大阪市立大学大学院文学研究科日本史研究室

教員について

経歴

kishimoto.JPG仁木 宏(にき ひろし)

1962年生

大阪市立大学大学院文学研究科 教授

メールアドレス:

  • 大阪府東大阪市出身
  • 1981年3月 大阪府立高津高等学校卒業
  • 1985年3月 京都大学文学部卒業
  • 1987年3月 京都大学大学院文学研究科修士課程修了
  • 1990年3月 京都大学大学院文学研究科博士後期課程退学
  • 1990年4月 日本学術振興会特別研究員
  • 1990年6月 京都大学文学部助手
  • 1994年3月 京都大学博士(文学)学位取得
  • 1994年4月 園田学園女子大学国際文化学部専任講師
  • 1996年4月 大阪市立大学文学部講師
  • 1998年4月 大阪市立大学文学部助教授
  • 2001年4月 大阪市立大学大学院文学研究科助教授
  • 2007年4月 大阪市立大学大学院文学研究科准教授
  • 2009年4月 大阪市立大学大学院文学研究科教授

研究

主な研究テーマ

日本中世史(特に、室町~織豊期の都市史・地域社会論)
現在はとりわけ、全国の港町、城下町に興味をもっている。

学会・研究会活動

  • 大阪市立大学日本史学会 委員
  • 日本古文書学会 理事
  • 平安京・京都研究集会 世話人
  • 1617会 発起人
  • 大阪歴史学会、大坂歴史科学協議会、日本史研究会、史学研究会、歴史学研究会、史学会、京都民科歴史部会、比較都市史研究会などの会員

主要業績

  • 単著
    • 『京都の都市共同体と権力』(思文閣出版、2010.5)
    • 『戦国時代、村と町のかたち』(山川出版社、2004.2)
    • 『空間・公・共同体』―中世都市から近世都市へ―(青木書店、1997.5)
    • 『大山崎宝積寺文書』(京都大学博物館の古文書8、思文閣出版、1991.5)
  • 共編著
    • 『岸和田古城から城下町へ―中世・近世の岸和田―』(大澤研一・仁木宏編、和泉書院、2008.8)
    • 『信長の城下町』(仁木宏・松尾信裕編、高志書院、2008.8)
    • 『守護所と戦国城下町』(内堀信雄・鈴木正貴・仁木宏・三宅唯美編、高志書院、2006.6)
    • 『難波宮から大坂へ』(栄原永遠男・仁木宏編、和泉書院、2006.3)
    • 『京都 乙訓・西岡の戦国時代と物集女城』(中井均・仁木宏、文理閣、2005.9)
    • 『都市』―前近代都市論の射程―(仁木宏編集、青木書店、2002年11月)
    • 『松尾寺所蔵史料調査報告書』(和泉市史紀要第3集、仁木宏監修、和泉市史編さん委員会編集、和泉市教育委員会、1999.3)
    • 『寺内町の研究』第1巻〈戦国社会と寺内町〉、第2巻〈寺内町の系譜〉、第3巻〈地域の中の寺内町〉(峰岸純夫・脇田修監修、大澤研一・仁木宏編集、法蔵館、1998.10 )
    • 『堺の歴史』―都市自治の源流― (朝尾直弘・栄原永遠男・小路田泰直と共著、角川書店、1997.7)
  • 主要論文
    • 「中世の開田荘(村)を中小路氏 ―縁起絵巻政策の地域史的意義―」(長岡京市教育委員会編『長岡京市文化財調査報告書』63、2012.11)
    • 「「山の寺」研究の方法をめぐって」(西村山地域史研究会『西村山地域史の研究』30、2012.9)
    • 「都市における「場」の特質 ―戦国大名法からみる―」(中世都市研究会編『中世都市研究』17《都市的な場》、山川出版社、2012.9)
    • 'The city of Osaka in the medieval period : Religion and the transportation of goods in the Uemachi Plateau' (City, Culture and Society 3-1, ELSEVIER,2012.03)
    • 「堺と中世都市 ~『黄金の日日』遙か」(堺市立中央図書館編『堺研究』33、2011.3)
    • 「中世における『都市文化』と京都」(大阪市立大学都市文化研究センター編 大阪市立大学文学研究科叢書第7巻『都市の歴史的形成と文化創造力』、清文堂出版、2011.3)
    • 「日本中世における「山の寺」研究の意義と方法」(『遺跡学研究』8号、2011.11)
    • 「近江国石寺『楽市』の再検討」(千田嘉博・矢田俊文編『都市と城館の中世―学融合研究の試み―』、高志書院、2010.4)
    • 「中世都市社会の変容 ―町形成以前の京都―」(大阪市立大学文学研究科都市文化研究センター編/重点研究国際シンポジウム報告書『都市の歴史的形成と文化創造力』、2010.3)
    • 「美濃加納楽市令の再検討」(『日本史研究』557、2009.1)
    • 「岸和田古城が残したもの―研究成果と今後の課題―」(大澤研一・仁木宏編『岸和田古城から城下町へ ―中世・近世の岸和田―』和泉書院、2008.8)
    • 「いまなぜ『信長の城下町』か」「『信長の城下町』の歴史的位置」(仁木宏・松尾信裕編『信長の城下町』高志書院、2008.8)
    • 「都市空間をめぐる近世と古代・中世 ―新しい都市大阪像の試み―」(大阪プロジェクト・重点研究運営委員会編『都市文化創造のための比較史的研究』(重点研究報告書)大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター、2008.3)
    • 「寺内町と城下町―戦国社会の達成と継承―」(堤研二編;懐徳堂ライブラリー7『大坂・近畿の城と町』和泉書院、2007.5)
    • 「岸和田古城の歴史的評価をめぐって」(『中・近世における都市空間の景観復元に関する学際的アプローチ ―方法論的再検討を目指した畿内と防長 両国の比較研究―』平成15~平成18年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書、研究代表者:藤田裕嗣(神戸大学文学部教授)、 2007.3)
    • 「前近代日本における都市空間と文化形成」(大阪市立大学文学都市文化研究センター編;大阪市立大学文学研究科叢書5『都市文化理論の構築に向けて』清文堂出版、2007.3)
    • 「渡辺津と『寺内の浦』―中世・戦国の大川端界隈―」(大阪市立大学大学院文学研究科21世紀COEプログラム「都市文化創造のための人文科学的研究」歴史遺産と都市文化創造Ⅳ『渡辺津と八軒家 ―上町台地北端部の水辺空間を再現する―』2007.3)
    • 「日本中世における首都京都と王権」(大阪市立大学大学院文学研究科COE/重点研究共催シンポジウム報告書『中国の王権と都市 ―比較史の観点から―』大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター、2007.3)
    • 「中世後期京都の都市空間復原の試み」(金田章裕編『平安京―京都 都市図と都市構造』京都大学学術出版会、2007.2)
    • 「戦国・信長時代の茨木の町と茨木氏」(中村博司編『よみがえる茨木城』 清文堂、2007.1)
    • 「日本のなかの京都 ―政治、経済、地域と「首都」―」(髙橋康夫編『中世都市研究12 中世のなかの「京都」』新人物往来社、2006.9)
    • 「敏満寺へようこそ」「戦国近江のなかの敏満寺 ―中世都市の空間と景観―」「敏満寺は中世都市か ―まとめに代えて―」(多賀町教育委員会編『敏満寺は中世都市か?―戦国近江における寺と墓―』サンライズ出版、2006.8)
    • 「室町・戦国時代の社会構造と守護所・城下町」(内堀信雄・鈴木正貴・仁木宏・三宅唯美編『守護所と戦国城下町』高志書院、2006.6)
    • 「守護所・城下町と府中・所口湊 ―都市史のなかの「七尾」―」(千田嘉博・矢田俊文編『能登七尾城・加賀金沢城―中世の城・まち・むら』新人物往来社、2006.6)
    • 「戦国時代摂津・河内の都市と交通 ―中核都市・大坂論―」(栄原永遠男・仁木宏編『難波宮から大坂へ』和泉書院、2006.3)
    • 「中世大阪都市論―都市群とネットワーク―」<英訳版:Urban Theory and Medieval Osaka -Urban Clusters and Networks->(栄原永遠男編『大阪および日本の都市の歴史的発展』<英訳版:Symposium on Osaka and Japanese Cities, Historical Perspectives>大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター、2006.2)
    • 「港津と守護所をめぐる一考察」(矢田俊文・竹内靖長・水澤幸一編『中世の城館と集散地』高志書院、2005.8)
    • 「播磨国美嚢郡淡河市庭(神戸市北区)の楽市制札をめぐる一考察」(『兵庫のしおり』7、2005.3)
    • 「摂津国渡辺津の位置をめぐる一考察」(大阪市立大学大学院文学研究科プロジェクト研究会編『都市大阪の古代から現代』、2005.3)
    • 「近世都市の成立」(歴史学研究会・日本史研究会編『日本史講座』第5巻、東京大学出版会、2004.10)
    • 「ドイツ中世港湾都市の空間構造―日本中世都市との比較の可能性をさぐる―」(『都市文化研究』4、2004.9)
    • 「前近代日本都市の原理と構造」(大谷幸夫・北川隆吉編『都市のフィロソフィー―都市とは何か、その本質』、こうち書房、2004.9)
    • 「戦後日本中世都市史研究の道程」(中村圭爾・辛徳勇編『中日古代城市研究』、中国社会科学出版社、 2004.3)
    • 「戦国富松都市論―尼崎市富松城・富松集落の研究―」(『地域史研究』33―1、2003.9)
    • 「戦国期摂河泉都市のオリジナリティ―多核都市の「克服」と流通ネットワーク―」(『ヒストリア』186、 2003.9)
    • 「寺内町と城下町―戦国時代の都市の発展―」(有光友學編『戦国の地域国家』、吉川弘文館、2003.5)
    • 「近世社会の成立と城下町」(『日本史研究』476、2002.4)
    • 「『御土居』への道―戦国・織豊期における都市の展開―」 (日本史研究会編『豊臣秀吉と京都―聚楽第・御土居と伏見城―』、文理閣、2001.12)
    • 「中世都市の学際的研究の方法について ―中世都市研究会に期待する―」 (中世都市研究会編『中世都市研究』8〈都市と職能民〉、新人物往来社、2001.9)
    • 「越前吉崎の歴史的位置―寺内町研究の新視点―」(『北陸都市史学会誌』8、2001.8)
    • 「豊臣期大坂城下町の歴史的位置―中近世移行期大坂研究の課題―」(『市大日本史』4、2001.5)
    • 「寺内町研究の成果と課題」(『関西近世考古学研究』Ⅷ 特集〈寺内町 の成立と展開〉2000.12)
    • 「都市文書と都市社会」(峰岸純夫編『今日の古文書学』第3巻〈中世〉、雄山閣、2000.1)
    • 「都市における公権と都市民」―中近世移行期を中心に―(『歴史評論』597、2000.1 )
    • 「荘園解体期の京都」(網野善彦・石井進・稲垣泰彦・永原慶二編『講座日本荘園史』 第4巻〈荘園の解体〉、吉川弘文館、1999.11)
    • 「戦国時代京都の惣町と町組をめぐる一考察」―都市共同体の結集原理をさぐる―(薗田香融編『日本仏教の史的展開』、塙書房、1999.10)
    • 「戦国期京郊における地域社会と支配」―西岡勝龍寺城と『一職』支配をめぐって―(本多隆成編『戦国・織豊期の権力と社会』、吉川弘文館、1999.9)
    • 「細川氏奉行人飯尾為清奉書と大山崎徳政事情」(『大山崎町歴史資料館 館報』5、1999.3)
    • 「吉崎の歴史環境」(大阪学調査研究報告書2『中世大阪の都市機能と構造に関する調査研究』―越前吉崎「寺内」の調査研究―、大阪市立博物館、1993.3)
    • 「大坂石山寺内町の復元・再論」(『寺内町研究』3、1998.11)
    • 「山科寺内町の歴史と研究」(山科本願寺・寺内町研究会編『戦国の寺・城・まち―山科本願寺と寺内町―』、法蔵館、1998.8)
    • 「黒田紘一郎氏の学問をめぐって」―『中世都市京都の研究』を中心に―(『新しい歴史学のために』229、1998.3)
    • 「『二条宴乗記』に見える大坂石山寺内町とその周辺」―「石山合戦」開戦時を中心に ―(『人文研究』(大阪市立大学文学部紀要)49-6、1997.12)
    • 「都市京都と秀吉」―都市の平和と公儀―(『日本史研究』420、1997.8)
    • 「寺内町における寺院と都市民」(『講座 蓮如』第3巻、平凡社、1997.5)
    • 「細川藤孝と革嶋秀存」―室町幕府倒壊期の山城西岡―(大山喬平教授退官記念会編『日本国家の史的特質』古代・中世、思文閣出版、1997.5)
    • 「松井家文書三題」―元亀年間の山城西岡と細川藤孝―(『人文研究』(大阪市立大学文学部紀要)48-12、1996.12)
    • 「摂河泉の中の大坂・寺内町」―日本中世都市の達成―(『歴史評論』547、1995.11)
    • 「中世の都市社会とその近世的変容」―都市民の「志向」から考える―(『新しい歴史学のために』217、1994.12)
    • 「大坂石山寺内町の空間構造」(上横手雅敬監修、井上満郎・杉橋隆夫編『古代・中世の政治と文化』、思文閣出版、1994.3)
    • 「大坂石山寺内町の復元的考察」(中部よし子編『大坂と周辺諸都市の研究』、清文堂出版、1994.1)
    • 「戦国・織豊期都市史研究の一視角―寺内町論のためのノート―」(『年報都市史研究』創刊号、1993.9)
    • 「中世都市大山崎の展開と寺院―平安~織豊期の都市構造―」(『史林』75-3、1992.5 )
    • 「中近世移行期の権力と都市民衆―京都における都市社会の構造変容―」(『日本史研究』331、1990.3)
    • 「豊臣政権の京都支配と『洛中政道』」(『ヒストリア』123、1989.6)
    • 「戦国・織田政権期京都における権力と町共同体―法の遵行と自律性をめぐって―」(『日本史研究』312、1988.8)

