中川 眞 NAKAGAWA Shin 教授 芸術学博士 1951年生 大阪大学・院・文・修・芸術学

プロフィール

 京都大学文学部哲学科(美学美術史学専攻)卒業
 大阪大学大学院文学研究科修士課程(芸術学専攻)修了

 大阪大学文学部助手
 京都市立芸術大学音楽学部講師 、助教授を経て
 大阪市立大学大学院文学研究科教授
インドネシア国立芸術大学客員教授
チュラロンコン大学客員教授

研究課題

 サウンドスケープ,東南アジアの音楽,サウンドアート 

国際会議・社会活動

 日本音楽学会
美学会

 東洋音楽学会
 民族芸術学会
 日本サウンドスケープ協会
 日本音楽認知知覚学会
 日本ポピュラー音楽学会

 第8回京都府文化賞「奨励賞」
 第7回京都音楽賞「研究・評論部門」
 第14回サントリー学芸賞「芸術・文学部門」
 第4回小泉文夫音楽賞

著書

『平安京 音の宇宙』


単著 1992年6月 
平凡社 全390頁
(増補)2004年7月

■都市京都の環境音についての文化史的考察。建都以来ほぼ1200年にわたる音の変遷をコスモス・カオス・ポリティクスの3部構成により解明。国文学、歴史学、人類学など、多様な資(史)料に基づくとともに、風雨、人声、音楽、祭礼音など、さまざまの音を考察の対象として、一つの代表的都市における音の実態と変遷を論じた。サントリー学芸賞、京都音楽賞、小泉文夫音楽賞を受賞。
増補ではベルリンの音の章を加えた。

   
映像  

サウンドスケープへの誘い(1) 
十津川村編

 

 

サウンドスケープへの誘い(2) 
都市・大阪編

 

 

主な著訳書
『音は風にのって』



単著 1997年6月 平凡社 全204頁
『小さな音風景へ』



共著 1997年6月 時事通信社 全250頁
pp.11-8.pp.175-204.他  
「聴く」ことをテーマに、世界各地の音の様相を詳述(全24章)。に分けてしている。日本、アジア(インドネシア)、ヨーロッパ(ドイツ、ルーマニア)を考察の対象とし、音そのものよりも、それを聴く方法の多様さに注目、人間・都市研究のキイワードとして「ホモ・オーディエンス(聴く人)」という新しい概念を提示した。  サウンドスケープ研究が主に都市研究として発展してきたことに鑑み、これまで手薄であった村落のサウンドスケープ研究の進展を企図した。第1章「バリ島」と最終章「村落研究の方法論」を担当。他に「日本(京都府・奈良県・山口県)」「イングランド」「ルーマニア」「中国」に関して寄稿、サウンドスケープ紀行の様相を呈している。
“ Kyoto - Klänge des Kosmos” 



単著 2000年4月 Merve Verlag, Berlin 全154頁 
(ドイツ語)
“ Musik dan Kosmos: Sebuah Pengantar Etnomusikologi ”



単著 2000年4月 Yayasan Obor Indonesia, Jakarta  
全171頁  (インドネシア語) 
『平安京 音の宇宙』より7つの章を抜粋、コスモスの響き・カオスの響き・都の響きのトポグラフィーという3部に編集し、新知見を加えてリライトしたもの。都市環境の歴史を感覚的な側面から詳細に論じた日本文化論として評価されている。 文化相対主義・文化接触・身体性・パフォー マンス・ジェンダー・コスモロジーなど、最新の学術的トピックを中心にした民族音楽学概論(全15章、インドネシア語)。民族音楽学の成立から説き始め、その変遷と体系を明らかにしたもの。事例の分析にとどまらず、すべての章は理論の提示となっている。多くの大学のテクストとして使用されている。
『音のかなたへ』



単著 2001年7月 日本放送出版協会 全142頁
『sawa sawa』



共著 2003年5月 求龍堂 全263頁
■光源氏が聴いた音、京都とバリ島の鉦の音による繋がり、静寂都市ベルリンのアーティストたち・・・。時代・地域を越えた「音風景」の旅を通して、聴くことの楽しさ、音と人とのより良い関係を考える。 ■バリでは空の音がきこえました。
『サワサワ』は棚田が風にさわぐ音。
森や村やカミの音に耳をすましたフィールドワークのあと、
いつもの東京は「音風景」にかわっていました。
小さな音がきこえる耳にかわっていたのです。
フォトグラファーのバリ風景と音楽学者の冒険小説。
旅をすみかとする二人が「音」をテーマにコラボレーション。

