日本音楽学会(The Musicological Society of Japan)
西日本支部のウェブサイト 2017-18年度
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■日本音楽学会西日本支部 第40回(通算391回)例会

(東洋音楽学会西日本支部第279回定例研究会との合同)
日  時 : 2018年5月26日(土)14:00〜17:00
会  場 : 神戸大学人間発達環境学研究科 鶴甲第2キャンパス C101教室
アクセス : バス:阪神「御影」駅、JR「六甲道」駅、阪急「六甲」駅より神戸市バス36系統鶴甲団地行、鶴甲2丁目止まり行き乗車
       徒歩: 阪急「六甲」駅より20分
       タクシー:阪神「御影」駅より約15~20分、JR「六甲道」駅より約10~15分、 阪急「六甲」駅より約10分「神大人間発達環境学研究科前」下車

地  図 : http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/turukabuto-dai2.html
例会担当 : 大田美佐子(日本音楽学会)、上野正章(東洋音楽学会)
内  容 : 小泉文夫音楽賞受賞記念講演

    《小泉文夫音楽賞受賞記念講演》

    1.薦田治子(武蔵野音楽大学教授)
     平家(平曲)の音楽学的解明と次世代への伝承プロジェクト —研究から実践へ—

     平家(平曲)とは「平家物語」を琵琶の伴奏で語る音楽種目で、鎌倉時代に誕生し、700年の歳月を越えて、今日まで盲人音楽家によって口頭で伝えられてきている。しかし、1980年代後半から2000年にかけて、3人の演奏家が相次いで亡くなると、その次の世代に属する平家の担い手はひとりだけになってしまい、次世代への伝承が深刻に危ぶまれる事態になった。
     そこで、2015年に、かつて伝承者から直接指導を受けたことのある晴眼の地歌演奏家と協力し、あらたに2名の箏曲家の参加を募って伝承プロジェクトを立ち上げた。録音や録画といった第2次口頭性をも利用して演奏研究を行い、3年間の活動を経て、現存曲8曲の演奏が何とか可能な状態になった。
     今、地球上から消えつつある音楽文化は少なくない。それらの記録は数多く作られているが、記録を作っただけでは、その音楽文化を次世代に伝えることは難しい。記録を活用して生きた伝承を次世代につなぐ方法を見出すことが重要であろう。本プロジェクトはその試みの一つである。

    2.フィリップ・V. ボールマン(シカゴ大学音楽科およびカレッジ、ルートウィヒ・ローゼンバーガー ユダヤ史殊勲教授。ハノーファー音楽演劇大学客員教授)
     "Lifted Up from Earth at the Very Moment of Death": Music beyond Itself
    (死の瞬間に大地から立ち上がるもの: 存在を超えた音楽)

     ドイツの哲学者、文学者、詩人、神学者であるヨハン・ゴットフリード・ヘルダー(1744-1803)が1773年に出版した先駆的な「民謡集」(初版)は、音楽の「存在」とそのものについて、理解を深めるための新しい方法を明らかにしている。彼によれば、音楽は日常と荘厳を同時に経験する革新的な方法を提案するものであり、ヘルダーが見出した「民謡」の持つ啓蒙的な特質を考えることは、現代の歌の研究においても豊富な示唆を与える。
     本講演ではヘルダーが生涯をかけて発展させた民謡論、音楽論を足がかりに、世界音楽的な視点で民謡の文化、その伝播のあり方を例示し、ヘルダーが「民謡」に見出した存在論的な歌の力について考察する。


■日本音楽学会西日本支部 第39回(通算390回)例会

日  時 : 2018年1月20日(土)13:30〜17:00
会  場 : 同志社女子大学今出川キャンパス 純生館301教室(正門から入られ、右手にお進みください。突き当り奥左側の建物です)
アクセス : 京都市営地下鉄今出川駅下車、徒歩5分。または京阪本線出町柳駅下車、徒歩10分
地  図 : http://www.dwc.doshisha.ac.jp/access/imadegawa/index.html
例会担当 : 仲 万美子(同志社女子大学)
内  容 : 研究発表・シンポジウム

    研究発表
    1.梅林郁子(鹿児島大学)

