する場合がある。

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【問い合わせ先】

  • インターナショナルスクール(IS)
    大阪市立大学大学院文学研究科 インターナショナルスクール事務局(文学部棟2階・201・情報編集室内)
  • Tel: 06-6605-3114
  • e-mail:

 

UrbanScope第2号発刊と投稿募集のお知らせ

6月1日に、都市文化研究センターによるオンライン英文電子ジャーナル”UrbanScope”第2号を発刊いたしました。今回は久堀先生のご論考の翻訳と国際査読を経た大学院生の論文(ノート)1本を掲載しております。以下URLをご覧ください。
http://urbanscope.lit.osaka-cu.ac.jp/index.html
UebanScopeはアクセス・ダウンロードフリーのオープンアクセスジャーナルであり、本研究科を中心とする優れた日本研究の翻訳媒体、都市研究を中心とする若手研究者の登竜門、そしてインターナショナルスクールの理念を現実化する公表媒体として、国際発信を念頭においた戦略的雑誌です。
第2号刊行から1年間で、世界28カ国から1000件以上のアクセスがあり、各掲載論文のダウンロード(クリック)数も200件を超えております。いわゆるトップジャーナル(国際商業学術誌)に比べれば、アクセスの9割弱は国内に留まり、その数も微々たるものですが、編集委員会では国際的に読者(さらに投稿者)を広げるべく努力しております。なにとぞ皆様にもご高覧いただき、関係方面へのご推薦をお願い申し上げます。

合わせて、若手研究者を中心に第3号の投稿を募集しております。上記ジャーナルサイトに英文の投稿規定がございますが、和文のものは以下からダウンロードできます。ぜひ積極的なご投稿をご検討・お薦めください。
https://www.lit.osaka-cu.ac.jp/user/yamataka/Notes_for_contributors_J.doc

投稿締め切りは9月末日ですが、投稿(題目と200ワード程度の要旨)の早期エントリーを7月末日まで受け付けております。エントリーの受け付けは編集委員会(ucrc_office★lit.osaka-cu.ac.jp)までお願いします。(★は@に変えて下さい)

今後とも皆様の温かいご支援と積極的なご投稿をお待ちしております。ご質問などは山崎孝史先生(yamataka★lit.osaka-cu.ac.jp)までお知らせください。(★は@に変えて下さい)

カナダ・ビクトリア大学英語プレゼン研修2011

追加募集をしておりましたが、5月2日に定員限度数に達しましたので、追加募集を締め切りました

 概要
    期 間:平成23年8月27日~9月10日
    費 用:約9万円(受講料、渡航費、宿泊費、食費を含む)
    参加者:10名[文学研究科大学院生]
    募集締切:(再募集)5月10日(火)……定員限度数に達した時点で締切ます。
    申込先:文学部棟2階(201)インターナショナル・スクール事務室

 

カナダ・ビクトリア大学英語プレゼン研修2011

追加募集をしておりましたが、5月2日に定員限度数に達しましたので、追加募集を締め切りました

 概要
    期 間:平成23年8月27日~9月10日
    費 用:約9万円(受講料、渡航費、宿泊費、食費を含む)
    参加者:10名[文学研究科大学院生]
    募集締切:(再募集)5月10日(火)……定員限度数に達した時点で締切ます。
    申込先:文学部棟2階(201)インターナショナル・スクール事務室

 

日中伝統芸能研究交流会報告書

日中伝統芸能研究交流会報告書 全71頁、 2011年3月、大阪市立大学都市文化研究センター

開会の辞 井上 徹 1
評弾音楽 周 震華 3
評弾音楽(日本語版) 周 震華(岩本真理訳) 11
大世界における評弾音楽演劇化の試み 松浦 恆雄 22
呉語資料としての評弾演出本―”辰光”をめぐって 岩本 真理 38
『伊賀越道中双六』の上演史 久堀 裕朗 49
古籍に見る明清時代「評弾」及び評弾芸人の有り様―蘇州評弾を中心に 劉 慶 59

ダウンロード(PDF):6MB

「関西比較中世都市研究会」の御案内(關西比較中世城市研究会、Kansai Research Group for Comparative Studies on Medieval Cities)

趣旨 日本、東洋、西洋における中世都市の実態や研究方法を学び、自らの都市研究に活用する方途をさぐる。異なる地域の都市研究者の間で、比較研究の方法論を真摯に模索する。

