酒井　美貴

ユルスナール初期作品における「不可能な愛」――錬金の過程――

冨家　敬子

バルザックにおけるメスメリスムの影響――『金色の眼の娘』を中心に

有元久美子

バルザック『谷間の百合』に見られる情熱恋愛の結末

井田　優子

記憶と忘却のせめぎあいの中で――マルグリット・デュラス『ヒロシマ、私の恋人』『かくも長き不在』について

大川　知子

『星の王子さま』〜サン=テグジュペリ・生と死の狭間で〜

楠本　智子

新聞小説としてのArsène Lupin

橋村　　直

Le Roman de Renart 第XII枝篇――ティベール登用の意義について

森　真喜子

「赤と黒」における情熱の考察〜幸福の探求と闘争

安田みさよ

ジョルジュ・サンドと田園小説について

藤本　智成

アンドレ・ジイドの自由と美へのまなざし

村上　　妙

異文化間コミュニケーションについて――日本人とフランス人のプライバシー観の違い