都市文化研究センター定例研究会「文学研究科・研究茶話会」第13回のお知らせ

都市文化研究センター(UCRC)では、定例研究会「文学研究科・研究茶話会」を開催しています。第13回を下記の要領で行います。文学部・文学研究科の学生、院生、研究員、教員、また学外の方など、関心のある方ならば誰でも参加できます。ふるってのご参加をお願いいたします。

日時:3月26日(火)16:00~18:30 終了後、懇親会を行う予定です(参加自由)
*通常の曜日・時間帯と異なりますのでご注意ください
場所:文学部棟2F 情報編集室(旧サブセンター)

内容
油田 樹(哲学M2)
ベルクソンにおける時間論
増田 聡(アジア都市文化学教員)
「どこまで似ていると「パクリ」なのか」という偽の問いについて:音楽の剽窃を文化研究する

※研究茶話会は平成25年度以降、不定期の開催となります。発表希望などにつきましては担当の増田聡(アジア都市文化学教員、masuda◎lit.osaka-cu.ac.jp)までお問い合わせください。(メールをお送り頂く際には◎を@に変えて下さい。)

比較都市文化史研究会開催のお知らせ

日時:2月23日(土)午後2時~午後5時
場所:大阪市立大学文学部棟2F201文学部共同研究室

報告1 水越知(同志社大学)
「清代婦女関係訴訟の分析―『巴県档案(同治朝)』を中心として」

報告2
榎並武史(新潟大学)
報告題目:南宋の政局と王氏一族の生存戦略―「王倫神道碑」の建立をめぐって

問い合わせ先:平田茂樹 hirata◎lit.osaka-cu.ac.jp
(◎を@マークに置き換えてから送信してください)

講演円座「「お茶の世界史」 -ロバート・ヘリヤー氏をかこんで-」開催のお知らせ

下記の要領で、ロバート・ヘリヤー氏(ウェイク・フォレスト大学准教授)の講演会を
開催することとなりました。
多数の方のご参加をお待ちしております。

日時:2013 年 2 月 19 日(火) 13:00-17:00
場所:高原記念館2階会議室
主催:日本史学専修
共催:近世大坂研究会(UCRC)、インターナショナルスクール
使用言語:英語・日本語
講師紹介&概要:専門は日本の対外関係史。著書に Defining Engagement: Japan and Global Contexts, 1640-1868 (Harvard University Asia Center, 2009) がある。今回の講演円座では、明治期の日本茶の生産と輸出、そのアメリカでの消費などを研究しているヘリヤー氏に「新しい太平洋の関係::明治時代における対米の茶貿易」という論題でお話していただき、若干の休憩をはさんで、グローバル・ヒストリーの立場((野村親義氏)から、質問・コメントを用意し、質疑を行う。

ポスターはこちら

都市文化研究セミナー 再考「大坂・アジア・都市」開催のお知らせ

大阪市立大学大学院文学研究科・都市文化研究センターでは、前近代・近代の大阪(大坂)、東アジア海域世界、都市などを重要なキーワードにして研究を進めてまいりました。こうした研究・教育活動の延長線上で、2011~2013年度、日本学術振興会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」に採択され、研究・教育活動を行っています。
 https://www.lit.osaka-cu.ac.jp/zuno/
今回、このプログラムの一環として都市文化研究セミナー;再考「大坂・アジア・都市」を開催することになりました。「大坂」「アジア」「都市」は、都市文化研究センター、ならびに頭脳循環プログラムにおいて主要な研究テーマになっております。
それぞれのテーマについて学外の研究者を講師としてお招きし、最新の研究成果、あるいは独自の視点からの学問的な提起を披露していただくことで、プログラムの今後の遂行のための重要な契機といたしたいと考えています。さらに、本セミナーを「頭脳循環」プログラムの枠内にとどめるのではなく、より多くの研究者の皆さんに公開することで、研究のいっそうの進展を期待しております。
セミナー当日は、それぞれの講師からのご報告ののち、十分に時間をとって参加者と意見交換し、テーマを深めてゆきたいと考えています。コーディネーター:仁木 宏(大阪市立大学大学院文学研究科、「頭脳循環」プログラム研究代表)
若手研究者に多く参加いただく催しにしたいと考えておりますが、どなたも参加自由(事前申込不要)ですので、多数のご来場をお待ち申し上げております。