研究報告

日付 研究会名 論題
2012.9.22 第45回日本古文書学会大会 公開講演 於:東大寺総合文化センター 信長の安土 ―文書に見る天下人の拠点―
2012.9.1 中世都市研究会2012 大阪大会 「中世都市から城下町へ」 於:大阪歴史博物館 城下町 ―中世都市から天下一統の拠点へ―
2012.8.26 第50回中世史サマーセミナー記念シンポジウム 「中世史研究の歩み―サマーセミナー50周年によせて―」 於:埼玉県立嵐山史跡の博物館 地域史研究の可能性 ―荘園・都市・城をめぐって―
2012.3.8 上海師範大學中國近代社會研究中心、大阪市立大學大學院都市文化研究中心 “東亞的都市文化与都市發展”第三屆國際學術研討會 「15~17世紀の都市京都における社会集団とその変容」
2012.2.19 「惣構」科研シンポジウム「惣構を活用した町づくりの未来をさぐる」 「惣構(総構え)の歴史とまちづくりへの活用」
2011.8.11 「日本中世における都市の展開―京都、政治都市、港町―」 明清史夏合宿2011研究企画「伝統都市の形成」第2セッション
2011.7.31 「信長の『京都改造』―都市論からみる織田政権―」 平安京・京都研究集会第22回「信長と京都―河内将芳著『信長が見た戦国京都』をめぐって―」
2011.12.18 「新しい「山の寺」研究の方法と成果」 「山の寺」科研総括シンポ「中世「山の寺」研究の最前線」
2011.11.27 NPO法人摂河泉地域文化研究所主催シンポジウム「飯盛山城と戦国時代の河内」 「戦国日本のなかの飯盛山城」
2011.10.16 「中世の池田谷の人びと―水田開発と村づくり、人づくり―」 和泉市の歴史 池田編刊行記念/和泉市いずみの国歴史館2011年度企画展「池田谷の歴史と開発」記念講演
2011.10.1 「日本中世における「山の寺」研究の意義」 西村山地域史研究会(山形県寒河江市)30周年記念大会記念講演
2010.5.27 釜山大学韓国民族学研究所『ローカリティの人文学研究団』第5回招請セミナー 『洛中洛外図屏風』から読みとる京都の特徴―16世紀の日本の首都の景観―
2010.1.9 大阪市立大学文学研究科都市文化研究センター重点研究シンポジウム『都市の歴史的形成と文化創造力』 「中世都市社会の変容 ―町形成以前の京都―」
2010.1.31 第43回1617会「丹波国八上城・城下町と波多野氏」 「八上城下町の構造」
2009.9.5 2009年度島根史学会大会 記念講演 「都市史研究から見た石見銀山」
2009.8.29 中世都市・流通史懇話会 「方言としての『楽市』」
2009.5.1 大阪市立大学文学研究科平成21年度第1回FD研修会 「日本史コースにおける卒業論文作成指導」
2009.10.26 大阪市・ハンブルク市姉妹都市20周年記念シンポジウム(ハンブルク大学アジアアフリカ研究所) 「都市大阪の歴史―古代から18世紀まで」
2008.7.13 第37回1617会・茨木例会「摂津茨木城・城下町の構造と建築」 茨木城・城下町の歴史と地理
2007.9.16 越中国放生津シンポジウム 中世港町の寺社・武家・町人
2007.7.9 Session122 The Features of the Medieval Cities in Japan :The Present Stage of Research,International Medieval Congress ;University of Leeds The Structure of Medieval Cities and Religion in Japan
2007.7.21 重点研究総括シンポ準備会Ⅲ「空間」 都市空間をめぐる近世と古代・中世
2007.6.10 重点研究総括シンポ準備会Ⅰ「歴史遺産」 都市の歴史遺産と都市史研究
2007.4.21 大阪市立大学都市文化研究センター 比較都市文化史研究会 国際中世会議(英・リーズ大学)2007 準備会 The structure of medieval cities and religion in Japan<和訳:日本中世の都市と宗教>
2006.7.24 文部科学省科学研究費補助金 特定領域研究「東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成―寧波を焦点とする学際的創生―」総括班第2回国際シンポジウム「歴史学の手法を問う―東アジア学の方法論構築に向けて―」ディスカッサント コメント「日本の中世における地方・地域社会とその構造変容」
2006.10.22 シンポジウム「歴史遺産と都市文化創造」Ⅳ「渡辺津と八軒家 ―上町台地北端部の水辺空間を再現する―」 渡辺津と「寺内之浦」―中世・戦国の大川端界隈―
2005.9.3 中世都市研究会2005京都大会 「日本のなかの京都-権力・経済・地域と「首都」」
2005.6.18 科研費・特定領域研究「中世考古学の総合的研究」研究会 「守護所・七尾城下町・小丸山城下町」
2005.6.11 大阪市立大学大学院文学研究科COE、重点研究、大阪LAプロジェクト 「中世大阪都市論-都市群とネットワーク-」
2005.5.8 堺歴史史料研究会例会 「戦国期都市史研究における堺の位置」
2005.2.3 科研費・基盤研究(B)「中・近世における都市空間の景観復原に関する学際的アプローチ」研究会 「播磨国美嚢郡淡河市庭(神戸市北区)の楽市制札をめぐる一考察」
2005.10.25 LA_Osakaプロジェクト 「The Development of Medieval Cities in Japan : The Case of Sakai」
2004.8.27 中世都市・流通史懇話会 「岐阜加納楽市令をめぐって-戦国期城下町二元論の再検討-」
2004.8.22 第12回 東海考古学フォーラム岐阜大会 「室町・戦国時代の社会構造と守護所・城下町」
2004.2.15 大阪市立大学大学院文学研究科 重点研究「都市文化創造のための比較史的研究」第1回シンポジウム 「戦国時代摂津・河内の都市と交通-中核都市・大坂論-」
2004.12.12 科研費・特定領域研究(2)「中世考古学のための日本中世・近世初期の文献研究」研究会 「播磨国美嚢郡淡河における村落遺跡と楽市庭」
2004.11.3 科研費・特定領域研究(2)「中世考古学のための日本中世・近世初期の文献研究」研究会 「中世集散地遺跡における商人の社会構造」
2004.10.17 豊臣期城下町の展開と伏見 「豊臣期城下町の展開と伏見」
2003.6.21 大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センターCOE-A研究会 「ドイツ中世港湾都市の空間構造-日本中世都市との比較の可能性をさぐる-」
2003.4.20 大阪歴史学会 「戦国・織豊期畿内都市論」
2003.4.12 大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センターCOE-A研究会 「書評;伊藤毅著『都市の空間史』」
2003.12.20 科研費・基盤研究(A)「平安京-京都の都市図・都市構造に関する比較統合研究とデジタルベースの構築」第6回研究会 「戦国時代上京における都市発展の一考察」
2003.12.14 科研費・特定領域研究(2)「中世考古学のための日本中世・近世初期の文献研究」研究会 「中世貿易陶磁器をめぐる文献史研究にあたって」
2003.12.13 大阪歴史学会 「八上城下の復元と戦国期城下町論」
2003.11.6 北陸史学会 「中近世移行期都市像の新提案-城下町と寺内町-」
2003.10.25 大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センターCOE-A研究会 「日本中世史家が見た独・仏・伊の港湾都市-中世・近世の港湾跡とその活用-」
2002.8.22 第40回 中世史サマーセミナー 「七尾城下町と石動山-政治都市・宗教都市のプランを読む-」
2002.7.24 大阪市立大学・ハンブルク大学共同研究 「中世大坂の都市空間-復元の試み-」
2002.7.19 海域アジア史研究会 「日本史研究者が見た前近代ベトナムの都市空間/王城と市町-タンロン=ハノイの都市プラン-」
2002.5.19 第13回 平安京・京都研究集会 「土豪と村社会-京郊中世村落論の試み-」
2002.5.12 守護所シンポ@岐阜 勉強会「守護所から城下町へ-地域社会から考える方法-」
2001.5.20 貝塚寺内町歴史研究会 例会 「〈藤田実氏の大坂寺内町論〉批判-実証と方法をめぐって-附、大坂寺内町復元の新たな試み」
2001.5.12 大阪歴史科学協議会 5月例会 「中近世移行期の地域と権力をめぐって-藤田達生氏の業績に学ぶ-」
2001.2.16 大坂城研究会例会 「豊臣期大坂城下町の歴史的位置-大坂城下町研究の課題-」
2001.11.18 2001年度日本史研究会大会全体会シンポジウム「首都論の創造」 「近世社会の成立と城下町」
2001.11.1 立教大学日本学研究所国際シンポジウム「日本文化の境界と交通」第2セッション:都市 「京都~古代・中世の国家と首都の「かたち」」
2000.8.6 北陸都市史学会 第23回富山大会 「寺内町研究の新潮流-越前吉崎から-」
2000.5.13 大阪市立大学日本史学会 第3回大会 「戦国・織豊期都市大坂の歴史的位置-寺内町から城下町へ-」
2000.3.18 日本史研究会 3月例会 コメント(前川要・川岡勉報告)
2000.12.24 科研費・基礎研究(B)「戦国期印章・印判状に関する総合的研究」 研究会 「惣構論序説-戦国期都市論の一視角-」
2000.12.10 第2回1617会 「中世渡辺津の歴史環境」
1999.7.10 前近代日本都市論研究会 「前近代日本都市論の視角 -近年の研究から-」
1999.12.11 第11回関西近世考古学研究会大会 「文献史研究よりみた寺内町研究の成果と課題」
1998.9.20 第335回 法制史学会近畿部会 「都市社会の変容と都市法-戦国時代の京都と寺内町から-」
1998.10.10 『アジア都市論の構築』10月ワークショップ(第8回研究会) 「前近代日本都市論の視角」-近年の研究から-

