第7回都市文化研究フォーラム「「ハーフ」の交差性と対処実践――現代的なレイシズムの社会学的研究」

開催日時2020年10月30日(金)14:00~16:00
会場オンライン開催(★要事前予約)
主催大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター

■要旨20都市文化研究フォーラムのポスター(10月ケイン氏報告)

本報告の目的は、現代日本社会で「 ハーフ 」と呼ばれる人々が対処を余儀なくされる問題状況の社会的文脈を可視化するべく、近代国民国家・日本の成立と人種主義のかかわりの俯瞰的整理を試みることである。昨今、日本社会の人種差別を無問題化、ないしは「 新しい問題 」として位置づけようとする言説がメディア上で散見される。だが、近代国民国家・日本の成立は、そもそも人種主義と密接な関係にあった。本報告では、日本の近代化に伴う「日本人」の構築に人種主義が密接にかかわってきたことを示すことで、「日本人」という枠組みの境界線上に位置づけられてきた「ハーフ」を取り巻く問題状況のより適切な理解の方途を開きたい。

  • チラシはこちら(PDF
  • 要事前予約、無料
    • 新型コロナウイルス感染防止対策のため、今年度の都市文化研究フォーラムは原則としてZoomを使用したオンライン方式となります。参加希望の方は、以下のフォームにそって、下記のメールアドレスにご連絡ください。リンク等をお知らせいたします。
      • ①件名:「第 7 回都市文化研究フォーラム参加希望」
        ②御名前
        ③御所属(常勤先、非常勤先、所属研究機関等)
        ※これらの情報は本会合に関わる用途のみに用いられます。
      • 事前予約締切:10月29日(木)17時まで

 

都市文化研究フォーラムについて

本フォーラムは、都市と文化をめぐる諸問題の領域横断的な探究と若手研究者間のネットワークの構築を目的として、大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センターが主催する学術集会です。

 

■お問い合わせ・事前申込先(メールアドレス)

大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター
電話:06-6605-3114
Mail: ucrc_office[ad]lit.osaka cu.ac.jp ([ad]を@に変換して送信してください)
URL: https://www.lit.osaka cu.ac.jp/UCRC

英語ライティング・セミナー中止のお知らせ

2020年3月9日(月) 13:00~17:00 に予定されていた英語ライティングセミナーは、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、中止となりました。ご理解ください。

研究科プロジェクト「東地中海世界の歴史的展開を、古代から現代に至るまで通時的に再検討する」第7回研究会

開催日時2020年2月19日(水)15:00~18:00
会場大阪市立大学杉本キャンパス文学部棟2階情報編集室カフェスペース
主催大阪市立大学大学院文学研究科

以下の通り、研究科プロジェクト「東地中海世界の歴史的展開を、古代から現代に至るまで通時的に再検討する」第7回定例研究会を開催します。ucrc_project_20200219rev

ご関心のある方のご参加をお待ちしております。

 

■報告

上野愛実(大阪市立大学UCRC研究員)
「20世紀中葉のトルコ共和国における良心の自由」

 

チラシはこちら(PDF

 

■お問い合わせ先

北村昌史(文学研究科教授)

mail: kitamasa[ad]lit.osaka-cu.ac.jp([ad]を@に変更してください)

IS日常化プログラム 2019 第3回

講演
李  林(リ リン) 華東師範大学 准教授

華東師範大学の李林准教授をお招きし、近代国家設立期(日本:明治期、中国:清末期)における初等教育改革の 日中比較研究をテーマにご講演をしていただき、討議を行います。基調講演は英語で行いますが、討議については、英語、日本語、中国語を交えて行います。

どなたでもご参加いただけます。

日常化ポスターはこちらをご覧ください

 

英語ライティング・セミナー

本セミナーでは、学術論文のジャンル別分析を通して、ジャンルに特有の言語的特徴や熟達した書き手が用いる文体の特徴について理解を深め、将来の英語論文執筆に役立つ技法を学びます。特に、優れた書き手が「どのように読み手を導いているか」に着目します。

①学術論文というジャンルについて理解する。
②Introductionの書き方について学ぶ。
③MethodとResultの書き方について学ぶ。
④Discussionの書き方について学ぶ。
⑤科学論文における書き手の「主体性」の表現について学ぶ。

講師:保田幸子(神戸大学国際コミュニケーションセンター准教授)
ハワイ大学大学院・第二言語研究科にて博士号取得。専門は、第二言語ライティング、ジャンル分析、アカデミックリテラシー育成のための教授法開発。様々な教育機関で幅広い学習者層にアカデミック・ライティングを指導した経験を持つ。