第1回 前近代の大坂  大阪歴史博物館 2F第1会議室
2013年2月16日(土)13:30~17:00
古代の難波宮、中世の四天王寺・渡辺津などの実態が現在、どこまで明らかになっているのか。それらの存在が、それぞれの時代の国家、社会構造のなかでどのような意義をもっていたのか。こうした視点から、近世以前の「大坂」の場のもつ意味を明らかにする。
古市 晃氏(神戸大学)「難波宮と古代国家」
大澤研一氏(大阪歴史博物館)「宗教都市の時代 中世大阪」

第2回 アジア海域世界と中世日本  大阪歴史博物館4F第2研修室
2013年3月9日(土)13:30~17:00
日本中世社会に中国や朝鮮の影響が強くおよんでいたことはもはや常識のように語られる。一方で、中世史研究の中で、これをとりあつかうのは「外交史」という範疇でしかない。アジア海域世界の影響が具体的にどのように中世日本に影響を与えたのか、さまざまな角度から検討をくわえたい。
榎本 渉氏(国際日本文化研究センター)
「中世東シナ海航路を守る神-海域で生成・伝播する航海信仰-」
中島楽章氏(九州大学)
「16世紀、東アジア海域の変動と日本列島 ―豊臣政権と福建ネットワーク-」

第3回 都市論の可能性 4~5月

事務局
大阪市立大学大学院文学研究科 頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム「東アジア都市の歴史的形成と文化創造力」

問い合わせ先 niki◎lit.osaka-cu.ac.jp
(◎を@マークに置き換えてから送信してください)

詳細は添付ファイル(PDF形式)をご覧ください。

国際小円座「大坂の都市社会史と史料テキストをめぐって」開催のお知らせ

日時:2月16日(土)13:30~
場所:大阪市立大学高原記念館2F特別会議室
報告:
ロバート・ヘリヤー氏(ウェイクフォレスト大)
ティモシー・エイモス氏(シンガポール国立大)
堀口朋亨氏(大阪市立大 都市研究プラザ特任講師)

近世大坂研究会を中心とした研究蓄積をもとに、昨年は英文ジャーナル
「City,Culture,and Society」(CCS*)で大阪特集号(3巻1号)が組まれました。
現在は英語テキスト『史料から読む近世大坂』の作成に取り組んでおります。
そこで、海外の日本史研究者であるロバート・ヘリヤー氏(ウェイクフォレスト大)・ティモシー・エイモス氏(シンガポール国立大)をお招きし、またCCS編集の立場から堀口朋亨氏(大阪市立大)にも加わっていただき、CCS大阪特集、英語版テキストを取り上げ、訳語問題を掘り下げたいと思います。
ぜひご参加ください。

詳細は添付ファイル(PDF形式)をご覧ください。

*CCS:http://www.journals.elsevier.com/city-culture-and-society
にて、現在無料でご閲覧いただけます。

大阪市立大学都市文化研究センター・釜山大学校韓国民族文化研究所第3回 合同シンポジウム「近現代の都市下層―歴史性と現代性」

PDFのダウンロード

日時:2013年2月2日(土)
会場:大阪市立大学 高原記念館学友ホール
*日本語・韓国語の同時通訳付き。

9:30~10:00
【開会の辞】第3回共同学術会議開催にあたって
 大阪市立大学都市文化研究センター 仁木宏
 釜山大学校韓国民族文化研究所 車チョルク

<第1セッションー都市下層の歴史性>10:00‾13:00 司会:佐賀朝(大阪市立大学)
 近代都市として開発されてきた大阪、そして釜山において都市下層が生み出された歴史性を社会構造、労働形態、日常生活の諸相から照射する。

 金慶南(法政大学)
 「植民都市の開発と地域的・民族的差別構造の形成」
 島田克彦 (桃山学院大学)
 「近代大阪における市街地周辺部の開発過程と労働力の諸形態」
 車ユンソン(釜山大学校韓国民族文化研究所)
 「アミ洞の人びと」
 コメント:坂本悠一(元九州国際大学)・本岡拓哉(同志社大学)

<第2セッションー都市下層の現代性>14:00~17:00 司会:川野英二(大阪市立大学)
 グローバル化のなかで均質な空間へと編成されていく現代都市。そのなかで周縁化され続ける都市下層の断片から、都市研究が直面する課題を模索する。

 文ジェウォン(釜山大学校韓国民族文化研究所)
 「釜山山腹道路についての同床異夢」
 田淵貴大(大阪府立成人病センター)
 「居住地に由来する差別は、メンタルヘルスの社会的決定要因である。」
 文鐘聲(太成学院大学)
 「在日コリアン高齢者と日本人高齢者の比較研究からみた社会格差と健康」
 コメント:川本綾(大阪市立大学)・全ウンフィ(大阪市立大学)