研究費等

  • 科学研究費(代表)
    • 2011年度
      大阪城学術総合調査のための基盤的研究(都心問題研究)
    • 2009~2011年度
      惣構の理論的・実践的検討―近世城下町像の再構築と「町づくり」への活用―(挑戦的萌芽研究)
    • 2008~2011年度
      アジア海域世界における都市の文化力に関する学際的研究(重点研究)
      ※2008~2010年度の研究代表は井上徹(文学研究科)
    • 2008~2011年度
      日本中世における「山の寺」(山岳宗教都市)の基礎的研究(基盤研究B)
    • 2001~2002年度
      京郊中世村落の歴史的環境復原のための総合的研究―山城国乙訓郡大藪村(京都市南区)を中心に―(基盤研究B1)
    • 2007~2008年度
      中世山岳寺院を「中世都市」として分析するための基礎研究―越前国平泉寺を素材に―(萌芽研究)
    • 2005~2007年度
      港湾をともなう守護所・戦国期城下町の総合的研究―北陸を中心に―(基盤研究B2)

  • 科学研究費(分担)
    • 2003~2006年度
      中・近世における都市空間の景観復原に関する学際的アプローチ―方法論的再検討を目指した畿内と防長領国の比較研究―(基盤研究B2)(研究代表=藤田裕嗣(神戸大学))
    • 2003~2007年度
      中世考古学のための日本中世・近世初期の文献研究(特定領域研究)(研究代表=矢田俊文(新潟大学))
    • 2002~2004年度
      平安京―京都の都市図・都市構造に関する比較統合研究とデジタルデータベースの構築(基盤研究A1)(研究代表=金田章裕(京都大学))

  • 大阪市立大学(代表)
    • 2007~2009年度 都市問題研究
      都市問題の歴史的分析とその提示(プレゼンテーション)方法の研究 ―都市史の見方、語り方、いかし方―

  • 大阪市立大学(分担)
    • 2008~2012年度 重点研究
      アジア海域世界における都市の文化力に関する学際的研究(研究代表=井上徹(文学研究科))

  • 財団等(代表)
    • 2009~2010年度  財団法人国土地理協会助成金
      近江国敏満寺(滋賀県多賀町)の復原研究 ―地籍図分析と聞き取り調査を中心に―
    • 2008~2009年度 三菱財団人文科学研究助成
      日本中世都市研究の対外発信 ―日独比較研究の基礎構築―

日本中世都市の研究(研究についての詳しい紹介)

社会活動

地方自治体関係の委員

  • 和泉市史編纂委員(1996~現在)
  • 大山崎町文化財審議委員(1996~現在)
  • 豊中市文化財審議委員(2000~現在)
  • 八上城・法光寺城遺跡学術調査委員(篠山市)(2001~2003)
  • 長岡京市文化財審議委員(2002~現在)
  • 彦根市文化財委員(2003~現在)
  • 特別史跡彦根城跡保存整備実施計画検討委員会委員(彦根市)(2003~2010)
  • 国指定史跡京極氏遺跡調査整備委員会委員(米原市)(2003~現在)

  • 紀ノ川流域荘園詳細分布調査委員(1999~2003)
  • 都心北部地区まちづくり計画策定検討委員会委員(岐阜市)(2003~2005)
  • 岐阜公園基本計画検討委員会委員(岐阜市)(2004~2005)
  • 史跡八上城跡保存管理計画策定委員会委員(篠山市)(2005~2006)
  • 今西氏屋敷学術検討委員会委員(豊中市)(2007~2008)
  • 石見銀山遺跡テーマ別調査研究事業客員研究員(島根県)2008~
  • いにしえ夢街道県民会議専門委員(徳島県)(2006~現在)
  • 中世城館跡総合調査指導委員(徳島県)(2006~現在)
  • 大阪市立東洋陶磁美術館・大阪歴史博物館・大阪城天守閣等指定管理予定者選定委員会委員(2009)