★事前に予約する必要はありません。
★資料は、当日配布します。
★大阪市立大学に在籍するポスドク研究員や大学院生の他、教員も対象としておりますので、奮ってご参加ください。

2019ライティング・セミナーポスター

第6回都市文化研究フォーラム「市民社会と軍事――多様なメディアから紐解く」

開催日時2020年2月14日(金)13:00〜17:00
会場大阪市立大学経済研究棟(文学部増築棟)1階・野村記念室
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
JR阪和線「杉本町駅」下車すぐ/大阪メトロ御堂筋線「あびこ駅」下車・4号出口より南西へ徒歩約15分
主催大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター

 ■要旨

軍事史研究をめぐっては、軍事戦略や作戦行動、軍指導層の伝記や英雄的記述等を分析する「戦史」研究にたいし、軍事や戦争を社会現象と捉え、「一般」の社会・経済との相互関連や相互影響、あるいは社会の中の軍隊を重視する、「広義の軍事史」や「戦争社会学」等の分野が一九九〇年代以降台頭している。

そうした動向に与し、本フォーラムでは、近現代ヨーロッパと日本の多様なメディア(広告、ポスター、PR活動、新聞、博物館など)を題材にする。そこに垣間見える企業と軍隊、都市と軍隊、軍隊の民衆アプローチ、家庭における軍隊象そしてデザインや博物館に表される軍隊・戦争などの社会と軍隊の関係や、社会の中の様々な軍事を浮き彫りにしてみたい。UCRCforum20200214_2UCRCforum20200214_1

今回は、プロジェクトメンバーに加えて、イギリス近現代史を専門とする林田敏子氏、広告史・デザイン表象を専門とする竹内幸絵氏を招き、軍隊と社会の関係をより重層的かつ多角的に把握し、比較検討することで、ヨーロッパ史研究や日本史研究に新たな事例と視座を提供する。

  • チラシはこちら(PDF
  • 申込不要、入場無料

 

■報告題目

  • 第1部(13:00〜14:50)

報告① 髙岡 佐登美(UCRC特別研究員・近代ドイツ史)
「19世紀初頭のドイツにおける労働需要と解放戦争――ベルリンの地方紙を手がかりに――」

報告② 長尾 唯(UCRC特別研究員・近代ドイツ史)
「家庭雑誌に見る第二帝政期ドイツの市民社会」

報告③ 前田 充洋(UCRC研究員・日独企業関係史)
「クルップ社の対日事業戦略と『日独工業広告』」

報告④ 中嶋 晋平(UCRC研究員・コミュニケーション論)
「戦間期の「軍艦便乗」にみる日本海軍のPR活動と民衆」

  • 第2部(15:00〜17:00)

ゲストスピーカー講演① 林田 敏子(摂南大学外国語学部 教授・イギリス近現代史)
「博物館というメディア――第一次世界大戦期イギリスにおける戦争展――」

ゲストスピーカー講演② 竹内 幸絵(同志社大学社会学部 教授・広告史、メディア・デザイン表象と近代社会)
「19世紀末から20世紀初頭にかけてのドイツ広告デザインの日本への影響」

全体討論、質疑応答

 

■お問い合わせ

大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター

〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
E-mail:ucrc_office[at]lit.osaka-cu.ac.jp([at]を@に変えて送信してください)
TEL:06-6605-3114

研究科プロジェクト「東地中海世界の歴史的展開を、古代から現代に至るまで通時的に再検討する」第6回研究会

開催日時2020年1月22日(水)15:00~18:00
会場大阪市立大学杉本キャンパス文学部棟2階情報編集室カフェスペース
主催大阪市立大学大学院文学研究科

2019年度文学研究科プロジェクト第6回研究会チラシ以下の通り、研究科プロジェクト「東地中海世界の歴史的展開を、古代から現代に至るまで通時的に再検討する」第6回定例研究会を開催します。

ご関心のある方のご参加をお待ちしております。

 

■報告

川本悠紀子(名古屋大学)

「東地中海世界が古代ローマの庭園と植生に与えた影響」

 

チラシはこちら

 

 

■お問い合わせ先

北村昌史(文学研究科教授)

mail: kitamasa[ad]lit.osaka-cu.ac.jp([ad]を@に変更してください)

