小島剛(こじまつよし)
会社員を経て、即興音楽やコンピュータ音楽の音楽家として国内外で活動の傍ら、2000年ごろからアートディレクターとして大阪を中心にアートイベントやライブを企画。その後「NPO子ども盆栽」で小学生向けキャリア教育プログラムの コーディネートに関わるようになり、2011年に大阪市の小学校現代芸術体験プロ グラム「青少年芸術体験事業」のプログラムディレクターとして、”タチョナ〜 touch On Art〜プロジェクト“を立ち上げる。現在も自身が音楽家として活動しながら、京阪神の小中学校授業として子どもたちのアートプログラムのコーディネートを行う他、アート・センターなどでアーティストによる子ども向けの実験 的なプログラムなどを企画している。
梅田哲也(うめだてつや)
日用品や廃材といった身近なものや自然現象など、とりまく状況全般を素材とした体験型のインスタレーションやパフォーマンス作品を発表。国内外の美術館における展覧会のほか、都市空間や自然のなかでのサイトスペシフィックな作品も多く手掛ける。またBlurrr(テルアビブ)、Theater Spektakel(チューリヒ)などのパフォーミングアーツのフェスティバルにも多数出演。2014年には、フィリピン山岳地帯の子どもたちとのワークショップからパフォーマンスを創作するなど、現地の住人を巻き込んだコラボレーション作品も多い。近年の個展は「ホテルニュー恐山」Ota Fine Arts(シンガポール・2013年)、「O才」Breaker Project(大阪・2014年)、「SCIENCE DE LA SUPERSTITION」Instants Chavires(モントルイユ・2015年)。http://www.siranami.com/
PIKA☆(ぴか☆)
2002年「あふりらんぽ」結成。ドラムヴォーカル担当。女性2 人による奇抜かつ独特なロックスタイルで、瞬く間に世界に 旋風を巻き起こす。2010年バンド解散後本格的にソロ活動開始。ユニットやセッション等での共演者は国内外多岐にわたる。2011年に東日本大震災をキッカケに大阪からエネルギーを考える祭をつくる「TAIYO33OSAKA」プロジェクトを立ち上げ、1000人で太鼓を叩く「太陽大感謝祭」や各地でドラムワークショップを開催。また、全国の小学校などでもゲストティーチャーとして招かれ、ドラムの生演奏、図工を通した音作り、アフリカ紀行講演など子どもたちとの音作りにも力を入れている。実験的かつプリミティブな音を追求する。
http://pineco.pw
NPO法人 cobon タチョナプロジェクト
“タチョナ〜touch on art〜”は2011年にNPO cobonによる大阪市の小学校現代芸術体験授業の企画・コーディネートプロジェクトとしてスタート。以降、様々な ジャンルのアーティストが関わり、これまでに京阪神の31校、2000名以上の子どもたちにプログラムを提供している。子どもたちがアートを体験することで、豊かな感性や表現力・創造力・コミュニケーション能力の育成を図るとともに、表 現の多様性から自他の理解を深めることで、自己肯定感を向上させ、将来的な社 会的自立を促すことを目標としている。
また2013年以降、大阪府立江之子島文化芸術創造センターでの実験的な子ども 向けアートプログラムをスタートしたほか、地域のアーティストやデザイナ−と 共に、地域文化の発信やまちづくりに子どものアイデアを活かすワークショップ などを行なっている。
http://touchonart.net/