学部・大学院

中国語中国文学専修

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http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/chn/

中国文学・言語・思想・文化を体系的に研究し、幅広い中国学の素養を身につけた専門研究者や高度専門職業人の養成をめざしています。
特に、詩・小説・演劇を中心とする近現代文学、近世中国語を中心とする語法研究、中国字書史・音韻史研究、映画を中心とする現代中国文化研究の方面については、専任の教員が高度な専門的指導を行っています。また、学外から第一線の研究者を講師に招き、さまざまな関連領域をカバーしております。

出版物

大阪市立大学中国学会の学会誌『中国学志』を毎年一号刊行(査読あり)。本誌は、平成14年度に蘆北賞を受賞しました。

学会活動

学部・大学院学生、卒業生、教員、旧教員などから構成される大阪市立大学中国学会を、年2回、7月と12月に開催しています。  

スタッフ

松浦恆雄 教授
(中国文学)
二〇世紀中国文学が専門。主に、詩・小説・演劇などを研究対象としている。最近は、台湾など広く中華圏の文学にも興味を感じている。また、民国時期の演劇史を様々な角度から研究し、新たな演劇史の構築を進めているところである。
岩本真理 教授
(中国語学)

(1)中国語の語彙・語法がどのような変化をとげてきたのか、通時的な変遷を追う。その際、北方語対南方語の対立を一つの軸としてとらえ、現今の方言に残存する語彙・語法を糸口としつつ、ある時点での方言要素を反映した資料類を傍証として考察を進める。

(2)江戸時代に学ばれていた中国語は、長崎唐通事の家系における口伝という方式から、通事経験者主催の講習会方式へと転換し、京・大坂・江戸などにも学習拠点が形成され、学習者層も拡大した。これにともない、大量の学習書や辞書が書写され、出版されるなかで、独自の編纂方式を持つ辞書類が出現した。これらは蘭語学との接点を示唆する特徴を有し、従来の「唐語」観では扱いきれない側面を併せ持つ。唐話学と蘭語学を隣接した領域として捉え直す作業を継続中である。

張新民 教授
(中国文化学)
現代中国文化論及び映画研究が専門。最近は、初期中国映画について、その社会的地位の構築という角度から研究を進めている。また、日中戦争中の上海や華北など所謂「淪陥区」の映画も研究している。
大岩本幸次 准教授
(中国語学)
中国古代の字書を主たる対象に研究を行っている。もともと古代の言語音を復元するところに関心があって、考察の手掛かりに字書を用いたのがきっかけである。今後も音韻史研究の手掛かりになる資料や、文字そのものを著述の対象に編まれたいわゆる小学方面の資料、また百科事典的性格を有する類書などについて研究を進めていきたいと考えている。