A4判2段組 全160頁 2008年3月発行 |
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目次 | ||
巻頭文 | 中川 眞 | 2 |
論 文 | ||
近世柳井津の町の構造と都市社会 | 久角健二 | 3-17 |
工業化初期の都市政策と地域社会 ── 大阪市による接続町村の編入をめぐって ── |
島田克彦 | 18-30 |
「門限条例」と公共空間の統制 ── 大阪府青少年健全育成条例改正の政治過程から ── | 杉山和明 | 31-52 |
研究ノート | ||
ルクセンブルクの多言語社会に関する考察 ── 欧州連合の「母語プラス二言語」政策の実践例として ── |
木戸紗織 | 53-66 |
1980年代韓国ソウルにおける文化空間の意味をめぐる葛藤 ── 大学路「車のない道」を事例に ── |
水谷清佳 | 67-80 |
中世都市山田の成立と展開 ── 空間構造と住人構成をめぐって ── | マーク・シュナイダー | 81-95 |
特別寄稿 | ||
墓葬と風水 ── 宋代における地理師の社会的位置 ── | 廖 咸 恵 (上内健司 訳) |
96-115 |
研究展望 | ||
中国歴史地理学の過去と現在 | 呉 松 弟 (萩野 祐 訳) |
116-125 |
書 評 | ||
松下憲一 著 『北魏胡族体制論』 | 永田拓治 | 126-128 |
Peter Conrad 著 “The Medicalization of Society: On the Transformation of Human Conditions into Treatable Disorders” | 佐々木洋子 | 129-130 |
多賀町教育委員会 編 『敏満寺は中世都市か?』 | 新谷和之・高津浩司 | 131-133 |
小泉恭子 著 『音楽をまとう若者』 | 山口 晋 | 134-136 |
黄 寬 重 著 『宋代的家族与社会』 | 山口智哉 | 137-140 |
学会レポート | ||
国際中世学会(英国・リーズ大学)に参加して | 仁木 宏 | 141-142 |
ニュース | 143-157 | |
執筆要項 | 158 | |
編集後記 | 159 | |
執筆者一覧 | 160 |
Category: おしらせ
都市文化研究第10号
シンポジウム 「あつめる」から「ひらく」へ-ポピュラー文化の資料アーカイブズをめぐって-
主催 | 映像社会学研究会 |
共催 | 京都造形芸術大学・舞台芸術研究センター |
場所 | 京都造形芸術大学 人間館 地下1階 映像ホール |
日程 |
2008年2月22日(金) 13:00~19:30 詳細はHPをご覧下さい。 |
研究員募集要項
2008(平成20)年2月18日
大阪市立大学都市文化研究センター(UCRC)
大阪市立大学都市文化研究センター(UCRC、以下センター)では、2008(平成20)年度の研究員(ドクター研究員)を下記の要領で募集いたします。
研究員は、機関誌『都市文化研究』などセンターの刊行物に寄稿することができ、身分証が発行されますので、大阪市立大学学術情報総合センターなど、内外の研究機関を利用することもできます。さらに、センターが公募するドクター研究員プロジェクトに応募したり、日本学術振興会科学研究費補助金を申請したりできます。
センターの研究活動に御関心をお持ちの若手研究者の積極的な応募をお待ちしています。
記
1、応募資格
次の(1)(2)のいずれかに該当する者
(1)博士の学位を有する者(2007(平成19)年度取得見込みを含む)で、センターの研究プロジェクトの企画・推進に協力できる者。
(2)大学院後期博士課程の在学生または単位取得退学者で、センターの研究プロジェクトの企画・推進に協力できる者。なお、博士論文執筆に向けて一定の研究成果を挙げていることを条件とする。
(註1)大阪市立大学大学院文学研究科において学位を取得した者、同研究科の在籍者・単位取得退学者を中心とするが、大阪市立大学の他研究科、他大学大学院研究科において学位を取得した者や在籍者・単位取得退学者も受け入れる。
