地域連携発表会で院生が受賞しました

3月9日(火)にオンラインで第8回地域連携発表会が行われ、本教室の院生・松井恵麻さんの報告が「地域連携センター副所長賞」と「特別賞」をダブル受賞しました。

報告:松井恵麻(文・博1)、橋本美沙紀(商3)
タイトル:「船の町」の記憶を継承する絵本制作プロジェクト

この絵本制作プロジェクトは、大阪市住之江区北加賀屋地域の造船業をめぐる記憶をテーマにしています。
北加賀屋地域は通称「造船の町」と呼ばれ、造船業をはじめとする重工長大な産業で栄えてきました。
しかし、船舶の需要の変化に伴って、同地域の造船業は衰退してしまいました。
北加賀屋地域を支えてきた造船業の記憶を若い世代に継承することを目的として、かつて造船業に従事されていた方のライフヒストリーをもとに絵本を書き起こし、地域の小学生に読んでもらうことを目指しています。

絵本のタイトルは「造船の町のわたしからあなたへ」。
文章は松井さんが担当し、イラストは商学部2年生の橋本美沙紀さんの担当です。
3月中頃を目途に製本化が予定されています。