講演

日付 講演名・場所 題名
2012.9.9 「戦国のあいち」埋蔵文化財講演会 於:愛知県陶磁資料館 戦国尾張の城と町 -安土への道、大坂への道-
2012.8.30 大阪市立大学文学部特別授業 上方文化講座2012 於:市大学情センター 絵本太功記 尼ヶ崎の段  明智光秀の人物と事績-再評価の試み
2012.7.14 和泉市の歴史3『池田谷の歴史と開発』刊行記念 古文書講座中世編 於:いずみの国歴史館 ②高橋氏の開発と経営 荘官としての伝統と家系
2012.6.9 和泉市の歴史3『池田谷の歴史と開発』刊行記念 古文書講座中世編 於:いずみの国歴史館 ①地頭池田氏と後山池 松尾寺との争い
2012.6.22 大阪府高齢者大学校 「大阪の良さ再発見科」 於:大阪市教育会館 中世大阪湾の港町
2012.3.11 長岡京市・特別歴史講演会 於:長岡京市産業文化会館 「細川ガラシャ」をめぐる人びと 〈細川藤孝・明智光秀の実像〉
2012.2.11 富松城跡を活かすまちづくり委員会設立十周年記念式典 於:都ホテルニューアルカイック(尼崎) 第2部記念講座  鼎談(白井文(前尼崎市長)、善見壽男と)
2012.11.3 引田城シンポジウム  秀吉時代、讃岐第一の城。その姿にせまる 於:東かがわ市引田公民館 中世引田の港と城下町形成
2012.11.11 飯盛山城を考える 関西山城サミット  NPO法人摂河泉地域文化研究所 於:四條畷学園短期大学清風学舎80周年記念ホール 畿内の戦国時代と山城
2012.11.10 NHK大河ドラマ誘致リレーイベント 秀吉、光秀と山崎の合戦 於:大山崎町ふるさとセンター 大山崎と秀吉の城下町化
2012.10.8 文学部を知りたい人のための市大授業 於:大阪市立大学  信長の安土 秀吉の安土 ~天下人の城と城下町を究める~
2012.10.20 平成24年度徳島のいにしえ再発見 史跡・埋蔵文化財総合活用事業 戦国夢街道シンポジウム 於:勝瑞城館跡 三好氏の「まちづくり」を現代に活かす ~西の長慶 東の信長~
2011.7.4 京都労働学校 日本史講座「京の名脇役たち」⑬ 於:ラボール学園 洛外の村々 -『洛中洛外図屏風』の「はしっこ」に注目する-
2011.6.11 6.18 6.25 佐野公民館講座 日本中世都市史 戦国の「花の都」京都を探る 於:佐野公民館 ①『洛中洛外図部屏風』を楽しむ ②町衆の暮らしぶり ③信長・秀吉と京都
2011.4.16 近鉄文化サロン 大阪市立大学共催講座 特別公開講座  戦国小谷城と浅井三姉妹~姫たちの暮らしぶりを探る~
2011.12.4 キリシタン文化研究会大会及び講演会 於:上智大学中央図書館 戦国時代の高槻領と高山右近
2011.12.2 大阪市立大学アイ・スポット公開講座 於:アイ・スポット 秀吉以前の大坂 -「石山」本願寺・寺内町の実像-
2011.11.5 (財)大阪市博物館協会、公立大学法人大阪市立大学包括連携協定締結記念 大阪城天守閣復興80周年 大阪歴史博物館開館10周年記念 於:東成区民センター大ホール シンポジウム「秀吉の大坂城と城下町 -首都大坂の時代-」コーディネーター
2011.10.25 11.1 MOMOYAMAエクステンション・カレッジ 大阪と堺の歴史文化 於:桃山学院大学 信長・秀吉と堺 -「黄金の日日」の実像- ①②
2011.10.20 平成23年度大阪府立大学授業公開講座「堺・南大阪地域学Ⅰ」 於:大阪府立大学  寺内町と堺 -戦国時代のまちづくり-
2011.10.16 和泉市の歴史 池田編刊行記念/和泉市いずみの国歴史館2011年度企画展 「池田谷の歴史と開発」記念講演(1) 於:和泉市いずみの国歴史館 中世の池田谷の人びと -水田開発と村づくり、人づくり-
2010.9.19 平成22年度第2回木津川市ふれあい文化講座 於:木津川市中央交流会館(いずみホール) 戦国時代の南山城と鹿背山城
2010.9.18 乙訓の文化遺産を守る会2010年度総会 於:勝龍寺公民館 戦国乙訓武士の城と遺跡 -地域社会の豊かさを探る-
2010.8.22 長岡京市歴史講演会(ふるさとガイドの会主催) 於:長岡京市立中央公民館 市民ホール 戦国武将の「光と影」 細川藤孝(幽斎)、明智光秀と勝龍寺城
2010.7.12 京都労働学校 日本史講座「検証・京の転換点」⑭ 於:ラボール学園 朝廷と信長・秀吉-統制のはじまり-
2010.6.19 ダイナミックかめおか/丹波学トーク第68回 シリーズ「丹波再発見」 丹波亀山城築城400年 本能寺の変 於:ガレリアかめおか 織田信長と都市京都
2010.5.16 大阪歴史博物館 国際博物館の日記念「大阪市博物館フォーラム2010 新たな可能性を求めて」 新たな博物館への期待~大学関係者から
2010.5.12 大阪市立大学文化交流センター企画講座「なにわ文化のダイナミズム」 中世大阪の風土と文化
2010.2.20 岐阜市歴史博物館 信長塾 第4回 信長と岐阜城下町
2010.11.23 ローマからはるか河内へ 波濤を越えて -河内キリシタンと飯盛山城- 於:四條畷学園短期大学 飯盛山城の歴史的意味
2010.10.10 「堺市史」刊行80年記念 講演会 於:堺市立中央図書館 堺と中世都市 ~『黄金の日日』遥か~
2010.1.17 寿光寺講演 大坂(石山)本願寺と寺内町Ⅱ -「石山合戦」の実像をさぐる-
2009.9.30 阪神シニアカレッジ(共通科目 3年生) 「中世都市の魅力-摂津の戦国時代-」
2009.9.20 平成21年度 池田学講座 第5回 「戦国池田氏の活躍と城下町池田」
2009.9.19 歴史講演会(大山崎町ふるさと案内人養成講座) 「中世日本トップ10の都市・大山崎」-その特徴と実力をさぐる-
2009.9.12 平成21年度 講座「丹波学」 (続)丹波の城 ~篠山城築城400年~ 「篠山城下町の空間構造」
2009.8.26 大阪市教職員夏期研修講座 「中世大阪の都市をめぐる」
2009.7.13 京都労働学校日本史講座「検証・京の事件簿-古代・中世-」⑭ 「喧嘩」か「自治」か-禁裏門前の戦国-
2009.4.24 京都アスニー/ゴールデン・エイジ・アカデミー 謎の「本能寺の変」-諸説をさぐる-
2009.2.23 だいとう塾 平成20年度第13回 於:アクロス(大東市生涯学習センター) 戦国期の大坂~三好一族と河内の武将
2009.11.30、12.6、12.13 いずみの国歴史館 平成21年度 市史中世古文書講座 実践編 「松尾寺文書から読む地域の歴史」(計3回) ①唐国村の刀禰と百姓 ②梨子本池と頼弁の活躍 ③戦う僧侶たち
2009.11.3 特別史跡安土城跡発掘調査20周年記念 滋賀県立安土城考古博物館平成21年度秋季特別展「戦国の城-安土城への道-」記念講演会 「戦国の城下町 信長の城下町」
2009.11.19 奈良歴史地理の会 平成21年度後期講座「戦国時代から近世へ」④ 「戦国時代と堺」
2009.11.15 八尾市歴史民俗資料館  やお まち 発見「八尾の寺内町シンポジウム」 「寺内町の成立-戦国社会の到達点-」
2009.11.14 葛城市歴史博物館特別展「大和に三城あり」記念講演会(第2回) 「戦国時代の城下町-大和国を中心に-」
2009.10.18 長岡京市立図書館第2回企画展「勝竜寺村今むかし」歴史講演会 「勝竜寺村のはじまり」
2009.1.8 近鉄文化サロン阿倍野 大阪市立大学共催講座「歴史に見る女性たち」第4回  於近鉄文化サロン阿倍野 北政所と淀君 -秀吉死後の「後家」の役割-
2008.9.8 兵庫県阪神シニアカレッジ 共通科目3年  於:シニアカレッジ学習室(ソリオ2:宝塚) 中世都市の魅力-摂津の戦国時代-
2008.7.27 『和泉市の歴史2 松尾編』出版記念「松尾谷の歴史と松尾寺」展 シンポジウム「松尾谷の歴史世界をひらく」  於:和泉市いずみの国歴史館 パネラー
2008.7.14 京都労働学校 日本史講座「歴史のなかの京都と他所-古代・中世-」(14)  於:ラボール学園 戦国時代の洛中と洛外-『洛中洛外図屏風』から探る-
2008.7.10 兵庫県阪神シニアカレッジ 共通科目4年  於:シニアカレッジ学習室(ソリオ2:宝塚) 中世都市の魅力-摂津の戦国時代-
2008.6.24 第29回住吉区民教養セミナー  於:大阪市立大学学術情報センター 中世の住吉大社と堺
2008.2.2 大阪市立大学(都市問題研究)市民講座「四天王寺と都市大阪」第1回  於:四天王寺本坊 中世四天王寺のウチとソト
2008.11.28 明治大学リバティアカデミー(京都府亀岡市連携講座)「戦国武将『明智光秀』再考」(4)  於:明治大学(御茶ノ水)リバティタワー 信長はなぜ本能寺で討たれたのか-地域の視点から考える-
2008.11.15 2008和泉国古代史遊ing「光明池から松尾寺へ 歴史と伝説を歩く」 ポイント解説 「梨本池」「松尾寺」
2008.1.27 寿光寺講演会  於:寿光寺 山科寺内町と山科七郷-宗教都市の興隆と焼亡-
2008.1.14 シンポジウム「守護町・城下町 文化遺産は地域を活かす」  於:徳島県郷土文化会館 戦国三好一族の活躍-阿波から大坂へ-
2007.9.24 岸和田市民歴史シンポジウムⅤ「古城跡保存活動の報告とこれから」  於:岸和田市立産業会館 岸和田古城から岸和田城へ -岸和田のルーツがわかった!-
2007.9.23 長岡京市制35周年記念事業「細川ガラシャ~幸せなひと時」  於:長岡京市中央公民館 第2部パネルディスカッション コーディネーター
2007.9.17 勝瑞学アカデミー 平成19年度 第2回講座  於:藍住町コミュニティセンター 守護町勝瑞の展開 -細川氏の守護所から三好氏の城下町へ-
