学部・大学院

中国語中国文学専修

中国文学・言語・文化を体系的に研究し、幅広い中国学の素養を身につけた専門研究者や高度専門職業人の養成をめざしています。

特に、唐代宋代の詩を中心とする古典文学、宋代以降の近世中国語を中心とする音韻史研究、映画を中心とする現代中国文化研究の方面については、専任の教員が高度な専門的指導を行っています。また、学外から第一線の研究者を講師に招き、さまざまな関連領域をカバーしております。

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スタッフ

張新民 教授
(中国文化学)
現代中国文化論及び映画研究が専門。最近は、初期中国映画について、その社会的地位の構築という角度から研究を進めている。また、日中戦争中の上海や華北など所謂「淪陥区」の映画も研究している。
大岩本幸次 教授
(中国語学)
中国古代の字書を主たる対象に研究を行っている。もともと古代の言語音を復元するところに関心があって、考察の手掛かりに字書を用いたのがきっかけである。今後も音韻史研究の手掛かりになる資料や、文字そのものを著述の対象に編まれたいわゆる小学方面の資料、また百科事典的性格を有する類書などについて研究を進めていきたいと考えている。
高橋未来 准教授
(中国文学)
唐代文学、特に晩唐時代に活躍した詩人杜牧の文学と人生を研究している。作品の解釈に加えて、杜牧がどのような時代にどう生きたか、いかなる思想を持っていたのか等について、杜牧が著した『孫子』の注釈書に見られる思想と文学作品との関連や、当時の政変に対する処世態度等を検討してきた。また、唐・宋時代の詩詞に使われる様々な俗語に着目し、その用法と変遷についても具体的な研究を進めている。

刊行物

 

『中国学志』 中国語中国文学教室では、卒業・修了生を主要な会員とする大阪市立大学中国学会を組織し、その出版活動として、査読雑誌『中国学志』(1986年創刊)を年1回刊行しています。その功績が認められて2002年に蘆北賞を受賞しました。

学会活動

学部・大学院学生、卒業生、教員、旧教員などから構成される大阪市立大学中国学会を、年2回、7月と12月に開催しています。