総括円座 「近世身分社会の比較史 -法と社会の視点から-」

主催:近世大坂研究会・大阪市立大学都市研究プラザ・大阪市立大学大学院文学研究科 都市文化研究センター
日程:2013年8月24日(土)・25日(日)
会場:大阪市立大学経済学部棟2階第4会議室

1日目 (8月24日)13:00~17:00
【趣旨説明】
【セッションⅠ】 芸能と勧進
●報告
八木 滋氏(大阪歴史博物館) 「近世前期道頓堀の開発と芝居地」
神田由築 氏(お茶の水女子大学) 「近世大坂の浄瑠璃と周縁社会」
塚田 孝氏(大阪市立大学) 「17世紀後期・大坂における非人の〈家〉」

2日目 (8月25日)10:00~16:30
【セッションⅡ】 商人と職人
●報告
山下聡一 氏(大阪市立大学URP博士研究員)「近世大坂の塩流通と御国産政策―赤穂藩を中心に―」
島﨑未央 氏(大阪市立大学・大学院生) 「池田下村における水車絞油株の所有と経営」
町田 哲氏(鳴門教育大学) 「近世阿波・那賀川流域の産物と流通」〈仮〉
森下 徹氏(山口大学) 「萩城下と大工組織」〈仮〉
【総合討論】

詳細は添付ファイル(PDF形式)をご覧ください

第3回「越境する文化」のメディア研究会のお知らせ

日時:2013年8月2日(金)15:00~18:00
場所:大阪市立大学学術情報総合センター5Fグループ研究室D号室
報告者:坂﨑基彦(国立ソウル大学校社会科学大学言論情報学科博士課程修了研究生)
報告タイトル:草創期におけるインターネット普及の日韓比較
-標準化・現地言語化を中心に-

なお、今回は会場が学情内となっておりますので、学外から参加されたいという方が
おられましたら入館の手続きが必要となります。お手数ですが7月30日までに、李ま
でお知らせいただくようお願いいたします。

***************************************
※Facebook上の「『越境する文化』のメディア研究会」グループ
http://www.facebook.com/groups/423033541126476/

◆問い合わせ先
大阪市立大学 文学研究科 前期博士課程
李天能 riri.siga◎gmail.com(◎を@に変えて下さい)

◆アクセス:
大阪市立大学杉本キャンパス
JR阪和線「杉本町」駅より徒歩約5分
地下鉄御堂筋線「あびこ」駅より徒歩約20分
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access

詳細は添付ファイル(PDF形式)をご覧ください

ガブリエレ・クライン教授講演会開催のお知らせ

ハンブルク大学よりお越しのガブリエレ・クライン教授の講演会を下記の要領で開催します。

講師:Prof. Dr. Gabriele Kein (Universitat Hamburg, Deutschland)
講演タイトル:In Transit. Praktiken kulturellen Ubersetzen im zeitgenossischen Tanz(通過において―現代舞踏における文化的翻訳の実習)
日時:2013年7月25日(木)14:00~17:00
会場:法学部棟6階 第二会議室

・講演はドイツ語で行われます。質疑応答は英語も可です。
・講演に引き続き、懇談会を予定しています。
・講演原稿の日本語翻訳を配付します。

ポスターはこちら

「地政学・政治地理学を学ぶ」開催のお知らせ

地政学・政治地理学を学ぶ
Learning Geopolitics and Political Geography: How Geography Matters in Politics in This Globalizing World

発表者:Colin Flint (Utah State University)
日時:2013年8月3日(土)14:00~17:00
会場:大学コンソーシアム大阪 ルームE(大阪駅前第2ビル4階 キャンパスポート大阪)

趣旨:
8月4日から開催される国際地理学連合京都地域会議では、政治地理学関連の発表が60本近く予定されている。
しかし戦後の日本ではこの分野の研究は必ずしも盛んではない。
本研究会では、英語圏の代表的教科書Political Geography: World Economy, Nation-State, Localityの共著者であり、Introduction to Geopoliticsの著者でもあるColin Flint氏を招き、学部生・院生を対象に、地政学や政治地理学をどう学ぶべきか、グローバル化する世界の中で政治を理解する上で地理学がいかに重要かについて考えてみたい。
なお、Introduction to Geopoliticsは『地政学入門』(仮題)として原書房より今夏刊行予定である。

発表と質疑応答には逐次通訳がつきます。
参考文献:『地政学入門』第一章「地政学を理解するための枠組み」。コピーは山崎までメールでご請求下さい。

連絡先・参考文献請求先:山崎孝史
E-mail: yamataka◎lit.osaka-cu.ac.jp(◎を@に変えて下さい)

ポスターはこちら

近世大坂研究会 小円座「明治初年、越前大野藩の御救助方をめぐって」

日時:2013年7月13日(土) 13:00~
場所:大阪市立大学文学部棟1階 会議室
主催:近世大坂研究会/都市研究プラザ都市論ユニット

報告:マーレン・エーラス氏(ノースカロライナ大学シャーロット校)

