2006年度 文学部 地理学特殊講義T

1回目1002

 広い意味を持つホームレス≫野宿生活者

2回目1016

 就職困難層、フリーター 1回目ミニレポート

3回目1023

 多様な野宿生活者、visible, invisible、社会的排除

4回目1030

 ホームレスの中間居住施設とは? 第2回目ミニレポート

5回目1106

 自立支援センターがめざすゴール

6回目1113

   巡回相談員の声、アウトリーチとは  第3回目ミニレポート

7回目1120

   巡回相談員のみる野宿生活者 第4回目ミニレポート

8回目1127

 自立支援センターの現状、課題と今後

9回目1204

 脱野宿と生活保護、サポーティブハウスの試み

10回目1218

 市民社会のホームレスを見る目 第5回目ミニレポート

11回目 アラカルト

都市研究プラザweekのアラカルト聴講

  下記第6回目ミニレポート参照

11回目1225

ホームレス全国調査検討会の聴講(任意)下記参照

12回目0115

 @西成プラザ11時集合〜12時)場所 あいりん地区をまわって

13回目0122

 @西成プラザ11時集合〜12時)場所 サポーティブハウス経営者より

   第7回目レポート課題対象→下記参照

14 回目0129

 @大阪城公園11時集合〜12時) テント生活者をたずねて

    JR・地下鉄森之宮駅下車すぐ、大阪城公園入口集合

    第8回目レポート課題対象→下記参照

第 7、8回目ミニレポート

 

7回目、8回目の講義を聴いた、その感想、コメント、思いついたこと、提言を、参考文献や参考webも駆使しながら、それぞれ800字以上1200字以内、mizuuchi@lit.osaka-cu.ac.jpまで送付すること。なお、第7回目の受講をしていない場合には、個別に水内にメールで相談のこと。配布or提示資料はココ(未準備) 

 

メールのタイトルは、「地理学特講_自分の名前」で、2回分のレポートをまとめて一回のメールで提出すること。このレポートは、単位取得にあたっては必須とする。締め切りは、2月15日午後11時とします。

第 6回目ミニレポート終了

これは1218日から22日に開かれる、大阪市立大学都市研究プラザ開設を祝しての、国際シンポジウム・プラザウィークのアラカルト聴講による、レポート提出の課題である。

http://www.ur-plaza.osaka-cu.ac.jp/symposium/plazaweek2006.htm

 

授業で行っているホームレス問題にすべては関連していないが、都市問題に関連する多様な話題が、海外の研究者を含め、発表される。メニューは下記のとおりであり、少なくとも下記A〜Iのうちのひとつは必ず受講し、17日の23時まで、その感想、コメント、思いついたこと、提言を、mizuuchi@lit.osaka-cu.ac.jpまで送付すること。

 

メールのタイトルは、「地理学特講_自分の名前」で、600字以上1200字以内で提出すること。このレポートは、単位取得にあたっては必須とする。

 

また別途、1225日の検討会に出席することも可能である。こちらへの参加は任意であるが、上述のプラザウィークの催しにどうしても参加できない場合は、こちらの聴講で代替する。レポート期限や内容は一緒とする。検討会は、http://www.research-project.net/communitycare/の最新研究会を参照のこと。

 

もちろんプラザの各企画や、25日の催しに何度出てもよい。しかし出欠は必ず各企画時の受付で行うこと。受付では受講者名簿を用意しているので、それでチェックをしてもらうこと。


1218日(月)

A

■ オープニング・レクチャー

テーマ: 都市研究 ―その過去・現在・未来―

 

時間: 12301400

会場: 高原記念館学友ホール

定員: 150

講師:  宮本 憲一 大阪市立大学名誉教授

司会:  加茂 利男 大阪市立大学都市研究プラザ所長

 

1219日(火)

B

URP(都市研究プラザ)レクチャー

テーマ: 日本の大都市税財政「歴史・問題点・課題」

時間: 13001430

会場: 高原記念館学友ホール

定員: 40

講師: 木村 收 大阪市立大学都市研究プラザ特任教授

司会: 加茂 利男 大阪市立大学都市研究プラザ所長

 

■ ポスターセッション 

C(これは前半と後半があるので、どちらか(最初のショートプリゼンは必ず聞くこと) 

   スケジュール簡単な内容紹介

時間:15001730

場所:高原記念館学友ホールほか

 

都市研究を行っている教員や大学院生の活動について、ポスター発表を公募。1218日(月)から1週間

にわたり高原記念館に掲示します。ポスター発表の時間も設けます。フィリップ・エシントンによる、ロサン

ゼルスの都市史に関する写真展示をあわせて行います。

 

■ 西成プラザ開設記念フォーラム

D(これは実質的に18402000まで、通訳つき)

テーマ:石油王とハリウッド ―1930-40年代のロサンゼルス―

時間: 183020:30

会場: 西成プラザ

定員: 50名(逐次通訳対応)