歓迎レセプション 17:30~

連絡先:大阪市立大学文学研究科
JSPS 頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム
「東アジア都市の歴史的形成と文化創造力」事務局
伊地知紀子(ijichi◎lit.osaka-cu.ac.jp)
(メールをお送り頂く時には、◎を@に置き換えてから送信してください)

比較都市文化史研究会開催のお知らせ

日時:1月26日(土)午後1時00分~午後5時30分
場所:大阪市立大学文学部棟2F201文学部共同研究室

報告者1
新見まどか(大阪大学博士課程)
「唐代河南における海商・山地狩猟民の活動と藩鎮」

報告者2
豊田裕章(京都大学人文科学研究所共同研究員)
「中国における都城の概念の変化と日本の宮都」

報告者3
高西成介(高知県立大学・准教授)
「唐代致富譚再考」

問い合わせ先:平田茂樹 hirata◎lit.osaka-cu.ac.jp
(◎を@マークに置き換えてから送信してください)

比較都市文化史研究会開催のお知らせ

日時:12月22日(土)午後2時00分~午後5時00分
場所:大阪市立大学経済研究所棟2F524演習室

報告者1
 伊藤一馬(大阪大学博士課程院生)
 「北宋の武人と軍事集団―「蕃将」と「将門」をめぐって―」

報告者2
 久保田和男(長野高専教授)
 「宋都開封の旧城と旧城空間について―隋唐都城の皇城との比較史的研究」

問い合わせ先:平田茂樹 hirata◎lit.osaka-cu.ac.jp
(◎を@マークに置き換えてから送信してください)

エリザベス・オイラー氏講演会のお知らせ

下記の要領で、エリザベス・オイラー氏(イリノイ大学東アジア太平洋研究センター所長)の講演会を開催することとなりました。
多数の方のご参加をお待ちしております。

日時:2012年12月7日(金)14:00~16:00
場所:高原記念館1階 交流スペース(北端の建物)
講演者:エリザベス・オイラー(イリノイ大学 東アジア太平洋研究センター所長)
演題:能「経正」における幽霊と他界(Specters and Otherworlds in the noh Tsunemasa)
使用言語:英語、日本語
主催:国語国文学教室
共催:インターナショナルスクール(IS)、都市文化研究センター(UCRC)

問い合わせ先:UCRC事務局(ucrc_office◎lit.osaka-cu.ac.jp)(メールをお送り頂く際には◎を@に変えて下さい。)

国際円座「都市における貧困と救済」

主催:近世大坂研究会・大阪市立大学都市研究プラザ都市論ユニット・大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター
日程:12 月1 日(土) ・2 日(日)
会場:大阪市立大学経済学部棟2F 第4 会議室

1 日目 (12 月1 日)13:00 ~ 17:00
【問題提起】 13:00 ~ 13:50
塚田孝(大阪市立大学) 「都市における貧困と救済-身分的周縁の比較史へ-」
【セッションⅠ】 ヨーロッパにおける貧困と救済 14:10 ~ 17:00
マリア・ジュゼッピーナ・ムッザレッリ(ボローニャ大学) 「中世末期イタリ
アにおける貧困への対処」
ムッザレッリ報告をうけてコメント
大黒俊二(大阪市立大学) イタリア史の立場から
高澤紀恵(国際基督教大学) フランス史の立場から

2 日目(12 月2 日)10:00 ~ 17:00
【セッションⅡ】 近世における貧困と救済  10:00 ~ 12:30
海原亮(住友史料館) 「都市大坂における商家奉公人の貧困と救済―住友家の
事例から」
齊藤紘子(学術振興会特別研究員PD) 「村落社会における「極困窮人」への施
行・御救―泉州泉郡池上村を中心に―」
ジョン・ポーター(大阪市立大学都市研究プラザ) 「明治初期大阪における貧
民の救済と統制」
【セッションⅢ】 近代都市における貧困と救済  13:30 ~ 16:00
廣川和花(大阪大学) 「<国際的潮流>のなかの近代日本の医療環境-ハンセ
ン病問題を事例に-」
張智慧(上海大学) 「戦前上海における日本人居留民の貧困と救済」
飯田直樹(大阪歴史博物館) 「近代大阪の貧困と救済―警察社会事業と大阪府方
面委員制度を中心に―」
【総合討論】 16:10 ~ 17:00

詳細は添付ファイル(PDF形式)をご覧ください。

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