2007.8.9 (平泉寺科研聞き取り調査にあたって)  於:平泉寺公民館 平泉寺遺跡の価値と聞き取り調査の意義
2007.8.4 第3回アワコウコ楽サポーター養成講座  於:徳島県埋蔵文化財センター 日本の中の守護町勝瑞
2007.7.23 京都労働学校春期講座 日本史 史跡からみる京都の歴史 -古代・中世-(14)  於:ラボール京都 聚楽第と伏見城 -秀吉の三都構想-
2007.7.22 山科本願寺・寺内町を考える市民の会 第60回市民講演会  於:アスニー山科 美濃国加納寺内町と織田信長の楽市令
2007.7.22 関西城郭研究会夏季セミナー  於:神戸市勤労市民センター 守護所と戦国期城下町 -畿内の特徴を考える-
2007.4.22 平成19年度富松城跡を活かすまちづくり委員会総会 記念講演会  於:富松神社参集殿 城・歴史・まちづくり -富松城跡保存運動の意義-
2007.3.24 原田城跡シンポジウム「しろあと・近代建築は語る」  於:豊中市中央公民館 「原田城跡」について
2007.2.24 多賀町立博物館・多賀の自然と文化の館 特別講演会  於:あけぼのパーク多賀 敏満寺と湖東の宗教都市
2007.12.15 平泉寺シンポジウム2007「戦国時代の平泉寺」-紀伊国根来寺とくらべてみよう-  於:勝山市教育会館 越前随一の都市・平泉寺はどこまで復元できるか
2007.11.23 企画展『多賀大社の造営の歴史』特別講演会  於:あけぼのパーク多賀 多賀大社と戦国大名たち
2007.10.6 高槻市立しろあと歴史館 秋季特別展記念講演会「三好長慶と織田信長」  於:高槻市教育会館 三好長慶の時代
2007.1.21 寿光寺の歴史1〈創建とその時代〉  於:寿光寺 戦国時代の山城国西岡今里村と極楽寺
2006.9.25 公民館講座セカンドカレッジA「信長・秀吉・家康が見ていた世界」  於:芦屋市立公民館 「まちづくり」から見た信長・秀吉
2006.9.24 惣構堀保存会[講演と調査結果報告]  於:金沢市西町教育研修館 戦国・近世のまちづくりと惣構
2006.8.29 大阪市教職員のための夏期大学講座(大阪市立大学)  於:大阪市立大学全学共通教育棟 中世大阪の都市
2006.7.8 ダイナミックかめおか/丹波学トーク57 統一テーマ「亀岡市史を読む」  於:ガレリアかめおか 丹波武士と本能寺の変
2006.7.29 シンポジウム「一緒に考えませんか?信長とまちづくり」~岐阜市まちなか歩き構想関連事業~  於:岐阜市歴史博物館 信長の都市づくりと岐阜 -惣構、楽市、そして安土へ-
2006.7.24 公民館講座セカンドカレッジA「信長・秀吉・家康が見ていた世界」  於: 芦屋市立公民館 信長の文書を読む
2006.6.9 兵庫県阪神シニアカレッジ 3年生  於:ソリオ2(宝塚) 中世都市の魅力 -摂津の戦国時代-
2006.5.21 大阪歴史懇談会 第237回例会  於:アピオ大阪 謀反人の論理 -荒木村重と波多野秀治を中心に-
2006.2.10 (京都市)ゴールデン・エイジ・アカデミー第39回  於:アスニー 豊臣秀吉の京都大改造 -聚楽第と御土居堀-
2006.12.3 講演会・場所:新鳥取県史シンポジウム「鳥取・倉吉・米子-三都物語 ~城下町のなりたち~」  於:鳥取県立県民文化会館 戦国時代の城下町
2006.12.22・25・27 高齢者大学歴史コース「戦国時代の武将と城」  於:三田市中央公民館 22日 「尾張清須城と小牧城」 25日 「美濃岐阜城」 27日 「近江安土城」
2006.11.29 兵庫県阪神シニアカレッジ 4年生  於:ソリオ2(宝塚) 中世都市の魅力 -摂津の戦国時代-
2006.10.4 COE市民講座「大阪から発信する新しい都市文化」  於:大阪市立大学文交センター ここまでわかった、中世の大坂
2006.10.27 於:京都アスニー 戦国時代,洛外・京郊の村々
2005.8.9 大阪市教職員のための夏期大学講座 「中世大阪の都市」
2005.8.6 淡河自治協議会淡河城跡整備保存会 「淡河市場・城下町と秀吉の楽市制札」
2005.7.25 ラボール学園((社)京都勤労者学園) 「細川幽斎-武将としての素顔-」
2005.6.25 山科本願寺・寺内町の歴史を学ぶ市民の会 「土塁破壊から8年-寺内町研究はどこまで進んだか-」
2005.6.12 貝塚市郷土資料展示室 「寺内町の平面と立体-絵図に見えない実態をさぐる-」
2005.11.20 京のおとくに 歴史をたずねて 第2回 大山崎 天王山を中心に(真鍋宗平氏とともに見学会の講師)
2005.11.13 大分市歴史資料館 「京と府内-町のなり立ちと戦国大名-」
2005.10.8 上平寺まちづくり推進委員会 「よみがえる戦国城下町-上平寺・小谷・長浜から佐和山・彦根へ-」
2005.10.2 滋賀県高島市・高島市教育委員会 「戦国期近江国高島郡の歴史的位置」
2004.7.10 豊中市教育委員会 「中世猪名川流域の地形と交通路」
2004.11.28 なにわ歴史シンポジウム 「寺内町から城下町へ-大坂の中世と近世-」
2004.10.3 北近江歴史大学・連続講演会 「信長・秀吉の都市政策-マチの自治と統一権力-」
2004.10.24 兵庫県立歴史博物館 「中世都市の魅力-播磨・摂津の戦国時代-」
2004.10.16 大谷大学・龍谷大学連携講座 「戦国の最先端都市、山科本願寺・寺内町」
2004.1.24 早雲の会 「日本中世の宗教都市」
2003.8.17 京都府立総合資料館 「革嶋秀存と細川藤孝(幽斎)-室町幕府の滅亡と山城国西岡地域-」
2003.7.5 「土塁サミットin物集女」実行委員会 「物集女宗入と細川藤孝(幽斎)」
2003.7.14 京都労働学校 「秀吉の京都大改造」
2003.11.18 奈良歴史地理の会 「称念寺と今井町」
2002.7.29 花園大学京都学講座 「町衆自治の光と影」
2002.7.15 ラボール学園(社団法人京都勤労者学園) 「『洛中洛外図屏風』にみる戦国時代京都の繁栄」
2002.6.8 まちづくりシンポジウム 「富松城はどこまで復元できるか」
2002.6.23 乙訓の文化遺産を守る会 「戦国時代の西岡と勝龍寺城」
2002.3.30 早雲例会 「戦国時代乙訓の「国」と勝龍寺城」
2002.12.17 歴史講座(高槻市立生涯学習センター) 「本照寺と富田寺内町」
2001.9.24 山科本願寺・寺内町の歴史を学ぶ市民講演会 「吉崎・山科・大坂(石山)-寺内町のかたちを考える-」
2001.7.2 京都労働学校春期の講座(日本史) 「明智光秀-戦国を背負った武将-」
2001.6.19 大阪市立文化交流センター6月講座 「城壁と都市-町を囲むということ-」
2001.5.29 懐徳堂春季講座 「寺内町と城下町-戦国社会の達成-」
2001.2.19 芦屋川セカンドカレッジ 「都市と民衆-阪神間の中世都市をさぐる」
2001.2.17 (財)平野整理区画記念会館住民大学講座 「平野と戦国時代大坂の都市-なぜ都市は環濠をきずいたか-」
2001.12.8 御土居堀を考える講座 「なぜ都市は城壁を築いたか-「御土居堀」への道-」
2001.11.11 大山崎町歴史資料館企画展「えごまを求めて-中世大山崎の商人たち-」歴史講演会 「中世大山崎の都市住民と寺院」
2000.9.27 2000年度 桃山学院大学秋季連続公開講座 「大坂~中世民衆の町~」
2000.7.15 歴史グループ早雲 7月例会 「秀吉の町づくり」-大坂・聚楽第・伏見-
2000.5.26 奈良歴史地理の会 「難波の今昔」③「大坂石山本願寺と秀吉の町づくり」
2000.3.26 平成11年度企画展『和泉国松尾寺展-いま中世の風景が見えてきた-』 記念講演会 「松尾寺文書の魅力」
2000.3.18 物集女城を考える会 講演会 「細川藤孝(幽斎)と山城国人物集女氏」
2000.11.25 福知山史談会創立50周年記念講演会 「明智光秀と丹波の武士」
2000.11.12 池田市立歴史民俗資料館特別展記念講演会 「戦国池田一族と荒木村重」
2000.10.3 第42回 舞鶴勤労市民大学 「若き日の細川藤孝(幽斎)」
2000.10.21 (財)松原市文化情報振興事業団秋季歴史講座 「大坂の集落」2「河内の寺内町」
2000.10.13 西宮市生涯学習大学「宮水学園」歴史コース7 「三好長慶の政権構想」
1999.7.11 京都労働学校 「「石山合戦」における百姓の戦いぶり」
1999.12.6 大阪学講座「大阪を掘るII」 「石山本願寺と寺内町」
1999.11.7 有岡城跡国史跡指定20周年記念事業シンポジウム「荒木村重と有岡城」 「荒木村重の摂津支配と有岡城惣構」
1999.11.6 都市史のなかの大坂寺内町」第2回大阪学シンポ 「謎の戦国都市 大坂 -信長と戦った寺内町-
1999.11.26 宮水学園 歴史コース 「摂津・河内の城下町と寺内町」
1999.11.12 宮水学園 歴史コース 「京の町衆の祭と暮らし」
1999.10.23 池田市生涯学習大学 「国人池田氏の活躍と荒木村重」
1999.10.19 奈良歴史地理の会 「本願寺・一向一揆と大和・奈良」
1998.9.11 大阪府盲老人福祉大会講演 「戦国社会と蓮如」
1998.6.4 (東大阪市)人権木曜講座 「一向一揆と町づくり -戦国時代の河内-」
1998.5.30 歴史グループ早雲 5月例会 「山科本願寺と寺内町 -戦国の寺・城・町-」
1998.5.28 1998年度大谷大学文学部史学科新入生歓迎講演会 「摂津国衆と荒木村重 -歴史の中の地域と個人-」
1998.10.17 川西市生涯学習短期大学「レフネック」 「荒木村重と「石山合戦」」
1996.9.14 黒田紘一郎さんを偲ぶ会 「黒田紘一郎氏の学問について」