研究科プロジェクト「文学研究・文化研究の方法とグローバル展開を探る」第4回定例研究会

開催日時2020年2月18日(火)10 : 30~16 : 30
会場大阪市立大学・文学部棟2階・208教室
主催大阪市立大学大学院文学研究科

以下の通り、研究科プロジェクト「文学研究・文化研究の方法とグローバル展開を探る」第4回定例研究会を開催します。

ご関心のある方のご参加をお待ちしております。別添資料X_研究科プロジェクト_堀_第4回プログラム(2020.2.18)

■プログラム

挨拶(プロジェクトの方針+前回までの説明)(10:30~10:45)

シンポジウム(午前の部)        (10:45~12:00)
1. 摂関期の和歌序について
山本真由子(OCU文・准教授/国語国文学・中古文学)

2. 近代日本文学におけるフェアリーの受容――イメージと翻訳」(仮)
永井泉(UCRC特別研究員/本学大学院・国語国文学専修)

《ランチ休憩》(懇親会)        (12:00~13:00)

シンポジウム(午後の部)         (13:00~15:30)
3. 世界史叙述メディアの新地平――学習歴史漫画を超えて
草生久嗣(OCU文・教授/西洋史学)

4. ドレフュス事件からみる「ユダヤ」と「文学」
鈴木重周(成城大学グローカル研究センターPD/UCRC研究員)

《休憩》(10分)

5.  世紀末フランスと女優の下克上――サラ・ベルナール研究から
白田由樹(OCU文・准教授/フランス語圏言語文化学)

6. 『今鏡』と『大鏡』における后妃描写の比較」(仮)
小笠原愛子(UCRC研究員/国語国文学・中古文学)

総合討論および総括(15:30 ~ 16:30)

 

チラシはこちら

 

■プロジェクト連絡先

堀まどか(文化構想学・アジア文化コース)

horimado[at]lit.osaka-cu.ac.jp
06-6605-2198(研究室直通)

研究科プロジェクト「独仏語圏文化学研究会」第3回定例研究会

開催日時2019年12月27日(金)14:00~18 :00
会場大阪市立大学杉本キャンパス 高原記念館2階特別会議室
主催大阪市立大学大学院文学研究科

下記の通り、研究科プロジェクト「モダニズム揺籃期における産業/芸術観の諸相──ヨーロッパ比較文化論の視座から」(代表:白田由樹)では、独仏語圏文化学研究会の第3回定例研究会を開催します。ご関心ある方のご参加をお待ちしております。

 

第3回定例研究会チラシ(修正版)

イギリス工芸運動の展開と大陸への影響

■プログラム

1. 吉村典子(宮城女子学院大学)
「世紀転換期の英国デザインーーinward/ outward perspective」

2. 杉山真魚(岐阜大学)
「「葉形装飾(foliation)」の展開について」

3. 髙井絹子(大阪市立大学)
「ウィーン工房とイギリス」

ディスカッション

・チラシはこちら

※事前申込・予約不要 どなたでも参加できます。

問い合わせ先:白田研究室<shirata[ad]lit.osaka cu.ac.jp>([ad]を@に変更してください)

第5回都市文化研究フォーラム「都市空間と人種化に関する社会学的研究――「 ハーフ」の若者の技芸を中心として」

開催日時2020年1月9日(木)14:00~16:00
会場大阪市立大学文学部情報編集室(文学部棟2F L201)
〒558-8585 大阪市住吉区杉本 3-3-138
JR阪和線「杉本町駅」より徒歩5分/大阪メトロ「あびこ駅」より徒歩20分
主催大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター

■要旨19都市文化研究フォーラムのポスター(1月ケイン氏報告)

都市空間において生起する人種化racializationをめぐる力学と、それと折衝する「 ハーフ」の若者の実践の多様な様態について報告することが本報告の目的である。当事者が感受する都市的な経験、あるいは都市を越境する経験をライフヒストリーの聞き取りから進めてきた。E. ゴフマンのドラマトゥルギー理論を適宜参照しつつ、当事者がどのように問題状況に直面し、印象管理や役割演技を多彩に行うなかで折衝をくりひろげてきたのか、具体的な語りの分析から報告する。

■報告者:ケイン樹里安(UCRC研究員)

・チラシはこちら(PDF

・申込不要、入場無料

 

都市文化研究フォーラムについて

本フォーラムは、都市と文化をめぐる諸問題の領域横断的な探究と若手研究者間のネットワークの構築を目的として、大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センターが主催する学術集会です。

 

■お問い合わせ

大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター

〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
E-mail:ucrc_office[at]lit.osaka-cu.ac.jp([at]を@に変えて送信してください)
TEL:06-6605-3114

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