写真:高橋ヨーコ 小説:中川 真

 

演奏会など

1990年1月 京都市  Music People・フリーマン写真展ほか(制作)
1990年5月 京都市シュテッケル・サウンドインスタレーション(企画)  
1990年6月 京都市 第2回京都国際現代音楽フォーラム(制作)
1990年6月 神戸市 エキサイティング・ガムラン+和太鼓(演奏)
1990年6月 神戸市水都祭(演奏)
1990年7月 大阪市SIMS国際音楽学会シンポジウム(演奏)  
1990年8月 大阪市 四天王寺ワッソ前夜祭(演奏)
1990年10〜12月 京都市・神戸市 UK90West(制作)
1990年10月 琵琶湖沖島 BAOアート・フェスティバル(演奏)
1990年11月 神戸市 グリーンコンサート(演奏)
1991年5月 京都市 第3回京都国際現代音楽フォーラム(制作)
1992年11月 京都市 第4回京都国際現代音楽フォーラム(制作)  
1993年5月 島根県安来市 ガムランの宇宙(演奏)  
1993年7月 石川県松任市 一刻一響祭(演奏)
1993年11月 京都市 第5回京都国際現代音楽フォーラム(制作)
1994年7月 名古屋市 ハイブリッド・ガムラン(演奏)
1994年10月 京都市第6回京都国際現代音楽フォーラム(制作)  
1994年10月 福山市現代ガムラン(演奏)
1994年10月 山口市 現代ガムラン(演奏)  
1994年10月 高松市現代ガムラン(演奏) 
1994年12月 倉敷市 現代ガムラン(演奏)
1996年7月 京都市立芸術大学 ダルマブダヤ公演
1996年7月 貝塚市願泉寺 ダルマブダヤ公演  
1996年8月 ジーベックホール ダルマブダヤ公演  
1996年8月 ジャカルタ ダルマブダヤ公演
1996年8月 バンドゥン ダルマブダヤ公演  
1996年8月 ジョクジャカルタ ダルマブダヤ公演  
1996年8月 ジョクジャカルタ ダルマブダヤ公演
1996年9月 ベルリン 京都国際現代音楽フォーラム・ヨーロッパ公演(制作)  
1996年9月 ケルン京都国際現代音楽フォーラム・ヨーロッパ公演(制作)  
1997年7月 ジャガジャカルタISIホール ガムラン公演「アワン(雲)」(企画・演奏)   
1997年11月 京都市 ガムラン公演「音楽の交差点−アジアから」
1998年5月 豊能郡 スペース天オープニング公演「天の音」(制作・演奏)  
1998年12月 京都市 京都市国際交流協会 「国際交流 みやこ夢広場 」(制作分担・演奏)  
1999年2月 大阪市 オペラ「竹取幻想」(演奏)  
1999年4月 ジャワ・プナンバナン マンテン儀礼(演奏)  
1999年5月 豊能郡  スペース天「天の音」(制作・演奏)
1999年5月 大阪市 「ピアノ+異空間」(演奏)  
1999年8月 河内長野市 河内長野民族音楽祭(演奏)  
1999年9月 吹田市国立民族学博物館「越境する民族文化」(演奏)  
1999年10月 豊能郡 スペース天「秋天の音」(制作・演奏)
1999年12月 綾部市「天の音・地の響き」(演奏)  
2000年2月 神戸市 アジアの民族音楽(トーク・演奏)
2000年4月 ジャワ・プナンバナン クレタ・クダ儀礼(演奏)
2000年4〜5月 豊能郡 第1回現代アートの森(制作)  
2000年5月 吹田市 みんぱくミュージアム劇場(トーク・演奏) 


"What’s Happening on the Street?",
Shin Nakagawa & Bussakorn Sumrongthong (eds),
UCRC Bangkok Office, Bangkok. 109p
ISBN: 974-13-2802-8

 

Shin Nakagawa, R.M.Soedarsono & I Made Bandem (eds), "
Urban Culture Research Vol.1",
UCRC Yogyakarta Subcenter, Yogyakarta, 128p
ISBN: 0-0452890-0-1

 



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■ nakagawa@lit.osaka-cu.ac.jp