詳細は添付ファイル(PDF形式)をご覧ください

第1回「放送メディア広告の文化研究会」のご案内

2013年6月26日(水)に,「放送メディア広告の文化研究会」を開催する運びになりました.本研究会は,本年度のUCRCドクター研究員プロジェクトである「萬年社コレクションの資料を使った関西の広告史に関する調査研究」(研究員:中嶋晋平さん,竹内幸絵さん,大石真澄, 詳細はコチラ )の活動の一環として行われるものです.
大阪市立大学に所蔵されている『萬年社コレクション』は,ポスターなどの紙史料のほか,テレビ/ラジオCMを多く含んでいます.この萬年社コレクションの史料のうち,テレビ/ラジオの史料を用いて研究の可能性を考えることが本研究会の趣旨になります.
一般的な研究会というよりも,普段のテレビ/ラジオ視聴経験のあり方では実現し得ない,まとまった数のテレビ/ラジオCMを視聴することを通して,参加者の方と一緒にさまざまな視点を発見していくような会にしたく思っております.
本データベースは,1950〜2000年代まで幅広い史料を所蔵しています.この中からある程度テーマに沿ってCMを抽出し,報告を行う形になります.
第1回は,本データベースに最も所蔵の多い日清食品のCMを中心に,食品という身近な商品のCMの変遷について考えたいと思っております.
以下ご案内になります.

【日時】:2013年6月26日(水) 18:00〜19:30
【場所】:大阪市立大学 文学部棟 2F 251教室
【報告タイトル】:「食品CMの日常/非日常 ― 日清食品とハウス食品という二大在阪企業を中心に ―」

研究会は,事前の申し込みなどなく,どなたでもご参加いただけます.古いCMに関心のある方,ただ見てみたいという方でも気軽にご参加をお待ちしております.
不明な点などは,下記の大石までご連絡いただければ幸いです.

大阪市立大学 文学研究科(社会学) 前期博士課程2年
大石 真澄
masumi.oishi1025★gmail.com(★を@に変えてください。)

都市文化研究センター定例研究会「文学研究科・研究茶話会」第14回のお知らせ

都市文化研究センター(UCRC)では、定例研究会「文学研究科・研究茶話会」を開催しています。第14回を下記の要領で行います。文学部・文学研究科の学生、院生、研究員、教員、また学外の方など、関心のある方ならば誰でも参加できます。UCRC研究員のみなさんの相互交流と人脈つくりの機会も兼ねておりますので、ふるってのご参加をお願いいたします。
今回は大阪大学大学院で博士号取得後、アメリカ・インディアナ大学大学院に留学中の川端美都子さんをゲストに迎え、日米双方の大学院での研究経験を踏まえながら、研究環境や制度の相違がディシプリンや若手研究者の研究キャリアにもたらす諸影響について、民族音楽学の事例を元にお話しいただきます。長期海外留学を考えている院生にも役立つ内容になろうかと存じます。

日時:5月31日(金)16:30〜18:00 終了後、懇親会を行う予定です(参加自由)
場所:文学部棟2F 情報編集室(旧サブセンター)
司会:増田聡(アジア都市文化学教員)

内容:
川端 美都子(インディアナ大学民族音楽学学科Ph.D候補/助教)
  アカデミック・ヴォケーションと大学院教育・制度:アメリカ合衆国における例を通して考える日本の民族音楽学の未来
要旨:
本発表では、発表者のアメリカ合衆国における留学経験――とりわけ、インディアナ大学大学院民族音楽学学科での4年間――をもとに、自身の研究内容についても触れながら、日本とアメリカの大学院教育・制度の違いについて以下の4点に焦点をあてて分析する:1)博士号取得までの過程とカリキュラム、2)図書館やアーカイヴなどのリソース利用に関するリサーチ環境、3)対人・対部局関係、ならびに4)アシスタントシップ、リサーチ・グラント、ジョブ・マーケットを中心とした大学院における経済的側面、のことである。
1955年、ヤップ・クンストJaap Kunstによって、「民族=音楽学ethno-musicology」の名称が考案されて以来、同学問分野の意味や定義は様々に変化してきた。とりわけ1950-60年代には、それ以前の研究・実験室における「非西洋音楽」や「エキゾチックな音楽」の「体系的比較研究」から、マントル・フッドMantl Hoodが民族音楽学を「いかなる音楽であれ、それに対する研究アプローチの1つ」(Hood 1969, 298)と定義しているように、音楽ジャンルが必ずしも学問分野を決定するものではなくなっていった。フッドは、その研究アプローチに必要不可欠であるとして「複音楽性bi-musicality」(Ibid 1960)という概念を打ち出し、カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)において、学生たちが西洋音楽と非西洋音楽両者の訓練を受けられるように促した。それに対し、アラン・メリアムAlan P. Merriamはインディアナ大学において、音楽を社会や文化から切り離して考えるのではなく、「音楽は文化と同一のものであるmusic as culture」(Merriam ca. 1973 and 1977, 204)であるとしながら文化人類学的な路線を辿り、民族誌的研究を推奨する教育を進めた。
近年では、このアメリカ西海岸と中西部間の学派の対立は徐々に曖昧なものとなってきているが、その名残は各大学のカリキュラムに未だにみられる。通常、民族音楽学専攻は、多様化する音楽事象や世界音楽の授業のために、(歴史)音楽学や音楽理論・作曲専攻とともに、音楽学科(School of Music)の下に設置されている。現在、アメリカ合衆国において民族音楽学専攻を設置している大学・大学院は、民族音楽学学会(SEM)の公式ウェブサイトに列挙されているものだけでも約50校にのぼるが、その多くも上記の例外ではない。しかし、インディアナ大学大学院の民族音楽学学科は、1948年には文化人類学学科の中で誕生し、1980年以降は民俗学とともに、様々な地域研究学科とも提携を結んで学際的な性格を帯びながら、現在も学科として独立した位置を保っている。同大学における民族音楽学学科の自立性がもつ意味とそれが孕む矛盾についても、民族音楽学の学問史や大学院教育・制度と関連付けながら考察した後、将来の日本における民族音楽学の在り方、また大学・大学院教育や制度について考えたい。