教育

担当講義(2012年度)

【大学院】

日本史学研究II
  • 主題と目標

     中世文書(活字)の読解能力を高めるとともに、中世社会を考察する基本的力量を身につける。
     戦国時代の各地の戦国大名が発給した法令を素材にする。文書を読解した上で、その歴史的意義や背景、関連する文書・事項などについて総合的に検討し、報告することで、中世史研究能力を涵養する。
     戦国時代の社会的特質を多面的に考察し、中世社会の本質を解明する。

  • 内容・計画

     佐藤進一・百瀬今朝雄編『中世法制史料集』第5巻・武家家法IIIを輪読する。

  • 受講生へのコメント

     毎回、地図を用意することを求める。歴史環境の中で法の本質を読みとる工夫をしてほしい。

  • 参考文献・教材

     『中世法制史料集』第5巻(上述)

日本史学研究演習2
  • 主題と目標

     各人の研究内容について、史資料をもとに発表し、関連する文書・事項などについても総合的に検討し、報告する能力を養う。
     史資料をもとに実証的に研究を進めるとはどういうことか。具体的な事例の中で学ぶ。

  • 内容・計画

     毎回、1~2人ずつ、順番に報告してゆく。初めの3回分で、中世史専攻の院生が報告し、次の4回分で、他の時代専攻の院生が報告する。これを2度くり返す。

  • 受講生へのコメント

     担当回の報告が不十分である場合、「宿題」として、次回、あらためてよりレベルの高い報告を求めることになる。

  • 参考文献・教材

     特になし。

【学部】

[第1部]

日本史基礎講読I
  • 主題と目標

     中世史料の基礎的な解読能力を身につける。
     大学における日本史の学習は史料読解からはじまる。この授業では、中世の基礎的な史料を読み進めてゆくことでもっとも基礎的な学力を養うことを目的とする。

  • 内容・計画

    1. 室町将軍の文書
    2. 室町幕府の文書(奉行人奉書)
    3. 鎌倉幕府の文書(裁許状)
    4. 天皇の文書
    5. 朝廷の文書
    6. 戦国大名の文書(制札)
    7. 戦国大名の文書(判物)
    8. 荘園の文書
    9. 訴陳状
    10. 軍忠状
    11. 売券・譲状
    12. 徳政令
    13. 撰銭令
    14. 織豊政権の文書
    15. 中世くずし字の最初歩
     中世の基本的な史料は幕府権力が作成した公文書であり、これを正確に読みこなした上で、次の応用のステップへ進むこととする。グループにわかれて、順番に報告してもらう。グループ内で十分議論して、その成果を発表するようにする。

  • 受講生へのコメント

     大学に入って初めて本格的に取り組む日本史の授業になる。
     最初はとまどうことが多いだろうが、学期末を迎える頃には史料読解のたしかな能力が身に付いているはずである。1年次生が受講することで、2年次以降の本格的な学習の基礎条件を獲得してほしい。

  • 参考文献・教材

     プリント配布

日本史通論II
  • 主題と目標
     「『洛中洛外図屏風』時代の京都」
     戦国時代の京都については、戦乱で荒廃していたかのような評価もしばしばみられるが、「洛中洛外図屏風」をみれば明らかなように、都市としてきわめて興 隆していた時代であった。ただ、この時代の京都については、史料的な制約もあり、都市総体が論じられることがあっても、都市の細部については案外、わかっ ていないことが多い。しかし、他の都市とちがい、16世紀の京都のみは唯一、都市社会の内部にまで視線を注ぎ、その社会の「襞(ひだ)」にふれることがで きる中世都市である。
     この講義では、「洛中洛外図屏風」を出発点として、戦国時代の京都の都市社会をどこまで具体的に解明することができるのか、解明することを目的とする。
    受講生のみなさんには、文献史料や絵画資料にもとづく歴史学の成果とその限界を学び、社会の片隅から描かれる歴史的な都市像の意義について認識を深めてもらいたい。

  • 内容・計画
    1. 「洛中洛外図屏風」とは何か
    2. 内裏と、その都市における機能
    3. 将軍邸と家臣団集住
    4. 細川管領邸とその周辺
    5. 上京の寺院街
    6. 上京の町(まち)と町(ちょう)
    7. 禁裏六町
    8. 上京と下京の間
    9. 地形と町の広がり
    10. 祇園会の描かれ方
    11. 下京の町屋と構
    12. 「喧嘩」とその解決法
    13. 洛外への眼
    14. 17世紀へ
    15. 戦国京都都市社会論

     授業に際してはスライドを使用して、「洛中洛外図屏風」をできるかぎり身近なものと感じてもらえるように工夫する。

  • 受講生へのコメント
     戦国時代の京都の都市社会は、中世と近世のせめぎあいの時代だった。現代人のわれわれから見て異質な世界と、われわれにつながる親しい世界の両者の息吹を感じ取ってほしい。
日本史講読II
  • 主題と目標
     中世史料を読解する応用力を養う。
     中世文書には独特な表現があり、そこには中世社会の特色が反映されていることも多い。史料からそうした社会のあり方を読みとる能力をみがかせる。史料を 正確に読むことは日本史を学習してゆく上で必修である。「よみ」や表面的な意味にとどまらず、その背後にある中世社会の諸側面をいかに深くとらえることが できるかがポイントとなる。
     卒業論文を書く上では高度な史料読解能力が必要とされるが、そのための必要十分な訓練の場とする。

  • 内容・計画
    中世都市に関わる史料をテキストにする。
    1. ガイダンス
    2. 鎌倉時代 I
    3. 鎌倉時代 II
    4. 鎌倉時代 III
    5. 市の伝承
    6. 室町幕府法 I
    7. 室町幕府法 II
    8. 徳政をめぐって
    9. 撰銭をめぐって
    10. 座掟
    11. 町掟
    12. 戦国大名法
    13. 戦国大名と都市
    14. 楽市令
    15. 信長・秀吉と都市

     グループにわかれて、順番に報告してもらう。グループ内で十分議論して、その成果を発表するようにする。

  • 受講生へのコメント
     法令は比較的難しい史料が多いが、これが読めるようになれば、他の史料は容易に解読できるようになる。

  • 参考文献・教材
     プリントを配布する。
日本史演習II
  • 主題と目標
     卒業論文作成にむけての準備報告をおこない、共通討論を通して、論文作成の課題について学ぶ。
     日本史コースでは、3回生の2月(2013年2月)から、各教員の指導のもと、本格的な卒論作成作業に入る。本演習は、その準備作業として、史料の所在、先行研究の流れについて確認し、自らの卒論のテーマを確立する。

  • 内容・計画
    1. ガイダンス
    2. 第1回発表① ―テーマの設定―
    3. 第1回発表② ―テーマの設定―
    4. 第1回発表③ ―テーマの設定―
    5. 第1回発表④ ―テーマの設定―
    6. 第2回発表① ―史料・先行研究についての考察―
    7. 第2回発表② ―史料・先行研究についての考察―
    8. 第2回発表③ ―史料・先行研究についての考察―
    9. 第2回発表④ ―史料・先行研究についての考察―
    10. 第3回発表① ―卒論テーマの確立―
    11. 第3回発表② ―卒論テーマの確立―
    12. 第3回発表③ ―卒論テーマの確立―
    13. 第3回発表④ ―卒論テーマの確立―
    14. テーマの再確認
    15. 総括討論 ―卒論に向けて―

     一人ずつ、卒論の構想について発表してもらい、教員からアドバイスを加える。
     各回2~3名ずつ、順番に発表する。討論では他の学生も参加し、全体として卒論の方向性を確実にしてゆく。

  • 受講生へのコメント
     日本史コースは卒業論文の内容を大変重視している。それぞれが最適のテーマを見つけ、卒論作成にむかって有効なスタートが切れるようにがんばってほしい。

  • 参考文献・教材
     参考文献は、授業中に指示する。

    [第2部]

日本史専門演習I
  • 主題と目標

     日本史全般に関する基礎的知識を習得するとともに、さまざまな歴史事象に対する考え方を学ぶ。
     日本史を本格的に学んでゆく上で、これまでどのようなテーマで研究が進められてきたのか、研究によってどのような事実が明らかになってきたのか、学習しておくことは重要である。
     そうした従来の研究をとりあげてまとめ、自分なりの論点を示す訓練をおこなう。

  • 内容・計画

     各自日本史に関する基本的文献を選読して発表する。 自分が興味をもっているテーマについての文献・史料などを選び、報告する。

  • 受講生へのコメント

     知識も大切ですが、その知識を生かして物事について考えることが大切です。

  • 参考文献・教材

     プリントを配布する。

他大学への出講

  • 金沢大学 2003年度
  • 京都大学 2003~2004年度
  • 帝塚山大学 2004~
  • 山口大学 2006年度
  • 大阪大学 2008年度
  • 島根大学 2009年度
  • 高知大学 2012年度

高校生、受験生のみなさんへ

 市大の仁木ゼミで、戦国時代や信長・秀吉について学ぼう!

