カント『人倫の形而上学の基礎づけ』第2章 課題

1. 次の事柄について記されているテキスト(注を含む)の該当箇所にしるしをつけ、問いに答えて説明せよ。ないしは、[  ]をテキストの言葉で埋めよ。
(1)「道徳的な価値が問題である場合、目に見える行為が大切なのではなく、その行為の、目に見えない[    ]が大切なのだからである」
(2) わたしたちはどこから、最高の善としての神の概念を得ているのか
(3)「道徳の真実な最高原理は必ず[                    ]もとづかねばならない」
(4)「上述から」「明らかになる」五つの事項
(5)「自然のすべての物は[  ]に従って働く。ただ[      ]のみが、[     ]、すなわち[  ]に従って、行為する能力を持つ、いいかえれば[  ]をもつ。ところで[  ]から行為を導き出すためには[  ]が要求されるゆえ、[  ]とは[    ]にほかならない」
(6) 強制とはどういうことか、なぜ人間には強制があるのか
(7) 理性の命令とは何か
(8) 命法とは何か、命法はどういう形でいいあらわされるか、それは何を示しているか
(9) 傾向とは何か
(10) 関心とは何か、関心にはどのような種類があるか
(11) 完全に善なる意志に強制や命令はあるか
(12) 二種類の命法とその内容
(13) 三種類の実践的(行為に関する)原理とその内容
(14) 熟練の命法とは何か
(15) すべての人間が現にもっていると想定できる意図とは、何に対する意図か
(16) 狭い意味での利口とは何か
(17) 定言的な命法とはどういうものか、定言的な命法は何にかかわるか
(18) 三種類の命法のそれぞれに関する二種類の呼び方
(19) 熟練の命法はいかにして可能か
(20) 利口の命法は結局何であると考えるべきか
(21)「[     ]のみが[     ]と呼ばれるのであり、他の命法はすべて意志の[   ]とは呼ばれても[  ]とは呼ばれえない」
(22)「定言的命法は[      ]な[       ]命題であり」
(23)「定言的命法について考えるときには、それが何を内容として含むかを直ちに知る」のはどうしてか
(24) 格率 Maxime(格律)と実践的法則 Gesetz はどう違うか
(25) 定言的命法の第一の公式
(26) 定言的命法の第一の公式の別の表現
(27) カントが考える完全義務とは何か
(28) 自殺をしてはならないのはなぜか
(29) 守るつもりのない約束をしてはならないのはなぜか
(30) 才能を放置してはいけないのはなぜか
(31) 他人を援助すべきなのはなぜか
(32) わたしたちはなぜ法則に例外を認めようとしてしまうのか

(33) 実践哲学で「問題」なことは何か
(34) 意志とは何か
(35) 目的とは何か
(36) 手段とは何か
(37) 動機とは何か
(38) 動因とは何か
(39) 形式的な原理と実質的な原理はどう異なるか
(40) 人間を含むすべての理性的存在者は何として存在するか
(41) 物件と人格の違い
(42) 定言命法(道徳法則)の第二の公式
(43) 道徳法則の第三の公式(意志の第三の実践原理)
(44) 意志の自律の原理とは
(45) 目的の国 Reich とはどういうものか
(46) 目的の国の元首とはどういう存在者か
(47) 価格と尊厳の違い
(48) 市場価格、感情価格とは
(49) 尊厳をもちうる唯一のものとは何か
(50) 尊敬とは
(51) 理性的存在者の尊厳の根拠は何か
(52) 道徳法則の三通りの公式はそれぞれ何を表現しているか
(53) 目的の国が成立するための条件
(54) 責務や義務はどのような存在者に適用されるか
(55) 他律の原理の種類
(56) 道徳性の合理的な原理(理性根拠)にはどのような概念があるか


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