東南アジアには状況に応じた多様なアートマネジメントの手法が存在する。マレーシアをベースに、日本、タイなどと比較しながら、文化のエコロジーや政策のあり方などについてマクロな視点から考える。
ジャネット・ピライ(Janet Pillai)
文化のエコシステムの発展と文化持続可能性の実現を目標としてペナン(マレーシア)を中心に活動するアクティビストであり研究者でもある。創造的な教育手法やコミュニティに関与するアートの研究テーマとし、コミュニティ、自治体、アーティスト、実務家などをつなぐ仕事をしている。2007年に若者をターゲットとしたNPO‘Arts-ED’を設立した。