 日本史コースでは、私が中世史を担当しています。とは言っても、近世史の塚田先生の専門との兼ね合いから、信長・秀吉の時代までは私が卒論指導をしています。
 下欄の卒論テーマ一覧を見てください。
 鎌倉時代をあつかう学生もいますが、仁木ゼミ出身者の圧倒的多数は、戦国時代、信長・秀吉の時代をテーマとする卒論を書いています。
 卒論のテーマは自分で選べます。学生が選んだテーマで、しかも独りよがりで勝手な卒論にならないように、指導してゆきます。(少人数教育だからこそです)
 市大の日本史研究室には大学院生もたくさんいます(とりわけ中世史は)。大学で勉強する時には、ちょっとしたコツを院生に聞くことも重要です。また院生 から参考文献や関係史料について教えてもらうこともできます。学生が史料を読めるようになるための研究会も、院生が催しています。
 中世史専攻の院生のテーマを見てもらえばわかるように、室町・戦国から信長・秀吉の時代が圧倒的に多いです。戦国時代の城郭や遺跡を見学する合宿と遠足には、院生・学生が参加しています。
 鎌倉時代を勉強しようとする人ももちろん大歓迎ですが、戦国や信長・秀吉を学ぼうと思っている人は是非、市大の仁木ゼミに来てください。充実した4年間(日本史コースに所属してからの3年間)を送れること、請けあいです。
 *他の時代の先生のゼミもそれぞれ特色をもっています。自分で探してみましょう。

  • 仁木が指導した学生の卒論テーマ (第1部学生のみ)
     2011年3月卒業
      (男)「三河一向一揆の歴史的位置づけ」
      (男)「中近世移行期の京都における銀遣いの進展」
      (女)「鎌倉期の養子について」
      (男)「前田利家家臣団の構成と展開」
      (男)「中世後期長谷寺の勧進活動について」
     2012年3月卒業
      (男)「石見銀山概論―銀山の成立と展開及び再評価まで―」
      (男)「大内氏領内における鋳物公事役と真継家・大内氏・鋳物氏の関係性について」
      (男)「中世後期における山城国木津の都市構造―十五世紀を中心として―」
      (男)「狐に対する認識の変化とその需要―平安期から中世初期を対象にして―」
      (男)「交通から見る中世都市尼崎の様相」
     2013年3月卒業
      (男)「摂津国人安威氏の歴史」
      (男)「中世における地方教育機関と政治権力者~足利学校を例に~
      (男)「中世における久米田寺の寺院活動について」
      (女)「戦国期京都の貸借における人的ネットワーク―分壱徳政令関係引付史料を用いて―」
      (女)「中世奈良町地域における地蔵信仰の伝播について」
      (女)「若宮祭から見る戦国期における大和興福寺と衆徒の権力関係」
      (女)「戦国期美濃国における後斎藤氏権力の特質」

大学院生指導の方針

 一人前の研究者になるための基礎的能力や応用力を身につけ、大学等の研究機関や博物館・資料館、教育委員会の教員・専門職員となる院生を育てる。

 また、高校教員、公務員(一般職)その他の道を選ぶ院生にも、一生なんらかの形で中世史にかかわってゆこうと思わせる、中世史研究の「楽しさ」を伝えたい。

 中世史料の読解力、論理的な思考力、研究会における発表能力などを高める。

 共同研究を実践し、組織の中でさまざまな役割を果たすことができる力量を身につけさせる。そのために中世史専攻の院生集団としての活動の機会を増やす。*1

 とりわけ「地域」の現場において、歴史を探究し、歴史像を展開できる研究者を養成する。遠足や合宿にあたっては、院生が下調べをおこない、現地では地元の研究者の「地域」に対する思いや造詣の深さを実感してもらう。

 院生の学習の場は学内に限らない。大阪歴史学会、大阪歴史科学協議会、日本史研究会などの部会・大会に積極的に参加するのはもちろん、機会があればそうした学会の委員を経験することも推奨する。

【大学院生、若手研究者の研究指導のモデルケース】
M1
・卒業論文をもとにした研究報告を、大阪歴史学会をはじめ、全国レベルの学会の部会、研究会などでおこなう。*2
・卒業論文を改稿して査読付き学術雑誌に投稿させ、掲載を目指す。*3
・近隣の博物館・資料館などでのアルバイトを紹介する。

M2
・後期博士課程への進学を目指す院生には、日本学術振興会特別研究員(DC1)に申請させ、採用を向けて指導する。

D1~3
・学会での報告、学術雑誌への投稿を指導する。
・DC1に採用されなかった院生には、引き続き、DC2への申請・採用を促す。
・後期博士課程3年目までに学位論文を完成し、学位取得することを目指す。
・後期博士課程修了予定者には、日本学術振興会特別研究員(PD)への申請を指導する。受入先の他大学教員への依頼を行う。
・特別研究員への採用ではなく、博物館・資料館などでのアルバイト・嘱託など、キャリアを積むことを目指す院生をサポートする。

OD・PD
・博士学位未取得者(OD)には学位論文執筆の指導を行う。特別研究員(PD)未採用者には申請を指導する。
・博士学位取得者には、学位論文を出版させるため、出版社の紹介、日本学術振興会科学研究費の研究成果公開促進費「学術図書」申請のサポートなどを行う。 *4
・博物館・資料館などでの嘱託職、他大学での非常勤講師職などが得られるよう努力する。
・大阪市立大学大学院文学研究科の都市文化研究センターにはドクター研究員制度があり、ODも一定の研究条件が確保されています。     http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/UCRC/ja/about/member.html

★他大学の大学院博士後期課程修了者で、日本学術振興会特別研究員(PD)に申請する際、その受入研究者となることも可能です。早めに御相談ください。
★2013年現在、大阪市立大学と大阪府立大学の統合が予定されていますが、文学研究科大学院生の研究環境の変化については懸念いただくことはありません。いままでどおり、しっかりと研究者養成してまいります。

*1 2011年8月 中世史サマーセミナー(於滋賀県)の主催、同年9月 東北大学にて震災被災資料のレスキュー活動などもさせていただいた
*2 大阪歴史学会・日本史研究会の卒論発表会以外に、中世都市史・流通史懇話会、出土銭貨報告会などでお世話になった
*3 大阪市立大学日本史学会発行の『市大日本史』、大阪市立大学都市文化研究センター発行の『都市文化研究』をはじめ、学会雑誌など
*4 古野 貢『中世後期細川氏の権力構造』(吉川弘文館)
   村井良介『戦国大名権力構造の研究』(思文閣出版)
   天野忠幸『戦国期三好政権の研究』

中世史専攻 大学院生の研究テーマ(2013年度)

【日本学術振興会特別研究員】

  • 長澤 伸樹  楽市楽座令の研究

【後期博士課程】

  • D3 川名 俊  戦国期能登畠山氏権力と地域社会
  • D3 新谷和之  戦国期近江国の権力構造
  • D2 川元奈々  中近世移行期における武家の政権構造

【前期博士課程】

  • M2 加藤 樹  越前朝倉氏の権力構造
  • M2 徳満 悠  中世後期における南山城地域社会
  • M1 下村 雄太 戦国期における政所執事伊勢氏について
  • M1 石川 美咲 戦国期美濃国における後斎藤氏権力の特質
  • M1 板東 瑞帆 戦国期京都の貸借における人的ネットワーク

大学院受験を考えている皆様へ

 仁木ゼミからは、中世後期を専攻する研究者が多く輩出しており、いまも多くの院生が在籍しています。
 大学院受験を考えている皆様で、中世後期から織豊期を専攻されるみなさん。町・村・地域社会や守護、戦国大名、織田・豊臣政権などをテーマとされる方は是非、おいで下さい。

 豊かな中世史の舞台、摂河泉(摂津・河内・和泉)、そして畿内を本拠に、若い仲間たちとともに研究を進め、あたらしい中世史像を一緒に構築しましょう。

 受験を考えている方は、一度、相談に来てください。
 以下のメールアドレスに連絡をください。
 必ず、またできるだけ早く返信しますが、SPAMメールに紛れることがあります。ので、しばらく返事がなければ再度、送ってください。
 よろしくお願いします。
   メールアドレス:niki◇◇lit.osaka-cu.ac.jp
   (SPAM防止のため、@を四角二つに変えています。ご了承ください)

卒業生からのメッセージ

市大中世史ゼミから卒業し、社会で活躍するOBからのメッセージです。

古野 貢さん
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 武庫川女子大学 講師、資料館主任兼学院資料室主任

 1997年 文学研究科日本史学専攻後期博士課程入学
 2003年 同上単位修得退学
 2006年 博士(文学)学位取得
   学位論文名「中世後期細川氏権力構造の研究」
 2012年 武庫川女子大学 講師、資料館主任兼学院資料室主任

 【著書】
   『中世後期細川氏の権力構造』(吉川弘文館、2008)
 【編著書】
   『春日大社南郷目代 今西家文書』(豊中市、2003)
   『戦国・織豊期の西国社会』(日本史史料研究会、2012)
 【論文】
   「室町幕府-守護体制と細川氏権力」(『日本史研究』510、2005年)
   「室町幕府-守護体制下の分国支配構造―細川京兆家分国丹波国を事例に―」
                                   (『市大日本史』12、2009年)  など

