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こども・熱帯音楽祭#4

日時・テーマ|
日程
2015年7月〜9月[全8回]
連携先
 NPO法人 cobon タチョナプロジェクト
講師
小島剛(NPO cobon タチョナプロジェクトプログラム・ディレクター)
アーティスト
 梅田哲也(美術家/音楽家)、PIKA☆(音楽家)

プロジェクト実践B|『こども熱帯音楽祭#04』開催!
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7月よりワークショップをかさねてきた「こども熱帯音楽祭」の発表会が8月29日にいよいよ開催されます。今年度は、大阪をベースに活動する梅田哲也・PIKA☆が小学校に出向いて、夏休み期間中にワークショップを実施、子どもたちの「遊び」や「動き」「偶然の思いつき」から様々なアイでアを受け取り、未知なる音の世界をともに創造していきます。アーティストたちが子どもたちの個性を引き出し、共につくり上げていく飽くなき実験の成果です。 どなたでもご覧いただけますので、みなさまお誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください!
>>フライヤーのダウンロードはこちら

開催概要
日時|2015年8月29日(土) 15:00〜16:30(14:30開場)
料金|無料
出演|大阪市立大空小学校の有志+梅田哲也
   大阪市立堀江小学校の有志+PIKA☆
会場|大阪市立大学田中記念館
   (〒558-8585大阪市住吉区杉本3-3-138)
アクセス|JR阪和線杉本町(大阪市立大学前)駅から徒歩5分
     地下鉄御堂筋線あびこ駅4番出口から徒歩20分
     ※MAP https://goo.gl/maps/FF8Y9

こども熱帯音楽祭とは
「こども熱帯音楽祭」は、2006年に起きたジャワ島中部大地震災で被害を受けたインドネシアの伝統音楽「ガムラン」の復興支援を目的に立ち上がった「ガムランエイド」の活動(日本在住のアジアの音楽・舞踊・文化関係者による)がきっかけとなっています。震災直後からの支援活動が継続して行われていたなかで、2008年に現地パートナーのジョハン・サリム氏(インドネシア芸術大学教授)の提案により「こども創造音楽祭」がジョグジャカルタでスタートしました。「支援」する/されるという関係ではなく「恊働」へと次のステップを踏み出したのです。ジョグジャカルタでの中でも、特に被災の大きかったエリアの小学校を対象に、音楽を学ぶ学生たちがワークショップを実施し、年に一度の音楽祭を開催しています。このワークショップでは、インドネシアの伝統芸能や音楽を見直すと同時に、楽器がない環境でも身の回りの素材で音楽を創作することを通じて、子どもたちが豊かな未来を切り開いてゆくための創造力を育むことを目的としています。小学校の校舎や楽器がつぶれてしまったなかで、身の回aりの素材を使って新しい音楽を生み出し、子どもたちの臨機応変で即興的な精神を育んでいったのです。
日本では「子ども創造音楽祭」の共催者として関わっていた大阪市立大学都市研究プラザが主体となり、2012年に「こども熱帯音楽祭」が始動しました。2011年の東日本大震災を経験し、さらなる大災害が起こる可能性をもつ日本/大阪でも、突発的な災害や困難な課題に直面したときに、事態を創造的に解決できる当事者能力を育むことが重要です。そういう観点から「こども創造音楽祭」の趣旨を受け継いで、2012年には3名の音楽家と1名の舞踊家がそれぞれ大阪市内の小学校などでワークショップを行い、合同で発表するコンサートを開催しました。2013年以降は、NPO cobonタチョナプロジェクトと連携し、神戸や大阪にて毎年実施しています。

問い合せ
NPOcobonタチョナプロジェクト(担当:コジマ)
〒550-0006大阪市西区江之子島2-1-34江之子島文化芸術創造センター内2F
Tel:070-5650-5744
http://touchonart.net/

主催|大阪市立大学
共催|NPO法人cobonタチョナプロジェクト
助成|平成27年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」
協力|大阪市立大空小学校、大阪市立堀江小学校

プロフィール|
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小島剛(こじまつよし)
会社員を経て、即興音楽やコンピュータ音楽の音楽家として国内外で活動の傍ら、2000年ごろからアートディレクターとして大阪を中心にアートイベントやライブを企画。その後「NPO子ども盆栽」で小学生向けキャリア教育プログラムの コーディネートに関わるようになり、2011年に大阪市の小学校現代芸術体験プロ グラム「青少年芸術体験事業」のプログラムディレクターとして、”タチョナ〜 touch On Art〜プロジェクト“を立ち上げる。現在も自身が音楽家として活動しながら、京阪神の小中学校授業として子どもたちのアートプログラムのコーディネートを行う他、アート・センターなどでアーティストによる子ども向けの実験 的なプログラムなどを企画している。

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梅田哲也(うめだてつや)
日用品や廃材といった身近なものや自然現象など、とりまく状況全般を素材とした体験型のインスタレーションやパフォーマンス作品を発表。国内外の美術館における展覧会のほか、都市空間や自然のなかでのサイトスペシフィックな作品も多く手掛ける。またBlurrr(テルアビブ)、Theater Spektakel(チューリヒ)などのパフォーミングアーツのフェスティバルにも多数出演。2014年には、フィリピン山岳地帯の子どもたちとのワークショップからパフォーマンスを創作するなど、現地の住人を巻き込んだコラボレーション作品も多い。近年の個展は「ホテルニュー恐山」Ota Fine Arts(シンガポール・2013年)、「O才」Breaker Project(大阪・2014年)、「SCIENCE DE LA SUPERSTITION」Instants Chavires(モントルイユ・2015年)。http://www.siranami.com/

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PIKA☆(ぴか☆)
2002年「あふりらんぽ」結成。ドラムヴォーカル担当。女性2 人による奇抜かつ独特なロックスタイルで、瞬く間に世界に 旋風を巻き起こす。2010年バンド解散後本格的にソロ活動開始。ユニットやセッション等での共演者は国内外多岐にわたる。2011年に東日本大震災をキッカケに大阪からエネルギーを考える祭をつくる「TAIYO33OSAKA」プロジェクトを立ち上げ、1000人で太鼓を叩く「太陽大感謝祭」や各地でドラムワークショップを開催。また、全国の小学校などでもゲストティーチャーとして招かれ、ドラムの生演奏、図工を通した音作り、アフリカ紀行講演など子どもたちとの音作りにも力を入れている。実験的かつプリミティブな音を追求する。
http://pineco.pw

NPO法人 cobon タチョナプロジェクト
“タチョナ〜touch on art〜”は2011年にNPO cobonによる大阪市の小学校現代芸術体験授業の企画・コーディネートプロジェクトとしてスタート。以降、様々な ジャンルのアーティストが関わり、これまでに京阪神の31校、2000名以上の子どもたちにプログラムを提供している。子どもたちがアートを体験することで、豊かな感性や表現力・創造力・コミュニケーション能力の育成を図るとともに、表 現の多様性から自他の理解を深めることで、自己肯定感を向上させ、将来的な社 会的自立を促すことを目標としている。  また2013年以降、大阪府立江之子島文化芸術創造センターでの実験的な子ども 向けアートプログラムをスタートしたほか、地域のアーティストやデザイナ−と 共に、地域文化の発信やまちづくりに子どものアイデアを活かすワークショップ などを行なっている。 http://touchonart.net/