References:
Hood, Mantle. 1960. “The Challenge of Bi-Musicality.” Ethnomusicology 4/2: 55-59.
.1969. “Ethnomusicology.” Harvard Dictionary of Music, 2nd ed. Ed. Will Apel, 298-300.
Cambridge: Harvard University Press.
Merriam, Alan P. ca.1973. “Ethnomusicology is the Study of Music as Culture.” Unpublished thoughts.
. 1977. “Definitions of ‘Comparative Musicology’ and ‘Ethnomusicology’: An Historical-
Theoretical Perspective.” Ethnomusicology 21/2 (May): 189-204.

※研究茶話会は平成25年度以降、不定期に開催いたします。発表希望などにつきましては担当の増田聡(アジア都市文化学教員、masuda◎lit.osaka-cu.ac.jp)までお問い合わせください。(メールをお送り頂く際には◎を@に変えて下さい。)

第1回「『越境する文化』のメディア研究会」のご案内

下記の日程で、第1回「『越境する文化』のメディア研究会(Working Group for Transcultural Media Studies)」を開催することとなりました。

報告者の小牧龍太さんは、移民、エスニック・マイノリティ、ディアスポラ構成民のデジタルメディア、モバイルメディアを中心としたメディア利用について研究をされています。
ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

日時:2013年5月24日(金)11:00~13:00
(60分の報告ののち60分の質疑応答を予定)

場所:大阪市立大学 文学部棟2F 251教室
報告者:小牧龍太
(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校大学院メディア学部コミュニケーション学研究科博士課程/大阪市立大学都市文化研究センター(UCRC)ドクター研究員)

報告タイトル:
“Insufficient Privileges”
– 在日日系ブラジル人とデジタルメディア・モバイルメディア(Insufficient Privileges: Digital Media, Mobile Media and Japanese-Brazilian Return Migrants in Japan)

※なお,本報告は「スカイプ(Skype)」のビデオ通話サービスを利用することで、イリノイ大学におられる小牧さんとのやりとりを行う予定です。

※Facebook上に「『越境する文化』のメディア研究会」グループを作成致しました。
そちらも合わせてご覧頂ければと思います。
http://www.facebook.com/groups/423033541126476/

なお、小牧さんから、事前に参照できるように、配付資料をお預かりしています。
参加ご予定の方は、ケインまでお知らせください。どうぞよろしくお願いいたします。

大阪市立大学 文学研究科 前期博士課程
ケイン 樹里安 julian0325dr.j◎gmail.com (◎を@に変える)

Word版案内はこちら

◆アクセス:大阪市立大学杉本キャンパス
JR阪和線「杉本町」駅より徒歩約5分
地下鉄御堂筋線「あびこ」駅より徒歩約20分
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/university/access#sugimoto

問い合わせ:ishita★lit.osaka-cu.ac.jp(石田佐恵子) ★を@に変えてください。

近世大坂研究会 小円座「19世紀のかわた身分・非人身分」

日時:2013年5月24日(金)13:00~17:00
会場:大阪市立大学文学部棟1F会議室
主催:近世大坂研究会/都市研究プラザ都市論ユニット

報告:
塚田 孝(大阪市立大学) 「近世大坂の人形浄瑠璃興行の周縁」
三田 智子(大阪市立大学都市研究プラザ) 「化政期の泉州南王子村」
コメント:
ダニエル・ボツマン(イェール大学)
ティモシー・エイモス(シンガポール国立大学)

詳細は添付ファイル(PDF形式)をご覧ください。

比較都市文化史研究会開催のお知らせ

日時:4月13日(土)午後2時~5時
場所:大阪市立大学経済研究所棟521演習室

報告1
小野達哉(皇學館大学非常勤講師)
「清末巴県の胥吏、譚敏政」

報告2
穴沢彰子(大阪市立大学大学院都市文化センタードクター研究員)
「宋代の都市とその周辺域の統合における寺廟の役割について-在地防衛の実態
を中心に-」

問い合わせ先:平田茂樹 hirata◎lit.osaka-cu.ac.jp
(◎を@マークに置き換えてから送信してください)

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