 私は、大学卒業後、地元である岡山県の社会教育施設で働いていました。その後、他大学の修士課程に進学し、在学中に阪神淡路大震災に遭いました。 そこであらためて、歴史学が社会や人々の生活に対してできることは何かを考えたいと思い、大阪市立大学のドクターコースに入り直しました。前年に着任され た仁木宏先生の指導を受けた、最初のドクターの院生です。
 ドクターコース以来一貫して、室町・戦国時代の守護について研究しています。細川氏について研究を深めてきましたが、最近は大内氏・斯波氏などについても興味をもっています。現在の職場では、大学教員をしながら史資料の整理に取り組んでいます。
 大阪市立大学の中世史ゼミで学んだことの第一は、「史料を読む」ことです。古文書(くずし字)をはじめ、さまざまな史料を正確に読み、意味を取り、解釈 する力を身につけることは、歴史研究にとって必要不可欠なスキルです。講読の授業だけではなく、研究室の仲間との自主ゼミなどで史料をよみました。
 次に発信です。学内の研究会、各学会の研究会等での報告と論文執筆で鍛えられました。先行研究や現在の研究動向から、適切に課題設定をし、どうすれば論 理的にわかりやすく、説得的に伝えることができるか。自分の研究の位置づけはもちろん、問いへの答え方やレジュメの作成方法などの技術も学びました。
 さらにネットワーク構築です。市大を基盤に、日本史研究会や大阪歴史学会などの大会・研究会に出席し、他大学や博物館などの研究者の方々と積極的に交流 しました。それによって情報を確保しやすくなり、研究の視野が広がって理解を深めることができました。また共同研究や関係する仕事(自治体史や講演など) への途も開け、自分の活動を社会に接合することも可能となりました。
 今の職場で学生と接するなかで思うのは、市大のゼミでの経験は、社会で評価される能力を高め、身につけるものであったということです。研究に真剣に向き合うなかで得た、ネットワークを構築し、適切な情報を発信する力は、人生のあらゆる場面で必要とされます。
 外部から進学した私にとって、市大のドクターコースが研究者としての出発点でした。ほとんどすべてのことを学びました。中世史ゼミの特徴は、開かれてい てのびやかなところです。研究を進める上で必要な心構えや技術、能力を高める環境が整っています。厳しい研究会も、ひとりの研究者として自立するために必 要なことです。研究はもちろん、一般社会生活において自分自身の言動に責任を持つ覚悟と経験を、実践的、かつ自覚的に獲得できる場として、市大の中世史ゼ ミは何ものにも代えがたい貴重な場でした。


藤本誉博さん
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 今治城・河野美術館 学芸員 (一般財団法人今治文化振興会)

 2002年 文学研究科日本史学専攻前期博士課程入学
 2005年 文学研究科日本史学専攻後期博士課程入学
 2010年 同上単位取得退学
 2010年 現職に就任

 【論文】
   「中世都市尼崎の空間構造」(『地域史研究』111、尼崎市立地域研究史料館、2011年)
   「室町後期・戦国期における堺の都市構造―会合衆の再検討―」
                                 (『ヒストリア』220、大阪歴史学会、2010年)

 こんにちは。
 私は故郷の愛媛県今治市で学芸員をしています。地域の歴史や文化を守り、発信するため、日々頑張っています。
 学部生の時は全く別の学問分野(体育学)を専攻していましたが、「どうしても日本史がやりたい。学芸員になりたい」と強く思うようになり、24歳の時に はじめて日本史の門を叩きました。大阪市立大学の日本中世史ゼミには、その時から就職前まで、約10年間お世話になりました。普通の学生とは違う歩みにな りましたが、スタートの時期は関係ないと思います。就きたい仕事、取り組みたい学問があり、粘り強く頑張っていれば、実を結ぶ時がいつか必ず来る。そう実 感しています。
 大阪にいる時は、尼崎や堺など、大阪湾岸の中世港町の研究を進めていました。今治では、伊予府中や今治城のことなど、地元の中・近世の歴史の解明をはじめたところです。
 大阪市大のゼミでは、気兼ねなく好きな学問に没頭することができ、充実した日々を送ることができました。多くのことを学びましたが、今の仕事で役に立っ ていることの一つに、歴史学をどうやって社会に還元するか、その具体例を見聞きできたことがあります。指導教員の仁木宏先生が、数多くの文化財保存活動 や、全国各地の歴史の調査研究活動に従事していて、立場や分野の壁を越えて、多くの方と協力しながら事業を進めていました。その様子を近くで見聞できまし た。
 今の私の職場は事務職の人がほとんどであり、専門職も考古学や美術の人が大半です。地方の自治体では多くがそうした環境ではないかと思います。そうした 中で、地域の歴史や文化を守り、研究し、発信していくためには、自分自身が専門分野の知識・能力を身に付けているのと同時に、多様な知識と価値観を持つ 人々と良い協力関係を築き、事業を進めていく必要があります。そのための心構えや方法を、ゼミ生の時に得ることが出来たと思っています。
 これからも、ゼミで学んだことを糧にして地域の歴史を解明し、市民のみなさんに伝えてゆく仕事で頑張っていきたいと思います。
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谷口 拓さん
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 京都市役所勤務(一般事務職)

 2009年 文学研究科日本史学専攻前期博士課程入学
 2011年 修士(文学)学位取得退学
   学位論文名「十六世紀における市場の展開 ―近江東部を事例に―」

 私は、大学院から大阪市立大学へ来ました。日本史研究会の例会で、市大の当時の院生さんから、中世史ゼミの遠足(フィールドワーク)に誘っていた だいたことがきっかけでした。先輩方も優しくフレンドリーなゼミの雰囲気である一方、先輩が用意された遠足用の資料は緻密でレベルの高いものであり、感銘 を受けたことが、大学院選択での決め手となったと思います。
 中世史ゼミで、最も学んだことは史料に対する姿勢です。大学院入学以前は、大雑把な史料解釈をしがちでしたが、毎週行われている研究会で、一つの史料を とことんこだわって読み込み、解釈する作業を繰り返すことで、史料への向かい方が大きく変わりました。  また、中世史ゼミの大きな特徴にフィールドワークの多さがあります。それらフィールドワークでは、自分の研究フィールドのみならず、全く知らない地域で あっても担当となれば、資料を集め現地を案内します。責任は重大ですが、その分、机上で研究しているだけでは得られない高い経験値を得られました。
 元々学芸員を目指していた私でしたが、悩んだ末、卒業後は公務員の一般職の道を選びました。しかし、担当となった地域で歴史研究があまり蓄積されていな いことを知り、ボランティアで地域の歴史研究会を立ち上げたり、地域のいいところ探しのイベントを手伝ったりと歴史に携わる活動を行っています。自身の研 究についても、市大の現役院生とOB・OGが集まる研究会を立ち上げ、ゆっくりではありますが研究活動を続けています。  こうした自立した活動ができているのは、市大で得られた経験のおかげですし、先生やゼミの仲間には大変感謝しています。専門職ではありませんが、今後も 幅広く活動していこうと思っています。

合宿と遠足

 歴史的な感覚を身につけるためには、まずその場を体験することが大事である。

 ほぼ1~2ヶ月に1回、中世(織豊期まで)の都市・集落遺跡を、地元の大学教員や自治体職員の方など、専門家の案内で見学する。

 また、遠足の拡大版として、春と夏の年2回、それぞれ3泊4日の合宿をおこなう。日帰りではゆけない中世の史跡を踏査する。

  • 合宿一覧
    • 2006年春 筑前(博多・大宰府)・肥前(長崎)
    • 2006年夏 信濃(諏訪・松本・長野・松代)
    • 2007年春 薩摩(鹿児島・坊津・知覧・川内)
    • 2007年夏 陸奥(石母田氏館・阿津賀志山防塁・会津若松城・神指城・猪苗代城・三春城・二本松城)
    • 2008年春 美作(津山城・岩屋城・木山神社・仏教寺・院庄館・作楽神社・美作国府跡)
    • 2008年夏 三河(吉田城・岡崎城・勝鬘寺・上宮寺・本証寺・本宗寺の寺内町)
    • 2009年春 讃岐(宇多津・勝賀城・香西浦・志度・引田・高松(野原))
    • 2009年夏 上野(白井・高崎・蒼海城・国府・箕輪城・女堀・新田荘・太田金山城・館林)
    • 2010年春 土佐(土佐神社・黒岩城・高知城・城下町・安芸・岡豊・田村・手結湊・朝倉城・浦戸)
    • 2010年夏 能登(気多大社・石動山・七尾城・所口・府中・若山荘・時国家・輪島・穴水)
    • 2011年春 周防・石見(防府天満宮・三田尻・山口・高嶺城・凌雲寺・津和野・益田・三宅御土居・七尾城)
    • 2012年夏 豊後(豊後府内・臼杵・日田)
    • 2012年夏 加賀(三国・吉崎・大聖寺・鶴来)
    • 2013年春 遠江・駿河(浜松・見附・掛川・清水・富士宮)


  • 遠足一覧
    • 越前:一乗谷
    • 若狭:小浜
    • 伊賀:福地氏館、敢国神社、上山氏館、丸山城、上野城、油日
    • 近江:小谷城、上平寺城、堅田、観音寺城、安土城、近江八幡、高島、朽木、清水山城、今堀、長命寺、大溝城・城下町、小松、打下
    • 山城:八幡、大山崎、乙訓、上京、下京、鹿背山城、木津、勝龍寺城
    • 摂津:池田、伊丹、有岡城、芥川山城、富田寺内町、小浜寺内町、吹田、苅田、丹生山、多田神社、滝山城、西国街道、兵庫津、池田
    • 河内:若江城、高屋城、飯盛山城、河内長野、三日市、烏帽子形城、富田林、大ヶ塚寺内町、招提寺内町
    • 和泉:堺、松尾寺、日根野
    • 大和:稗田、若槻環濠集落、高取城、秋山城、薬師寺、西の京、布施城、新庄陣屋、奈良町
    • 播磨:加古川、英賀寺内町、東条谷、明石
    • 丹波:八上城
    • 紀伊:太田城、雑賀
    • 備後:備後国府、神辺城、福山