講師:ヨアヒム・ラートカウ(ドイツ・ビーレフェルト大学名誉教授)

講演題目:Germany, Japan and the Atom: a nuclear
approach to comparative history

日時:1月31日(火)18時30分~21時

場所:大阪市立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6階)
大セミナー室

参加無料/事前申込不要/一般来聴歓迎

講演・討論ともに英語で行われます。討論には通訳がつきます。

講演要旨
日独両国の戦後史には目立った共通点がある。ともに破滅的な敗戦から立ち直り、「経済の奇跡」を経験し、ともに核保有を求めながら核保有国とはならなかった。両国は核をめぐって長く似たような歩みを経験してきた。ドイツでは当初「平和的な核」への熱狂は日本より大きかったが、その後核をめぐる論争は世界のどの国よりも熱を帯びて持続した。福島原発事故も、ドイツでは日本よりも大きな反響を呼んだように思われる。核エネルギーの歴史はパラドックスに満ちている。日独の相互比較から見えてくるものを考えたい。

講演者紹介
Joachm Radkau。反原発運動史、環境史、森林史、技術史、マックス・ウェーバー研究で活躍中。環境史の大作『自然と権力』(海老根剛・森田直子訳)がみすず書房より近刊。講演に関係する文献として「ドイツ反原発運動小史」(上)(下)( 海老根剛訳)『みすず』599号(2011年11月号)、600号(2011年12月)がある。