講師: フィリップ・エシントン 南カリフォルニア大学歴史学科教授

タイトル: 「20世紀ロサンゼルスで交錯するグローバル・スペース―石油、ハリウッド、反革命運動―」

司会: 水内俊雄 大阪市立大学都市研究プラザ兼大学院文学研究科教授 

 

1220日(水)

E(これは通訳なしですべて英語です。これは授業にもっとも近い内容となります。原口、水内、タンで合計で100分、このパーツを評価対象とします。)

■ 香港・大阪フォーラム

テーマ: グローバルシティ香港から大阪を照射する

時間: 14001730

会場: 高原記念館学友ホール

定員: 40名(English Only

 

講師:

原口剛 大阪市立大学都市研究プラザリサーチアシスタント

「『集客都市』の創出と野宿者への攻撃――大阪におけるネオリベラル・アーバニズム」 

 

水内俊雄 大阪市立大学都市研究プラザ兼大学院文学研究科教授

「ホームレス問題の登場は都市統治の様態を変化させたか?―大阪と香港の事例を通じて―」

 

ウィンシン・タン 香港浸会大学地理学科助教授

「香港における再開発と行き場を失う労働者階層たち」

 

コメント:

ミーカム・ヌウ  香港大学都市政策環境管理研究所助教授

アンネ・ハイラ  ヘルシンキ大学社会政策学科教授

司会: 長尾謙吉  大阪市立大学大学院経済学研究科助教授

 

1221日(木)

F(スコットの講演と、パネラーのひとりの発言を評価対象にする、通訳つき)

■ 都市研究プラザ開設記念 国際シンポジウム

テーマ:21世紀の都市像―世界都市・創造都市・持続可能都市―

 

時間: 13001700

会場: 学術情報総合センター10F大会議室

定員: 250名(同時通訳対応)

 

総合司会: 水内俊雄 大阪市立大学都市研究プラザ兼大学院文学研究科教授

中嶋節子 大阪市立大学大学院生活科学研究科助教授

 

開会の辞: 金児曉嗣 大阪市立大学学長

 

講演: アラン・J・スコット カリフォルニア大学LA校地理学科教授

演題:創造都市:概念的問題と政策的課題

 

パネラー: エドモンド・プレトゥセイユ フランス国立科学研究センター主席研究員(教授)

「デユアル・シティ・モデルの課題」

 

佐々木雅幸 大阪市立大学都市研究プラザ副所長

「日本における創造都市の理論と政策的課題」

 

ミーカム・ヌウ 香港大学都市政策環境管理研究所助教授

「グローバル性、持続可能性、創造性――世界都市の比較」

 

アンネ・ハイラ ヘルシンキ大学社会政策学科教授

「権利の明確化――アーバニズムへの挑戦」

 

討論: 矢作弘 大阪市立大学大学院創造都市研究科教授

 

司会: 加茂利男 大阪市立大学都市研究プラザ所長 

※要申し込み。ハガキ、FAX、電子メールで下記の問い合わせ先までお申込みください。

 

1222日(金) 専門家会議

時間:10001730

会場:高原記念館学友ホール

定員:40名(同時通訳対応)

 

G

■ セッション I テーマ:世界都市とそのゆくえ

時間: 10001200 

報告: エドモンド・プレトゥセイユ フランス国立科学研究センター主席研究員(教授)

「ヨーロッパの視点から再考する世界都市」

 

加茂利男 大阪市立大学都市研究プラザ所長

「世界都市の将来:経済・軍事グローバリズムを超えて」

 

討論: アラン・J・スコット カリフォルニア大学LA校地理学科教授

 

司会: 佐々木雅幸 大阪市立大学都市研究プラザ副所長

 

H

■ セッションII テーマ:20世紀都市と文化創造力

時間: 13001500 

報告: 橋爪 紳也 大阪市立大学都市研究プラザ兼大学院文学研究科教授

「文化的景観と大阪:歴史的建造物と都市景観の創造的活用をめぐって」

 

フィリップ・エシントン 南カリフォルニア大学歴史学科教授

「グローバル大都市圏における文化創造力:ロサンゼルスの商業文化と批評文化を生み出す力」

 

討論: ジェフリー・ヘインズ オレゴン大学歴史学科助教授

 

司会: 水内 俊雄 大阪市立大学都市研究プラザ兼大学院文学研究科教授

 

 

 I J

■ セッションIII テーマ:都市における人間居住様式の変容

時間: 15301730

報告: ジャン・クロード・ドリアン  パリ第12大学都市計画研究所教授

「フランスの住宅市場と住宅政策 −地方分権化の課題−」

    

佐藤 由美  大阪市立大学都市研究プラザ特任講師

「人口減少・少子高齢化と住宅政策 −持続可能な都市づくりに向けて」

 

討論: 多治見 左近  大阪市立大学大学院生活科学研究科教授

 

司会: 檜谷 美恵子  大阪市立大学大学院生活科学研究科助教授