2、提出書類
応募資格(1)(2)いずれの該当者も次の[1]~[2]の書類を提出すること。
[1] 研究活動計画書――別紙様式(1)による
(註2)「研究計画に対する主たる指導教員の所見」欄は、必ず指導教員の自筆であること。指導教員の捺印のない応募は受け付けない。
[2] 履歴書・業績目録――別紙様式(2)による。
(註3)すべての業績を記載すること。スペースが不足する場合は、適宜改行して追加記入してもよい。複数枚数にわたってもよい。
(註4)所属学会において委員等の経歴がある場合は、その期間、委員名等を記入すること。
3、採用予定人数と採用期間
応募資格(1)については若干名。応募資格(2)については30名程度。
1年間。ただし連続して応募することを妨げない。
4、応募締切・応募先
2008(平成20)年3月24日(月)17:00必着
大阪市立大学(文学研究科)都市文化研究センター事務局宛
5、選定方法・時期
2008(平成20)年4月中旬までに、センター会議において選定を行ない、センター所長が任命する。
6、選定結果の通知
採用者には指導教員を通じてすみやかに連絡する。
・ダウンロード
別紙様式1(Word形式)
(PDF形式)
※研究員の応募に関する質問は、大阪市立大学都市文化研究センターで受け付けています。
→お問い合わせはこちら
第五回「映像都市研究の構築へ向けて」研究会主催:映像都市研究会(大阪市立大学UCRC、D研究員共同研究プロジェクト「映像都市研究の構築へ向けて」)、映像社会学研究会
日時 | 2008年1月18日(金)、16時30分~(開場16時15分) |
場所 | 大阪市立大学学術情報センター、5階AVホール |
研究会趣旨 |
2本の社会派ドキュメンタリーに加えて、サウンド・スケープ的手法による「京都」の把握を、映像作品というかたちに加工することにより表現した実験的作品(ヴィジュアル・サウンド・スケープ)を鑑賞することを通じて、映像作品を通じた都市表象について考える。コメンテーターは、同研究会のメンバーから、劇映画における都市表象についての研究成果を有している梁仁実さんがつとめる。社会派ドキュメンタリー、ヴィジュアル・サウンド・スケープ、劇映画、それぞれ異なる「ジャンル」に分けられる映像作品で、どのように都市が表象されているのであろうか。上映後の総合討論では、これらの「ジャンル」に加えて、テレビドラマや広告など他のビジュアル・イメージにおける都市表象も視野に入れ、映像を通じた都市表象についての包括的な議論を行いたい。さらに、こうした議論を通じて、今後都市研究において、研究者によるどのような映像作品制作の可能性がありえるのかについても考えたい。 |
[プログラム] |
1.『Images from the corner』(英語字幕)の上映 ※※休憩:10分※※ 2.『長居テント村に大輪の舞台が立った』の上映 3.『Kyotoscapes』の上映 コメント コメンテーター:梁仁実(大阪市立大学UCRC研究員) 総合討論 |
都市文化研究第9号
A4判2段組 全160頁 2007年3月発行 |
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目次 | ||
論 文 | ||
居住環境の都鄙性と対人関係の様態 ―― 資源獲得方略としての友人関係の分析 ―― |
宮 崎 弦 太, 金 児 曉 嗣 |
2-19 |
自尊心と外国人受容 ―― 日本・韓国・台湾の調査から ―― |
向 井 有理子 | 20-33 |
宋代地方都市における教育振興事業と在地エリート ―― 紹興新昌県を事例として ―― |
山 口 智 哉 | 34-53 |
研究ノート | ||
戦国期畿内の流通構造と畿内政権 | 天 野 忠 幸 | 54-69 |
地理学景観論は社会評論として役立つか? ―― 境界領域に立つ辻村太郎,石原憲治,城戸幡太郎の1930年代 ―― |
西 部 均 | 70-85 |
立身出世の階梯を諦めた人々 ―― 章学誠の“紹興師爺”像を中心に ―― |