     S.ゼヒターを巡る音楽的系譜とA.ブルックナーの指導法― F.エックシュタイン著「音楽理論体系」序文の考察 ―

     アントン・ブルックナーの弟子兼個人秘書であったフリードリヒ・エックシュタインは、ブルックナーから学んだ音楽理論について、『アントン・ブルックナー。音楽理論体系』と題する原稿を残した。ブルックナーは、ジーモン・ゼヒターに音楽理論や作曲法を師事し、強い影響を受けたことから、エックシュタインは「音楽理論体系」序文において、ゼヒターを巡る音楽的系譜について詳述している。そこで本発表ではこの著述を基に、⑴ゼヒターが受けた音楽的影響と、弟子に残した影響、⑵ゼヒターの高弟としてのブルックナーの指導法、の二点を検討する。
     エックシュタインが序文で、この二点に焦点をあてた理由は、ブルックナーの音楽理論の歴史的背景を明らかにするためであった。「音楽理論体系」本文の導入として、エックシュタインはブルックナーが学び、作曲に生かし、弟子に教えた音楽理論の、ひいては自分が学んだ理論の、歴史的な流れにおける位置付けを明確にしようと努めたのである。

    シンポジウム
    2.演歌研究の新展開:歴史・実践・越境

    報告者:
    斎藤完(山口大学・非会員)
    ベニー・トン(オーストラリア国立大学・非会員)
    輪島裕介(大阪大学)

    討論者:
    増田聡(大阪市立大学)

     本シンポジウムでは、「演歌」と称されている(きた)音楽に関わる研究の現状と展望について検討する。企画者の輪島は、2010年末に『創られた「日本の心」神話』を上梓した。レコード歌謡ジャンルとしての「演歌」の形成は1970年前後である、という同書の主張は、刊行時点ではそれなりにセンセーショナルなものであったと考えられるが、現在では、ある程度一般に受け入れられ、以前なら「演歌」の語が用いられていたであろう文脈で「昭和歌謡」などの言い方にとってかわられることもあるようだ。一方で、「演歌」という言葉をめぐる言説史的なアプローチを採った拙著の枠組を超える研究も現れている。そうした動向を代表するものとして、斎藤完氏(山口大学)、ベニー・トン氏(オーストラリア国立大学)を報告者として迎える。斎藤氏は「演歌の女王」と称される以前の美空ひばりの「映画スター」としての側面に注目し、日本の在来の芸能文化との連続性についても刺激的な議論を展開した『映画で知る美空ひばりとその時代』の著者であり、トン氏は、大阪のカラオケ喫茶/教室でのインテンシヴなフィールドワークに基づく博士論文の提出直前である。輪島の問題提起とあわせて、「ポスト演歌」ともいうべき状況における大衆歌謡研究の可能性について検討したい。 
     周知のように斎藤氏はトルコ・イスタンブールの民謡酒場で「飲めや歌えや」を繰り広げた経験をもち、トン氏はシンガポール出身、オーストラリア在住である。また輪島も2017年に半年余り台湾に滞在し、同地における「日式」の歌謡(とりわけ台湾語のそれ)に関して新たな知見を得た。こうしたインターアジア/環太平洋的な観点をより強調すべく、アジア都市文化学を専門とする増田聡氏(大阪市立大学)をディスカッサントとして迎え、一国史的な枠組みを超えた演歌(/流行歌/歌謡曲)研究の可能性について検討する。



■日本音楽学会西日本支部 第38回(通算389回)例会

日  時 : 2017年7月8日(土)14:00〜17:00
会  場 : 九州大学大橋キャンパス3号館322教室
アクセス : 西鉄大橋駅下車
地  図 : http://www.kyushu-u.ac.jp/ja/campus/ohashi/
例会担当 : 矢向正人(九州大学)
内  容 : 研究発表

    研究発表
    1.柴田陽介・西田紘子(九州大学)

     日本のポピュラー音楽の和声分析 ―1980年代終盤以降のヒットソングに注目して―

     本研究は、日本のポピュラー音楽における和声に共通する特徴やその年代推移を明らかにすることを目的とする。1988~2007年のオリコンCDシングルランキング第1~20位の楽曲の内、コード譜を手に入れることのできたもののサビを対象とした。先行研究(de Clercq & Temperley 2011)及び独自の指標に基づき、これらの楽曲のトニックの直前、直後、前2つ、あと2つの和音を調査した。分析の結果、長調と短調の境界が年代と共に曖昧となる一方、基礎的な和音進行が常に基盤として存在することが判明した。