内容

  • 案内は、メール会員に対しておこない、HPにも載せる。
  • 2ヶ月に1回程度、平日の夕刻(19:00~21:30)。梅田・難波・天王寺など。
  • あつかう時代はおおよそ、11世紀~17世紀とする。
  • 個別の都市、個別のテーマをあつかう実証報告。問題提起、新しい方法論の提案。
  • 他の専攻の研究者に理解してもらえる、興味をもってもらえるように工夫した報告とする。
  • 他の専攻の研究者にコメントを事前に依頼する。
  • 質疑はまず、他の専攻の研究者から。質疑に十分時間をとる。

幹事  仁木 宏(日本史、大阪市立大学大学院文学研究科教授)
山崎覚士(東洋史、佛教大学歴史学部歴史学科准教授)
中谷 惣(西洋史、日本学術振興会特別研究員)

第3回   2011年3月11日(金) 19:00~21:30
会場:大阪市立大学文化交流センター 大セミナー室 (大阪駅前第2ビル6階)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/academics/institution/bunko
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/academics/institution/bunko/equipment
報告;大黒俊二氏(西洋史・大阪市立大学)
「都市は一体か?」-西洋中世都市の「一体性神話」をめぐって-
コメント:高谷知佳氏(法制史・京都大学)
司会:中谷 惣氏

第4回   2011年5月13日(金)
報告;山口智哉氏(東洋史・大阪市立大学)「宋代坊巷空間考」
コメント:仁木 宏氏(日本中世史・大阪市立大学)
※ 案内は、原則として、メールアドレスを登録いただいた方にのみ電子メールでお届けします。
案内メールを希望される方は、以下までその旨、お聞かせください。
その際、お名前、メールアドレス、(差しつかえなければ、専攻分野、所属)もお知らせ下さい。
E-mail:niki★lit.osaka-cu.ac.jp  (★→@に変更)

都市文化研究第13号

表紙 vol13
目次
論 文
世紀転換期フランス文学における「人工楽園」の喪失 ― ジャン・ロランの『フォカス氏』にみる「蒐集家殺し」への道 ― 辻昌子 2-12
協働的関係を構築しようとする教師の働きかけの戦略 ― 教師への面接調査のM-GTA質的分析を通じて ― 上森さくら 13-22
清初江西における文化的秩序の再建 ― 江西巡撫宋犖とその交遊を中心にして ― 王標 23-34
李卓吾の官僚時代 ― 出世間への道 ― 王傑 35-44
研究ノート
五世ジェブツンダンバの円寂とそのエルデニ・シャンゾドバの動き 八宝 45-56
都市空間をいかに記述するか ―「見る者」か「遊歩者」か、それとも?― 菅野拓 57-68
観光における文化交流の不在 ― 中国成都市を訪れる日本人の観光活動から ― 王静 69-80
特別寄稿
「小道」の体験 ― 宋代士人生活における術士と術数 ― 廖咸恵 (翻訳 今泉 牧子) 81-104
研究展望
百舌鳥御廟山古墳(百舌鳥陵墓参考地)の同時調査からみる情報公開資料の利用の可能性 牧飛鳥 105-110
書評
齊藤寛海、山辺規子、藤内哲也編著『イタリア都市社会史入門 12世紀から16世紀まで』 中谷惣 111-113
海外レポート
フランス地域総合就労支援の実態調査 ― パリの青年支援センターを訪ねて ― 松原仁美 114-116
海外でふれたマイムの世界 野田はるか 117-118
アメリカの地政学と地理学に触れて 高崎章裕 119-120
ニュース 121
執筆要項 144
編集後記 145
執筆者一覧 146

大阪市立大学都市文化研究センター(UCRC)ドクター研究員2011年度募集について

2011年度の募集を開始しました。
UCRCドクター研究員に採用を希望される方は、「募集要項」を参照の上、様式(1)「研究活動計画書」、様式(2)「履歴書・業績目録」を所定の期日までに提出下さい。

大阪市立大学大学院文学研究科が、日本学術振興会の「組織的な若手研究者等海外派遣プログラム」に採択されました。同プログラムの詳細は、「インターナショナルスクール若手研究者等海外派遣プログラム」(http://educa.lit.osaka-cu.ac.jp/~rov/index.html)で御確認ください。
大阪市立大学大学院文学研究科に所属しない方(文学研究科大学院学生以外の方など)で、本プログラムでの海外派遣を希望される方は、UCRCドクター研究員になっていただく必要があります。

問合先  E-mail ucrc_office◎lit.osaka-cu.ac.jp(メールをお送り頂く際には◎を@に変えて下さい。)

2011年2月28日

様式のダウンロード
募集要項 (Word形式) (PDF形式)
様式(1) 研究活動計画書 (Word形式) (PDF形式)
様式(2) 履歴書・業績目録 (Word形式) (PDF形式)