山 口 久 和 | 86-97 |
映画のなかのソウル表象 ―― 1996年以降の韓国映画を中心に ―― |
梁 仁 實 | 98-117 |
上方歌舞伎にみる立役と実悪の位置付け ―― 初代中山新九郎を中心に ―― |
四 本 奈 央 | 118-131 |
特別寄稿 | ||
後期中世カスティーリャにおける都市と水 ―― 水をめぐる王権・貴族・コンセホの権力構図 ―― |
マリア・イサベル・デル・バル・バルディビエソ (大原志麻・村上司樹 訳) |
132-145 |
ニュース | 146-158 | |
編集後記 | 159 | |
執筆者一覧 | 160 |
都市文化研究第8号
A4判2段組 全124頁 2006年9月発行 |
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目次 | ||
論 文 | ||
京都府行政資料のデジタル・アーカイブ化とその課題 ―― EAD/XMLの適用の可能性と歴史学 ―― |
後 藤 真 | 2-15 |
児童の評価能力の変容に関する事例研究 | 廣 瀬 真 琴 | 16-31 |
パブリックアートの戦略 ―― サウンドアートを事例として ―― | 中 川 真 | 32-45 |
研究ノート | ||
コンベンション施設の運営と課題 ―― 大阪国際会議場を事例として ―― |
金 錦 香 | 46-59 |
古代の難波をめぐる国際交易ネットワーク | 栄 原 永遠男 | 60-71 |
在日中国人家庭の育児形態に関する一考察 ―― 関西在住中国人家庭の育児援助の事例から ―― |
鄭 楊 | 72-87 |
特別寄稿 | ||
Ishibashi Soundscape ―― Investigating the Soundscape of Urban Japan ―― |
Jacob KREUTZFELD | 88-99 |
書評 | ||
井上徹・塚田孝編『東アジア近世都市における 社会的結合 ―諸身分・諸階層の存在形態―』を読む ―― 「社会の流動性」に差異はあったのか? ― |
脇 村 孝 平 | 100-109 |
ニュース | 110-122 | |
編集後記 | 123 | |
執筆者一覧 | 124 |
都市文化研究第7号
A4判2段組 全114頁 2006年3月発行 |
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目次 | ||
論 文 | ||
コンスタンティノープルと聖遺物 ― 「エデッサの聖像」到来式典(944年)をめぐって― | 井上浩一 | 2-19 |
唐末杭州における都市勢力の形成と地域編成 | 山崎覚士 | 20-33 |
研究ノート | ||
1950-60年代の港湾運送業における寄せ場・釜ヶ崎の機能 | 原口剛 | 34-49 |
東京都の文化政策「ヘブンアーティスト事業」と現代都市空間 | 山口晋 | 50-62 |
シンポジウム | ||
「海外における中国都市史研究の現状」(趣旨説明) | 63 | |
『上海都市社会生活史』を叙述するうえでの三つの問題 | 銭杭(井上 徹 訳) | 64-69 |
アメリカにおける中国都市文化研究の現状 | 汪利平(高畑 幸 訳) | 70-82 |
コメント:4つの視点からの中国都市史 | 大 黒 俊 二 | 83-85 |
特別寄稿 | ||
戦前期の入江泰吉と光藝社 ― 「上田写真機店関係文書」と新発見史資料から ― | 小川直人 | 86-101 |
ニュース | 102-112 | |
編集後記 | 113 | |
執筆者一覧 | 114 |
都市文化研究第6号
A4判2段組 全120頁 2005年9月発行 |
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目次 | ||
論 文 | ||
創作和太鼓とジェンダー ―― 女性奏者の位置づけをめぐって ―― | 桑原瑞来 | 2-17 |
研究ノート | ||
「非正規」型の雇用と「ホームレス」 | 大倉祐二 | 18-32 |
シンポジウム | ||