    2.谷川穂高(九州大学)
     音融合モデルにもとづく協和性原理の研究

     ヘルムホルツがラフネスにもとづく協和性理論を提唱した同時期に、シュトゥンプは音融合にもとづく協和性理論を提唱していた。しかし、ラフネスによる協和度認識の数理モデル化が進んだのに対し、音融合による認識は数理モデル化がなされず、その後の展開が停滞していた。本研究は、2008 年のエーベリングによる音融合モデルをもとに、音程の協和度を計算する新たな算術モデルを提案した。また、得られた値がトーン・クラスターにおける音融合の認識とどのような関係にあるのかなどの検討を行った。


    3.原あいら(鹿児島国際大学)
     ローベルト・シューマン《ミルテの花》(op.25)における連作性

     本研究は、ローベルト・シューマンが1840年に作曲した歌曲集《ミルテの花》(作品25)全26曲における連作性を明らかにすることを目的とする。本作品を連作歌曲として見る向きは少ないが、作曲に至るシューマンの経緯(歴史的側面)とこの歌曲集のテクスト内容及びその配列(詩的側面)の関係において、興味深い連作性が見られた。本発表では具体的に例を挙げながら、この作品の連作性について考察する。


    4. 岡崎峻(九州大学)
     音響芸術からみた水中の音世界 ―ハイドロフォンを用いた録音作品における音環境の認識をめぐって―

     環境音の集中的聴取やその録音、あるいは不可聴の環境情報の可聴化を通じて新たな世界認識を得ようとするアプローチは、現代の音響芸術において盛んな実践形態の一つである。本発表では、その中でもハイドロフォンと呼ばれる機器を用いて水中生物音響の聴取・録音を試みる音楽家/アーティストの実践に着目し、それらがいかなる環境への理解と結びつくかについて、発表者自身の野外調査や関連する生物学の知見に触れながら解釈を試みる。



■日本音楽学会西日本支部 第37回(通算388回)例会

(東洋音楽学会西日本支部第272回定例研究会との合同)
日  時 : 2017年6月10日(土)13:30〜
会  場 : 同志社大学今出川キャンパス至誠館S4教室(案内ハガキに誤記がありました。こちらが正しい会場です)
アクセス : 京都市営地下鉄烏丸線「今出川」駅下車 徒歩1分、京阪電鉄「出町柳」駅下車 東へ徒歩15分
地  図 : https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/imadegawa.html
例会担当 : 大愛崇晴(同支社大学)
内  容 : 博士論文発表・講演

    博士論文発表
    1.井上春緒(京都大学)

     ヒンドゥスターニー音楽の成立 —ペルシャ語音楽書からみる北インド音楽文化の受容—

     ヒンドゥスターニー音楽は、13世紀頃から北インドを征服したムスリム王朝の宮廷音楽として発展した。そのため、南インドのカルナータカ音楽と比較し、外来のペルシャ文化の影響を強く受けているとされてきた。しかし、先行研究においては在来のインド音楽が、外来のペルシャ音楽とどのように混淆し、変容していったのかについては具体的に論じられてこなかった。博士論文においては、自明のものとされてきた音楽文化の交流の歴史をたどり、ペルシャ語音楽書に書かれたリズム理論を一つの事例として、北インド音楽文化の変容過程を明らかにした。
     本発表では、14-18世紀にペルシャとインドで書かれた6冊のペルシャ語音楽書をとりあげ、そこに書かれている、リズム理論に関する記述を概観する。その上で、6冊の音楽書を並列して表示し、それぞれの影響関係及び、それらの音楽書におけるリズム理論の特徴を提示する。  発表の最後では、拍節を組み替えるペルシャのリズム理論に見られる特徴を備えた即興演奏をデモンストレーションし、インド在来のリズム奏法と比較する。それによってヒンドゥスターニー音楽におけるペルシャの影響を演奏を通して明らかにする。

    小泉文夫音楽賞受賞記念講演
    2.パトリシア=シーアン・キャンベル(ワシントン大学)
     Keeping Music at the Core of a Culturally Conscious Pedagogy

     


    3.時田アリソン(京都市立芸術大学)
     東アジアとオーストラリアの音楽と近代:芸術歌曲を事例にして

     




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