大阪市立大学都市文化研究センター・釜山大学校韓国民族文化研究所第1回 合同シンポジウム「都市と文化創造 ―歴史、そして現代文化―」

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日時:2011年2月9日(水)
会場:高原記念館学友ホール

【第1セッション】 「都市・植民地をみる眼」

○Lee Jaebong(李 在奉)<韓国文学> 9:30~10:00
(釜山大学校人文大学・副教授)
「1930年代’京城’を見る二つの視線」 -田中英光の『醉いどれ船』-

●本岡拓哉(Motooka Takuya)〈地理学〉10:00~10:30
(大阪市立大学都市文化研究センター・ドクター研究員)
「都市マイノリティの場所の記憶―在阪済州島出身女性たちの祈りの場「龍王宮」をめぐって―」

○Choi Youngho(崔 永鎬)<國際關係史>
(靈山大學校外國語大学・教授)10:30~11:00
「解放直後在日朝鮮人の目に映った釜山」

●佐賀 朝(Saga Ashita)〈都市史〉11:00~11:30
(大阪市立大学大学院文学研究科・准教授)
「近代大阪の都市社会構造―1920~30年代を中心に―」

共通討論  11:40~12:40
モデレーター:野村親義(大阪市立大学大学院文学研究科・准教授)

【第2セッション】 「文化創造のインパクト」

○Son Eunha(孫 銀河)<映像工学> 14:00~14:30
(釜山大学校 韓国民族文化遑暑・言 HK遑暑・ヘ授)
「芸術創作活動と都市イメージ」

●海老根剛(Ebine Takeshi)〈表現文化学〉14:30~15:00
(大阪市立大学大学院文学研究科・准教授)
「コミュニティはどこに? -アートによる都市再生の可能性-」

○Shin Nakyung(辛 那炅)<美学>15:00~15:30
(釜山大学校・韓国民族文化遑暑・梶E専任研究員)
「文化イベントと都市再生」 ー韓国国際ビエンナーレをめぐってー

●高島知佐子(Takashima Chisako)<アーツ・マネジメント>15:30~16:00
(大阪市立大学都市研究プラザ研究員)
「民俗芸能による地域文化・地域コミュニティの再構築」

共通討論  16:10~17:10
モデレーター:中川 眞(大阪市立大学都市文化研究センター長)

「関西比較中世都市研究会」の御案内(關西比較中世城市研究会、Kansai Research Group for Comparative Studies on Medieval Cities)

趣旨
日本、東洋、西洋における中世都市の実態や研究方法を学び、自らの都市研究に活用する方途をさぐる。異なる地域の都市研究者の間で、比較研究の方法論を真摯に模索する。

内容

  • 案内は、メール会員に対しておこない、HPにも載せる。
    https://www.lit.osaka-cu.ac.jp/UCRC/ja/krgcsmc/index.html
  • 2ヶ月に1回程度、平日の夕刻(19:00~21:30)。梅田・難波・天王寺など。
  • あつかう時代はおおよそ、11世紀~17世紀とする。
  • 個別の都市、個別のテーマをあつかう実証報告。問題提起、新しい方法論の提案。
  • 他の専攻の研究者に理解してもらえる、興味をもってもらえるように工夫した報告とする。
  • 他の専攻の研究者にコメントを事前に依頼する。
  • 質疑はまず、他の専攻の研究者から。質疑に十分時間をとる。

幹事  仁木 宏(日本史、大阪市立大学大学院文学研究科教授)
山崎覚士(東洋史、佛教大学歴史学部歴史学科准教授)
中谷 惣(西洋史、日本学術振興会特別研究員)

第2回   2011年1月28日(金) 19:00~21:30
会場:大阪市立大学文化交流センター 小セミナー室 (大阪駅前第2ビル6階)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/academics/institution/bunko
http://www.osaka-cu.com/article.php?story=bunko
報告:山崎覚士氏(東洋史・佛教大学)「中国港湾都市と「外国文化」」
宋代の明州にスポットを当てて、そこでの外国人居留区や、都市での貿易
手続きなどを紹介する。諸外国の都市との異同について議論したい。
コメント:高田良太氏(ヴェネツィア海外領土史、日本学術振興会特別研究員)
司会:仁木 宏氏

第3回   2011年 春
報告:大黒俊二氏(西洋史・大阪市立大学)
コメント:高谷知佳氏(法制史・京都大学)

※ 案内は、原則として、メールアドレスを登録いただいた方にのみ電子メールでお届けします。
案内メールを希望される方は、以下までその旨、お聞かせください。
その際、お名前、メールアドレス、(差しつかえなければ、専攻分野、所属)もお知らせ下さい。
E-mail:niki★lit.osaka-cu.ac.jp  (★→@に変更)

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