「都市と人間」(趣旨説明) | 33 | |
都市文化の文脈における普遍的道徳の確立 ―― 伊藤仁齋の『語孟字義』における人間の尊厳と道徳的自律性という概念 ―― |
グレゴア・パウル(山崎弘行 訳) | 34-45 |
多文化社会とは何か ―― ドイツと日本の比較 ―― | 宮崎登 | 46-57 |
都市と宗教:ドイツにおける世俗化とグローバリゼーション ―― 宗教文化の変容についての一考察 ―― |
ヤン・マルク・ノッテルマン | 58-71 |
浄瑠璃における芸道論 ―― 芸術に対しての思案 ―― | アンドレーアス・レーゲルスベルガー | 72-75 |
特別寄稿 | ||
Contested Wisdom in Indonesian and Japanese Proverbs ―― A Linguistic-Cultural Mapping ―― |
Sailal ARIMI | 76-101 |
ニュース | 102-117 | |
編集後記 | 119 | |
執筆者一覧 | 120 |
都市文化研究第5号
A4判2段組 全116頁 2005年3月発行 |
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目次 | ||
論 文 | ||
辺境の啓蒙都市ケーニヒスベルクにおけるカントの眼差し ―― カントの地理学再考 ―― | 北條慈応 | 2-15 |
なぜゴジラは都市を破壊するのか | 田畑雅英 | 16-29 |
近世都市貝塚の空間的把握 ―― 卜半家中の御免地部分を中心に ―― | 戸田州彦 | 30-45 |
正当性はいかに造られたか ―― 蘇州における袁枚の社会的威信の伸展 ―― | 王標 | 46-61 |
研究ノート | ||
明治初期の新聞記事に見る犯罪類型の諸傾向 | 松永寛明 | 62-71 |
特別寄稿 | ||
祠廟の記録に見える近世中国の「鎮」社会 ――南宋期の南潯鎮の事例を中心に ―― | 須江隆 | 72-83 |
在外研究レポート | ||
マニュスクリプトの「旅」 ―― 大英図書館に眠る中世南フランスの異端審問記録 ―― | 図師宣忠 | 84-87 |
ニュース | 88-114 | |
編集後記 | 115 | |
執筆者一覧 | 116 |
都市文化研究第4号
A4判2段組 全174頁 2004年9月発行 |
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目次 | ||
論 文 | ||
和泉のミヤコ ―― 和泉監の構成要素 ―― | 遠 藤 慶 太 | 2-10 |
戦前期における沖縄観光と心象地理 | 神 田 孝 治 | 11-27 |
都市化・産業化に対応するデューイ・スクール(Dewey School)の試み ―― 訪問者の目から見た授業実践の特色 ―― | 森 久 佳 | 28-43 |
都市の放置自転車問題に対する心理学的アプローチ | 佐伯大輔・伊藤正人 | 44-55 |
「風景」と「景観」の理論的検討と中上健次の「路地」解釈の一試論 | 若 松 司 | 56-72 |
中世南フランスにおける誓約の場 ―― トゥールーズ伯領のフランス王領への編入から ―― | 図 師 宣 忠 | 73-86 |
研究ノート | ||
大阪湾の港湾都市と三好政権 ―― 法華宗を媒介に ―― | 天 野 忠 幸 | 87-97 |
利己性と社会性から見た都市生活者の行動パターン:大阪と他都市の地域比較 | 伊藤正人・佐伯大輔 | 98-105 |
多民族共同社会の構築と社会保障に関する一考察 ―― 在日韓国・朝鮮人の事例を中心に ―― | 二階堂 裕 子 | 106-117 |
研究報告 | ||
ドイツ中世港湾都市の空間構造 ―― 日本中世都市との比較の可能性をさぐる ―― | 仁 木 宏 | 118-126 |
特別寄稿 | ||
宋代を中心としてみた都市の祠廟の変遷 | 松 本 浩 一 | 127-142 |
ニュース | 143-172 | |
編集後記 | 173 | |
執筆者一覧 | 174 |